水曜の代表戦はキャプテン任命が有力と言われているジェラードが、SKY Sportsにコメントをしています。
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●ジェラード
（SKY Sports）「（キャプテンに任命されたら）すばらしい名誉だろうね。ジョン･テリーが今も僕たちのキャプテンなんだから、それを尊重しなくてはならないと思う。だから、変更があるまではジョンが僕たちのリーダーだ。でも彼は次の試合はメンバーに入らないから、僕たちは監督がどういう決定をするか見守らなくてはならないだろう。キャプテンに任命されたらすごく嬉しいだろうけど、監督が決定するまではあまりいろいろと発言したくはないね。
僕たちはちょっとしたミーティングを行い、彼は僕たちに、これは全ての人間にとって新しいスタートなんだと言った。彼はそこに勝利のメンタリティを望んでいて、勝てるチームを築き上げたいと思っている。そしてそれを達成するために、選手全員が正しい方向に向かって欲しいと思っている。
監督は僕たちに、僕たちのことを何度も見たと言っていたよ。そして、僕たちは守備面でもっと改善して前進できると考えている。
誰もがナーバスになっているよ。彼は新しい監督だし、僕たちは彼のことを個人的に良くは知らないから、時間が必要になるだろうね。でも間違いなく興奮がある。彼はとても優れた監督だ。選手としては最高の監督とやりたいと思うし、FAは間違いなく、世界最高の監督の一人を雇ったよ。
（ミーティングは）全て英語だった。大勢の人間が彼の英語はどんなかを話していたから、実際僕は驚かされたよ。本当に驚くほどうまかったね。
ミーティングの間ずっと、選手たちには英語で伝えられた。もちろんほんのちょっとは通訳も手伝っていたけど、彼の他のスタッフ全員も英語がかなり上手くて、僕が思っていたよりも良かったよ。
監督は今回はデイビッド（ベッカム）を召集しないという決断をした。でも、いったんデイビッドがレギュラーでフットボールをプレーする状態に戻ったら、彼は間違いなく、監督にまだそれだけの力があることを証明できると思う。
それは監督が決めることだ。誰もが彼の99キャップのことを話題にしているね。デイビッドはフットボールのプレーに戻って良いプレーをしなくてはならないし、そうすれば必ず100キャップは達成できる。
新監督がチームを預かって、彼がボスで、彼が決断を下す。選手全員、それについて行くよ。」
●スチュアート・ピアース
（SKY Sports）「（ジェラードの代表キャプテンをどう思うかと尋ねられて）とてもいいんじゃないか。誰がキャプテンになるかについて、私に特に意見はないよ。誰がなろうと、それは間違いなくすばらしい誇りをその人物に与えるだろう。
時計を巻き戻して見れば、私は今もまだ、グラハム・テイラーが私の家にやって来て、国のキャプテンを引き受けてくれないかと言った時のことを思い出すことが出来るよ。それはすばらしい名誉だったし、生涯の中でそれを経験できる人間はそう多くはない。誰がなろうとすばらしい尊敬を受けるし、スティーブンのような人間ならば、必ずそのパフォーマンスを上げるはずだ。」
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カペッロ監督は9月のWC予選が始まるまでは固定したキャプテンは決めないと明言していますので、今回ジェラードが任命されてもそれは暫定キャプテンです。ここでばっちり良いリーダーシップを見せて、9月には本格的なキャプテンに任命されて欲しいですね～。水曜にどんなプレーを見せてくれるか、楽しみです。
代表の話題が出ましたので、レッズの選手たちの代表選出状況を見てみたいと思います。今回は少ないです。
○イングランド代表（vsスイス…イギリス・ロンドン）･･･ジェラード、クラウチ
○スペイン代表（vsフランス…スペイン・マラガ）･･･トーレス、アロンソ、レイナ
○オランダ代表（vsクロアチア…クロアチア・リエカ）･･･バベル
○イスラエル代表（vsルーマニア…イスラエル・ラマトガン）･･･ベナユン
○ブラジル代表（vsアイルランド… アイルランド・ダブリン）･･･ルーカス
○アルゼンチンU-21代表（vsグアテマラ…アメリカ・ロサンゼルス）･･･マスチェラーノ
○負傷中･･･ボロニン、アルベロア、アッガー
○残念ながら落選･･･カイト、キューウェル、ペナント、ヒーピア（？）
○不明･･･リーセ、シュクルテル
○代表引退･･･キャラガー、フィナン
ヒーピアは今回のフィンランド代表メンバーには入っていません。辞退したのか、選から漏れたのかは不明です。リトマネンが選ばれているので、若返りを図ったわけではないと思うんですが･･･。何にせよ、彼は今シーズンもうかなりの時間をプレーしていますので、代表戦に遠征しなくていいのはチームにとっては好材料でしょう。
深刻なのはカイトですね。オランダはEURO出場を決めていますので、これからの親善試合はチームを仕上げる重要な試合です。奮起して、再び代表入りできるようにクラブで良いパフォーマンスを見せて欲しいです。
アルベロアはせっかく念願の代表に選出されたのに、怪我で辞退となって残念でした。しかし「代表に選出されても思ったほど興奮しなくて、自分でびっくりした。次にチャンスをもらえるといいね」なんてコメントしていましたから、それほど落ち込んでもいないようです。この人は大舞台でも年に似合わない落ち着きを見せると思えば、得点者には思いっきり飛びついて落下したりするし、なんだか面白いですね（笑）。
（追記）イスラエル代表に召集されているベナユンは、昨日故郷の町Dimonaに両親を尋ねた時に自爆テロがあり、彼も爆発音と銃撃音を聞くほど近くにいましたが、無事だったそうです。
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●ジェラード（SKY Sports）