ファウラーはカーディフとの1年の契約延長を断り、今はプレミアリーグ復帰を果たすべく、ブラックバーンの練習に加わっています。ミラー紙より、彼のコメントです。
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●ファウラー
(Daily Mirror)「カーディフの誰も、このチャンスに賭けたことについて俺を非難できないと思う。俺はまだ、トップレベルでプレーしたいという欲求を持っているんだ。
一番重要なのは、俺は自分がまだやれると信じていることだ。カーディフの契約延長のオファーを受けることもできたし、俺がブラックバーンに雇われるという保証は何もない。しかし自分のキャリアのこの段階では、俺はチャンスに賭けなくてはならない。
俺はプレーすることが大好きだし、自分の年齢がいくつだろうと関係ない。俺はプレミアリーグでプレーしたいし、本当に自分はやれると思っている。カーディフでの昨シーズンは怪我をしてしまったが、プレーしていた時はまだゴールを決めていたよ。
俺は今はまだプレーをやめたくはない。まだ何かやってやれると思っているからね。そして俺はプレーをしたい。まだフットボールを愛しているし、まだピッチに出て行ってやりたいし、プレミアリーグで自分がプレーできることを証明するチャンスを得たのを、本当に喜んでいるよ。
ある意味、プレミアリーグでプレーする方が、それより低いレベルでプレーするよりもやりやすい。プレミアの方がフィジカルじゃないし、 選手たちはプレーができるから体のぶつけ合いをしなくて済む。俺は誰もからかうつもりはない、自分が20歳の時と同じぐらい元気だとは言わないよ。言わなくてもわかるけどな。俺は自分がまだ相当のレベルでやれると感じている。そしてまだ欲求を持っている、それが大事なんだ。
俺たちはどうなるか見ることになるだろうが、ブラックバーンが俺にトレーニングに参加してみないかと言った時、俺は「断る理由がどこに?」と思ったよ。なぜ俺がこのチャンスに賭けたいと思ったのかと、疑問を投げかける人間は誰もいないと思う。」
●ティム・シャーウッド
「もし彼が自分のフィットネスを証明すれば、それはギャンブルでも何もない。彼はトップレベルで自分を証明して来た。彼とは短い間イングランド代表で一緒にやったが、私が今まで見た中で最高のフィニッシャーだよ。
何にせよ、彼はもともと稲妻のような速さを持っていたわけじゃない。多額の資金がなければ、いろんな契約が必要だよ。負傷者が続出した場合などに重要なポジションをカバーするためにね。」
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記事によると、ポール・インス監督はファウラーの選手としての能力だけでなく、前線での経験を生かしたコーチング能力も期待しているそうです。
ローバーズファンの間には彼の能力を疑問視する声があり、監督と旧知の仲のことから、「コネを利用している」などという声も一部にあるそうです。しかし、金の心配をする必要は全くなく、いつでも引退して悠々自適の暮らしができる彼がカッコ悪いほどプレーにこだわって挑戦する、その姿勢がものすごくカッコいいと思うんですよね。ぜひともブラックバーンと契約に至って欲しいです。がんばれGOD!!!
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