チーム状態とFAカップ戦に向けて、ラファとキャプテンのコメントです。
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●ラファ
(公式HP)「(FAカップ戦について)人はいつも楽勝だと言いますが、敬意を表さなくてはなりません。彼らはそれだけの力があってここまで来ているんですからね。
私たちはいつもと同じようにこの試合に備えています。いつもの通り、ビデオを見て、スカウトは彼らの試合を視察しています。私たちは彼らに大いに敬意を払って対処しています。彼らをプレミアリーグのほかのチームと同じように扱うつもりですし、終了後にはいつもの通り、彼らと共に一杯飲むつもりですよ。
人々はこの試合で、私たちが勝利し、多くのゴールをあげることを予想しているでしょう。しかし、2点目を決める前に1点目を決めなくてはならないんです。ルートン戦では、それまでに44分かかってしまいました。
私たちには、勝ち上がって成功できる重要な2大会、FAカップとチャンピオンズリーグがあります。金銭的な面、そして全てにおいて、このクラブにとって非常に重要な大会です。そして以前から申し上げてきたとおり、プレミアリーグで私たちは可能な限り高い位置を目指します。
私がこのクラブにやって来たとき、誰もがこう言っていたのを覚えています。『3年以内に我々はタイトルの競争相手にならなくてはいけない。』とね。しかしその3年間で、私たちは4つのトロフィーを勝ち取り、7つの決勝を戦いました。私たちは非常に良いポジションにいますが、さらに良いポジションを望んでいます。どうやってそれをやるか?さらに厳しいトレーニングをし、全てを向上させることです。
(シソコの移籍は)金銭的な助けになるでしょう。お伝えできるほどのニュースはありませんが、モモ・シソコについては私たちは作業を進めており、彼とクラブにとって良い最終決着は近づいていると思います。
マスチェラーノの残留について、私は自信を持っています。今の正確な位置はわかりませんが、私は昨日選手と話をし、彼はここに留まりたいと言っていました。私はオーナーと何度かコンタクトを取っています。シソコとマスチェラーノについては、以前話し合いをしました。私たちは作業を進め、先を見越して行動しています。」
●キャプテン
(Liverpool Echo)「結果を変えていくのは選手たちの肩にかかっていて、僕たち一人ひとり全員がそれを求めている。それに疑いの余地はないし、ここ数週間はクラブの誰にとっても難しい時期で、絶え間ない憶測は決して助けにはならなかった。でもプロフェッショナルとして、僕たちはそれを超えて自分たちのパフォーマンスに集中しなくてはならない、それだけだ。
言い訳を探して、僕たちのだめな所を他の人間のせいにすることも出来る。でも試合に勝ちたいなら、他の誰でもなく自分自身を見つめなくてはならないんだ。全員が一つになってお互いのために努力しなくてはならない。それが結果を出して、リーグの順位表を上げてく唯一の方法だ。
明日、僕たちはハヴァント&ウォータールーヴィルと対戦する。彼らはここまで本当に良くやって、大会のこのステージまで勝ち進んできたんだから、最大限の敬意を払って挑むよ。
そして、来月僕たちはチャンピオンズリーグでインテル・ミランと対戦する。もう一つの大一番だ。
僕たちには、まだこれからたくさんのリーグ戦が次々とやって来る。そこで連勝出来れば、順位を上げていけない理由はない。しかしそれには、僕たちが一致団結して一つのチームとしてやっていけるかどうかだ。
ピッチの外で起きていることを僕たちがコントロールすることは出来ない。でも変化をもたらすことは出来るし、僕たちがやらなくてはならないのはまさにそれなんだ。」
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今日の試合が、いろんな意味でレッズの今シーズンのターニングポイントになってくれるといいんですが。相手チームはやる気満々ですが、百万が一にもこの試合を落とすようなことがあれば、リバプールのみならず、イングランドフットボール史に残る、きっと何年も語り草になる大事件になるでしょう。いや、そんなことは絶対ないと思ってます、もちろん。
負傷者についてですが、当初軽いと言われていたボロニンの負傷は思いのほか深刻で、6週間の離脱となるそうです。また、アッガーはあと2週間ほど、アルベロアもあと3週間ほどかかる見込みとのことです。
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