チェルシー戦セカンドレグに向けて、カイトとシュクルテルのコメントです。
----------------------------------------------
●カイト
(Liverpool Echo)「人は僕たちが長年スタンフォード・ブリッジでゴールを決めていないと言っているけど、もっとポジティブな見方もできる。僕たちは今シーズンのチャンピオンズリーグでは、アウェイの全試合で得点しているんだ。
僕たちは、サンシーロやエミレーツのような場所でもゴールを決めていて、自分たちがアウェイで得点できることを知っている。
最後のあのキックまで、僕たちは試合のほとんどを支配していたと思う。しかし集中は最後の1秒まで切らしてはならないし、ああいう最後の段階で失点したのには落胆したよ。僕たちは1ゴールよりももっと得点できた。しかしまだ1試合があるんだし、僕たちは自分自身を信じなくてはならない。
試合終了のホイッスルが吹かれた時、僕は彼らの何人かはもうすでに自分たちが決勝にたどり着いたと考えていたと思う。でも、絶対にそんなことはない。難しくなったことはわかっているよ。1-0なら、来週に向けてすばらしい結果と言えただろう。しかしチェルシーにアウェイゴールを奪われて、よりタフな試合になるだろうね。」
●シュクルテル(
SKY Sportsより、スロバキアのSITAに語ったコメント)
「ほとんどの時間僕たちはリードしていたし、試合をコントロールし、彼らよりも多くのチャンスを作っていた。ペトル・ツェフがチェルシーのために完璧な仕事をして、僕たちは3-0の勝利ではなく1-1の引き分けに終ってしまった。
しかし何もまだ決まっていない。プレーする時間は90分ある。今は彼らが優勢だけど、僕は、自分たちがスタンフォード・ブリッジでゴールを決める能力があると、断固として信じている。そしてもしも僕たちが失点しなければ、勝ち進むのは僕たちだ・・・カップ戦の計算は単純だよ。
ピッチの上で全てがはっきりするだろう。そして僕は、最後には自分たちに良い方にひっくり返るという自信がある。
(失点は)大きなショックだったし落胆だった。スタジアムの誰も、試合の最後の瞬間にあんなことが起こるとは予想していなかったよ。
カルーのクロスが上がった時、ゴール前には二人のディフェンダーがいて、僕はその一人でドログバについていた。ボールはファーポストに行き、リーセはヘッドでゴールを越すかピッチから出そうとしたんだけど、それがやれなかった。しかしそれがフットボールで、そういうことは起こるんだよ。残念だけどね。しかし、このつまづきを取り戻せるセカンドレグがまだあるんだ。
(ドログバについて)彼を相手に守るのは、全く簡単じゃなかったよ。彼はアデバイヨルにタイプが似ている・・・体が強くテクニックがある選手だ。それに加えて、ドログバはアデバイヨルよりボールをカバーするのがうまいね。僕は、自分一人だけではなく、最終ライン全体が彼にあまりスペースを与えなかったと思うよ。彼はほとんどチャンスを得られなかったから、僕たちはいい仕事をしたと思う。」
----------------------------------------------
シュクルテルはドログバ相手に本当に良くやりました。おそらくセカンドレグも彼がスタメンでしょう。ファーストレグで彼は十分自信をつけたでしょうから、セカンドレグはもっと良いプレーを見せてくれるだろうと、その進化に期待しています。冬にロシアリーグから移籍して、彼がこれだけやってくれるとは想像していませんでした。去年はアルベロアがやってくれましたし、今年は彼です。
そしてカイトの調子はうなぎ登りですね。このまま行ってCL決勝、優勝、そしてEUROだ!
PR