公式HPより、木曜に行われた入団プレスカンファレンスの内容です。
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アンドレア・ドッセーナ記者:アンドレア、リバプールFCの何があなたを惹きつけたんでしょうか?
ドッセーナ:リバプールはとても高名なクラブで、そこが僕をチームに連れて来ようという強い意志を見せてくれた。それに、最高の能力を持つ選手たちと監督だね。
記者:子供の頃はリバプールのファンでしたか?
ドッセーナ:そうではなかったね。僕が子供の頃は、イタリアのTVでは今のように他のヨーロッパのフットボールは放送していなかったから、外国のチームは見られなかったんだよ。プレミアリーグの試合をTVで見るのは難しかった。
記者:リバプールの現在のチームに関しては、どんなことをご存知ですか?
ドッセーナ:僕は、チャンピオンズリーグでは特にリバプールを見ていた。セリエAの一選手として国際試合は注目していたし、リバプールがインテル戦で出した結果は特に嬉しかったよ。ヨーロッパで最高のフットボールを彼らはしていたと思う。
記者:ファーストチームに入るためには、戦いに直面するだろうと予想していますか?
ドッセーナ:ベニテスは僕のプレースタイルを好んでいるし、僕たちは同じ考えを持っている。もちろん、彼は僕をファーストチームに入れるかどうか決断する人物だ。しかし僕の見る限り、僕たちは同じ考え方を持っている。
記者:あなたのプレースタイルとは?
ドッセーナ:僕は、強い競争心を持った、とても意思の固い選手だ。ハードワークをし、フットボールをプレーするのが好きなディフェンダーだよ。ボールを廻して時間を浪費するのは好きじゃないし、戦術を信頼し、監督と同じ意図を持っている。
記者:バークレイズ・プレミアリーグに直ぐに適応できるとお考えですか?
ドッセーナ:今はまだそれを言うのはちょっと早いね。しかし、自分はやれるということを証明したい。
記者:イングランドでプレーすることはあなたの夢でしたか?
ドッセーナ:もちろん。ここ何年もの間、プレミアリーグは世界最高のチャンピオンシップで、スタジアムが常にサポーターで満員になっているのはすばらしいよ・・・中でもアンフィールドがね。僕はそこでプレーするのを本当に楽しみにしている。
記者:あなたは、自分がタイトルに挑戦するチームに加入したとお考えですか?
ドッセーナ:うん、その通りだ。
フィリップ・デゲン記者:フィリップ、リバプールの選手になったことをどうお感じですか?
デゲン:このクラブのために、ここのファンのために、このリーグの中でプレーするというのは本当にいい気分だよ。
記者:クラブに関してどんなことをご存知ですか?
デゲン:世界的に知られた巨大なクラブということだね。'You'll Never Walk Alone'のことは誰でも知っている。僕は4年前にバーゼルに在籍していた時にここに来たんだけど、あの雰囲気は今も忘れられないし、それ以来僕はリバプールを追いかけていたよ。特に彼らがチャンピオンズリーグで勝ち上がっていた時はね。
記者:それでは、あなたはその時からちょっとしたリバプールファンですか?
デゲン:ここに来た人間かプレーしたことのある人間なら誰でも、あの雰囲気がどんなものか知っている。ここのファンは独特で、世界中の選手が、アンフィールドの雰囲気の中でプレーしたいと思っているよ。
記者:あなたがバーゼルにいてここに来た時に、リバプールでプレーしたいという野心が芽生えたんでしょうか?
デゲン:あの時は僕はまだずっと若かったし、バーゼルの中で頑張ろうと思っていた。でももちろん、僕の心の奥にはあの時の経験が残ったよ。あの時点ではリバプールの選手になりたいとは思わなかったけど、あの雰囲気はずっと僕の中に残ったね。
記者:あなたはチームに何をもたらしますか?
デゲン:僕の役割はチームの一部となることで、自分個人の貢献に気持ちを集中するよりも、リバプールの成功を目指している。僕はクラブのためにここにいる。個人的なことを言えば、僕のプレースタイルは速さと前に出る能力だ。
記者:レギュラーでチームに割って入れると予想していますか?
デゲン:ドルトムントでは僕はチームの中でレギュラーだったし、ベンチに座っているためにここに来たわけじゃない。全てのトレーニングセッション、全てのチャンスに僕は全力を捧げるつもりだ。でも最終的には、決めるのはコーチだよ。
記者:ここの選手たちの能力についてはどうお考えですか?
デゲン:僕はプレミアリーグもチャンピオンズリーグも見ていたし、リバプールはチェルシーを倒して準決勝よりももっと先に行けたと思う。ここには、たった一つだけではなくもっと多くのタイトルを獲得できるだけの、すばらしいポテンシャルがあると思うよ。
記者:今シーズン、クラブはトロフィーを獲得できると思いますか?
デゲン:リバプールのようなクラブの狙いは、タイトルを勝ち取ることでなくてはならない。僕は特定の一つのタイトルが欲しいとは言いたくない。それは選手たちが全てを捧げられるか、完全な献身を見せられるかにかかっているし、そうすれば勝ち取れるものが見えてくるだろう。
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2人とも強い意気込みが感じられる一問一答だと思いました。そして2人とも記者の誘導にも関わらず、見え透いたリップサービスを言わない所が好感です(笑)。今日の試合にドッセーナはまだ出ないようですが、デゲンは出場するでしょうか。
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