「もう一仕事」byケニー＆カイト

メイレレスの遠征不在などについて、ケニーがコメントをしています。また、カイトがヴァレレンガ戦について語っています。
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ケニー（公式HP）
「ぺぺ、グレン、ダニエルの復帰が見られたのは良かったよ。また2、3人ほど負傷者がいる。ラウルはまだ足の打撲で問題を抱えており、それからスティーブンとマルティンだ。今夜は、これまでの45分間よりもっと長くプレーした選手が大勢いた。フィットネスのレベルに関して我々は満足しているよ。

この試合から多くのことを確認している。フィットネスの向上、身体の切れの向上、そしてパスとムーブメントも確実に向上している。
結果が出せれば常に有益だが、それが必ずしも現状のバロメーターだとは言えない。様々な国の様々なチームが、異なる段階にあってフィットネスレベルが違う。ヴァレレンガはシーズン中盤で、彼らがフィットしているのは予想していた。プレシーズンにあともう一試合あるから、我々の選手たちがさらにシャープになると私たちは予想しているよ。

（オスロでのテロ事件について）もちろん何が起きたかは全員がわかっており、誰かを失った人々に対して深く弔慰を抱いている。我々がここ（オスロ）に来て、ここのリバプールファンたちが自分たちのサポートしているチームを見たことでわずかでも慰めを得られたなら、私たちがほんの少しでも力になれたね。
もちろん、苦しんでいる人々に対してもっと力になれるのは、ここの人々やその近隣の人々だろう。私たち自身も悲しみの時を潜り抜けてきたから、もし何か力になれるのなら、クラブは進んでそれをすると私は確信している。」

●カイト（Liverpool Echo）
「この結果にはすごくがっかりしている。試合のはじめは僕たちは本当に悪くて、2ゴールを許してしまった。相手はシャープで積極的で、前半はとても良いプレーをしていた。
2-0でリードされていた状況から、僕たちは試合をひっくり返そうとしていたと思うし、良いゴールをいくつか決めたね。後半にはもっと良いプレーができていて、3-2に逆転した。しかし最後に得点を与えてしまった。

僕たちはリーグ戦に備えてもうちょっとやらなくてはならないが、その仕事に取り組む時間はまだある。良いアジア遠征をして、僕たち全員が懸命な努力を続けている。次のステップは、それを試合の中で出すことだ。
まだプレシーズンだから、僕は心配していないよ。初戦でサンダーランドを倒せば、その時は僕たちが良いプレシーズンを送れたということだ。

僕たちは大量失点を続けているけど、肝心なのはチームとして守らなければならないということだ。それは前線から始まり、僕たちには進歩が必要だね。自分たちに能力があることはわかっていて、今はとにかく本当に懸命な練習が必要だ。
土曜には修正するための練習試合あと一つある。次のその試合でもうちょっと良くやれたら、サンダーランド戦に向けての準備は整うだろう。

（ヴァレレンガ戦のスタジアムについて）あれほど多くのリバプールサポーターがいるなんて、驚きだよ。僕は以前にもここに来たことがあるんだけど、ノルウェーはいつ来てもすばらしいね。」

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守備面でこれから一仕事が待っているのは、監督も選手もしっかり感じている様子。5試合連続3失点ですから、それで感じてなけりゃあどうかしていますね。カイトの言うとおり、ディフェンスと言っても守るのはディフェンダーだけではありませんから、前線からしっかりチェイスし、コンパクトにして相手を押し込み、スペースを与えないことが重要です。フィットネス重視の試合ではどうしてもその辺は緩くなり、月曜のカイトにも彼の本来の持ち味である献身的な守備はそれほど見られませんでした。本シーズンに突入すれば、もっとチーム全体にそういうプレーが見られるだろうと期待しています。

