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FIELDS OF ANFIELD ROAD

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日曜日はコミュニティシールド、対チェルシー戦です。試合に向けての両監督のコメントです。
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●ラファ(WALK ON)
「試合のことをあれこれ話して、私の時間を無駄にはしませんよ。私たちのファンは、ジョゼや私が試合の前に何を言ったかよりも、ピッチの上でのチームについて関心があるんです。
チェルシーはますます強くなり、他のどこよりも金を使いました。しかし、ここ3年の夏はずっとそんな感じでしたからね。今では毎年、夏恒例というわけです。しかし、選手の一人一人比較すると、私たちは彼らに匹敵するチームを送り出せるでしょう。

彼らがどれくらい金を使ったかは問題ではありません。彼らはいい選手たちを擁しており、それで私たちが何か変わるということはありません。私たちは勝利のために自分のベストを尽くさなくてはならない、それを理解しています。
どちらが勝ったとしても、その試合から何かを判断するのは早すぎます。お互いの手がかりを見つけるチャンスすらありませんよ。あと15日か1ヶ月たてば、試合は違ったものになるでしょう。

試合に勝つというのは常に重要なことですが、プレシーズンのこの段階では、チームを改善し、ワールドカップでチームへの合流が遅れた多くの選手たちをフィットさせることの方が重要なんです。私たちは進歩を続けて頑張る必要があります。今、私たちはもう一つトロフィーを獲得するチャンスですが、今回の場合は、それがシーズンの最優先事項ではありません。

チャンピオンズリーグの試合の後、私たちはもっと進歩しなくてはならないことを認識しました。しかし、選手全員がレベルを上げるために非常にきつい練習をやっています。トップチームを破るというのは常に大切なことですが、今は普通のプレシーズンとは違います。各国代表選手たちは十分な休養を取り、まだフィットしてはいません。
今回の場合では、私たちにとってより大切なのは、しっかりと準備をして、対戦相手についてあれこれ悩まないことです。これは重要な試合です、ですが、これに勝てたからといって、これからもまた勝てるとは言えません。そんなに大きな意味はないでしょう。

チェルシーとの対戦がこんなに多いのはいいことです。今回は私とジョゼのイングランドでの11回目の対戦となりますが、それは、私たちがいつも大きなトロフィーに挑戦しているからですよ。準決勝や決勝、リーグのトップ争いなどでね。」

●モウリーニョ(チェルシー公式)
「我々は勝ちにいかなくてはならない。リバプールとのコミュニティシールドは、フェイエノールトやセルティック戦のようには戦わないつもりだ。あの試合ではハーフタイムに5、6人の選手を入れ替え、バラックやシェフチェンコをベンチに残し、オランダではジョン・テリーをベンチに残した。今回はベストのチームで挑むだろう。
人々が理解しなくてはならないことは、我々の選手たちの多くが、まだ90分間プレーする準備ができていないということだ。私は勝利を目指して試合に挑むが、大きな大会があったシーズンであり、私はチームを準備している最中なんだ。

シーズンをスタートする11人は私の頭の中にある。しかしそれは永遠に同じ11人というわけではない。我々には欠けている選手たちがいる・・・ペトル・チェフ、ジョー・コール、クロード・マケレレ・・・しかし、我々には組織がある。シーズンの間に我々は、選手のパフォーマンスや試合の数によって何人か入れ替えをするだろう。しかし、基本はチームの組織なんだ。

我々は、2つの違うやり方で戦うことを人々に示すのに十分な数の試合をやってきた。我々は、3トップのままで行くか、2人のストライカーを前に置いてもプレーできる。過去に我々がやってきたことから大きな変化はないが、おそらくもっと攻撃的になるだろう。今の時点では、バラックとランパードが同時にプレーしているからだ。

ジョン・テリーとスティーブン・ジェラードはいい関係だと私は思う。
我々がリバプールと対戦するときはいつも、1度や2度じゃなく10回や12回なんだが、何の問題もない。常にリスペクトしているよ。彼らは彼らのプレースタイルを持ち、我々には我々のスタイルがある。彼らは何度か勝ち、我々も何度か勝ったが、常に多くの尊敬を抱いてきた。
私はスティーブン・ジェラードのことは知らないが、外から見て、非常にこの試合に専念し、タフで攻撃的だ。しかし私は彼を対立する選手とは見ていないよ。

私はコミュニティシールドのファンなんだ。ポルトガルや他の多くの国で、人々はそれをスーパーカップと呼び、重要視している。チャンピオンとカップウィナーとの戦いは通常ビッグゲームであり、私は2週間後に全ての選手がトップコンディションになってから戦いたいと切実に思うよ。しかしこれが現実だ。
我々は、この試合に我々の能力の最大限をもって挑む。我々の能力は今のところ100%ではないが、できる限りを出すつもりだ。」

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モウリーニョは強気、対するラファは今から敗北の言い訳をしているように聞こえるのは気のせいか、それとも両監督の性格が出ているだけか(笑)。今まで両監督はイングランドで10回対戦し、ラファの2勝5敗3分けです。成績は圧倒的に不利ですが、その2勝がどちらもビッグマッチであるのがおもしろいところです。
イングランドの新キャプテン・副キャプテンの対決でもありますね。ラファは「ジェラードはがっかりしている」とコメントしましたが、リバプールキャプテンはその悔しさをプラスにして試合で燃えてくれることでしょう。
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