試合前日のプレスカンファレンスには、ラファの代わりにサミー・リーが出席しました。彼のコメントです。
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●サミー・リー
(公式HP)「彼ら(アーセナル)がチーム力が弱まっているかって?今年の彼らはそれぞれの大会に数多くの異なるチームを送り出し、その全てで結果を出して来たのを我々は見ている。非常に困難な仕事になるだろうということを、我々はわかっているよ。彼らはリーグ戦で18試合連続無敗だから、決して簡単には行かないだろう。彼らは良く組織され、少しも弱くなどないと私は思う。
残り試合で我々が何をしなくてはならないか、それはわかっている。それぞれの試合にそれぞれの重要性があり、それぞれのポイントに重要性がある。私はその中で前進を続けるよ。選手たちは全員が非常に集中しており、非常に、非常に懸命にトレーニングに取り組んでいる。彼らは自分たちのやるべきことを知っているんだ。
残り6試合というところで、これは良いポジションだよ。
(Jacqui Smith内務大臣が、ヒルズボロの悲劇に関する数百の資料を10年早めて公開すると発表したことについて)これまで活動して来た全員にとって、すばらしいニュースだと思う。彼らはあれだけ長い間戦って来たんだし、上手く行けば、これは彼らの運動の結果の表れとなるだろう。
(
ESPNより、アラダイス監督とファーガソン監督の発言について)一つ私が言えるのは、ラファは間違いなく傲慢などではないということだ。
私は実際、ひどく悲しく思っているよ。我々は自分たちがやるべき仕事をするだけで、私たちについて外部の人間が何を思ったり言ったりしているかは気にしないように努めている。
我々は謙虚なフットボールクラブだ。誰に対しても敬意を持っており、勝とうと負けようと引き分けようと、我々は敬意を持ち、自分たちについては謙虚さを持っている。
我々が自分たちのできる影響を与えようとする時、それはピッチの上でだけだ。それが私たちのチームだ。
ピッチサイドでのいかなるジェスチャーも私たちの選手に向けたもので、他の誰に対してでもない。もしも誰かが何かのジェスチャーで何かを見たんだとしたら、それは彼らの誤解だよ。
私はサム(アラダイス)に驚いているんだ。もしも彼が何かを強く感じたんだとしたら、試合後に私たちが座って一緒に一杯飲んだ時に、何でそれを言わなかったのかとね。
我々は親しい関係だが、他の人間が読み取ったものに関しては私は何も言えない。他の人間が何をしようと、それは完全に彼ら任せだよ。
我々は自分たちがフットボールから何を望むかをわかっているし、それは他のフットボールクラブについて話すことではない。ここはリバプール・フットボールクラブだ。誰かが成功していると、他の誰かはいつでもそれを倒したいと思うんだろうね。
(マインドゲームは)正直言って、私にはちんぷんかんぷんだよ。私はフットボールというのは完全にシンプルな競技だと思っている。人はそれを複雑なものにしようとし、彼らの狭い観点を当てはめようとしているように見えるね。
ありがたいことに、それは私にはちんぷんかんぷんだ。他の何よりも、フットボールのことだけで十分だからね。
(
SKY SPORTSより、ダルグリッシュ復帰の話について)ケニーは、何年間にも渡ってこのフットボールクラブを発展させた。これから彼が関わるとしたら、それはこのクラブにとって良いこと以外の何物でもないよ。
私にとっては、彼が実際離れていたことはないんだ。彼はどこでも歩き回っているし、いつも試合を見に来ていて、彼が周囲にいるというのはすばらしいことだよ。
インパクトは非常にポジティブだろうね。彼はすばらしい精神の持ち主で、すばらしい知識を持ち、既にいる非常に優秀なスタッフたちに加えて、さらにすばらしい力となれる思う。
間違いなく皆が歓迎するよ。特に私は、彼は私よりもアクセントがひどいからね!」
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ファーガソン監督の仕掛けにラファはどう反応するかと思いましたが、完全無視で記者会見に出ることすら避けたようです。公式な理由は「ビジネスミーティングがあるため」だそうです。記者会見に出なかったのは正解でしょう。サミー・リーは代役としてこれ以上ない適任ですね。彼はボルトンでアラダイス監督時代にアシスタントマネージャーを勤め、彼が解任された時に監督を引き継いでいます。
キング・ケニーのことは、王の帰還をぜひ実現させて欲しいと期待満々で続報を待っています。彼はスコットランド人ですが、同郷のファーガソン監督との関係はどうなんでしょうね?
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