移籍について、ニュースが出ています。ヨバノビッチのアンデルレヒト移籍について、両クラブが合意したことが正式に発表されました。アンデルレヒトのオフィシャルサイトによると、木曜にメディカルチェックを受けて移籍が完了するそうです。クラブのジェネラルマネージャーのコメントで、「この選手は現在のスカッドの主力補強となります。その才能と共に、強く必要とされている経験ももたらしてくれるでしょう。」という歓迎の言葉が紹介されています。
サラリーの件で交渉が難航していたようですが、決まって本当に良かったです！彼のレッズ移籍は残念な結果に終わってしまいましたが、慣れたベルギーの新しいクラブで、以前のような輝きを取り戻してまた代表でも頑張って欲しいと強く願います。気持ちの強い男ですから、きっとやってくれるでしょう。

アクイラーニに関しても、今度はミラン移籍の話が出てきました。ミランのガッリアーニ副会長、アクイラーニの代理人、そしてヴィオラのミハイロビッチ監督のコメントをまとめて。
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●ガッリアーニ副会長（ESPN）
「アクイラーニに関して話し合いをすることになるかもしれません。彼は関心の対象になるかもしれませんね。彼は我々が探し求めている特性を持つミッドフィールダーですから、彼のポジションの他の選手たち同様、関心の対象になり得ます。」

●Franco Zavaglia代理人（ESPN）
「こういう交渉ごとを話す場合、そこには真実の要素が含まれているものです。ガッリアーニは現在スーペルコッパ・イタリアーナのために中国にいますが、彼がミラノに戻って来た時に話し合いをすることになると予想しています。合意の数字は10mユーロあたりになると思います。
アクイラーニはまだリバプールと3年の契約を残しており、彼が最終的に出て行く前に、我々はリバプールの上層部と話し合いをすることになるでしょう。この選手が監督の戦術プランから除外されているのは明らかですから、彼が出て行く見込みは固いですね。」

●ミハイロビッチ監督（FootBall.Talk）
「アクイラーニ獲得は消えたかって？今からマーケット終了まではまだたっぷり時間があるんだから、望みは持ち続けようじゃないか。クラブ、私、スポーツディレクターのPantaleo Corvinoははっきりとした考えを持っており、自分たちが何をすべきか良くわかっているよ。」

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アクイラーニの代理人は「今日の彼のコメント」と言われるくらい頻繁にメディアにあれこれ発言を繰り返していて、どうもあてにならないんですが、さすがにガッリアーニが発言しているということは、可能性はあるんでしょう。ちなみにこの代理人は、ヴィオラとの交渉が決裂した数日前には、「でもヴィオラ移籍の可能性はまだ50%」と言っていました。ヴィオラとミランの獲得競争になって、アクイラーニにとって一番良い形になり、なおかつ移籍金が上がってクラブにもできるだけ良い形になればいいなあと、一ファンとしてセコいことも考えています。

スーペルコッパ・イタリアーナは8月6日ですので、その後に交渉があるとすれば、どんなに早く決まったとしてもシーズン開始ぎりぎりになりそうですね。もしも彼が出て行くのならば、なるべく早く決まってもらいたいと思います。そうすればディフェンダー獲得のご予算ができる･･･と、これまたセコいことを考えております（汗）。テレグラフ紙では、ホセ･エンリケのリバプール移籍合意が近く、金額は￡6mと書いています。ホントにホント？この額だと大変良いお買い物･･･。

それからタイムズ紙では、QPRは依然としてジョー･コールを追いかけているが、移籍が成立するためには、彼が現在￡110,000の週給の大幅減を受け入れなければならないだろうと書いています。今のうわさではローン移籍の可能性が高いと言われています。
タイムズ紙の記事のメインはマタのアーセナル行きに関してで、彼は契約に￡18mのバイアウト条項を持っていますが、その条項には7月31日までに移籍が成立する場合という期限が設定されているそうで、それが過ぎた現在バレンシアは言い値をつけることができるようになり、移籍金はもっと上がるだろうと書いています。アーセナルはセスクの売却で資金を捻出したかったようですが、バルサとの交渉が期限内にまとまらなかったために、マタ獲得の資金を期限までに得られなかったそうです。
移籍交渉ってのはいろいろ複雑なんですね。アーセナルはオーナーが変わったはずですが、相変わらず財布のひもは固いのか。