ディルク・カイトの移籍について、クラブ間で合意に達しました。カイトはこれからメルウッドでメディカルチェックを受ける予定です。本人と、フェイエノールト会長のコメントです。
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●ディルク・カイト
(LFC Online)「僕にとってリバプールは、ずっと探していた夢のクラブなんだ。海外からの興味はいろいろあったけど、僕にとってリバプールよりも魅力的なクラブはなかったよ。ずばぬけた名声と、一体となるすばらしいサポート、そして伝説的な歴史を持つ、輝かしいクラブだ。
フェイエノールトを去るのは複雑な気持ちだ。僕はメジャーなタイトルは取れなかったけど、ロッテルダムですばらしい3年を過ごした。タイトルは取れなくても、人々はポジティブな態度を取り続けてくれた。
フェイエノールトのサポーターは、どんなクラブでも彼らのスタジアムにいて欲しいと願うような種類の人々だ。僕は、クラブの全ての人々を尊敬するのと同じように、サポーターたちを常に尊敬するよ。会長が僕に、デカイプに戻ることを願ってくれたのは名誉だと思う。
それは評価の表れだ。僕は、選手たち、コーチ、そして全てのファンの今シーズンのすばらしい成功を祈るよ。デカイプで起こることの全てを、僕はイングランドから見守っている。」
●ファン・デンヘリク---フェイエノールト会長
(BBC)「フェイエノールトにディルクを留めるために、我々はありとあらゆることをやった。我々は長い間努力し、ディルクはそれに答えてくれた。しかし、彼の夢のクラブがやって来たなら、それは彼が去る時になるだろうとわかっていた。リバプールは彼の夢のクラブなんだ。
ここ最近では、多くのクラブがディルクとコンタクトを取ろうとして来たが、彼は全てのクラブにノーと言い続けた。それが彼の性格を物語っている。今回は、フェイエノールトか、自分の夢のクラブかだった。」
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ほぼ決まりと思われてからが長かったですが、とうとう決定しました!金額はLFC Onlineによると£9m、BBCによると£10m、どちらにしても今回は適正価格だったかなあと(笑)。何より本人がリバプールを「自分にとって夢のクラブ」と言ってくれているのが嬉しいです。フェイエノールトのことを見守り続けるというコメントも、彼の気質を表していると思います。
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