アンドラ戦に向けて、ジェラードのコメントです。
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●ジェラード
(テレグラフ紙)「イングランド代表としては(ルーニーは)問題を抱えているけど、マンチェスター・ユナイテッドでの彼は燃えている。僕はそんなのは見たくないんだけどね。
彼はユナイテッドで、キャリアの中で最高のフットボールをしている。それを国際レベルでも発揮して、ゴールを決めるだけだ。一つゴールを決めればウェインはすごく良くなるだろうし、それからは山ほど得点をあげるだろう。ウェイン・ルーニーがどれほどすばらしい能力の持ち主か、改めて言う必要はない。誰もが知っていることだからね。
彼は今の時点でなんの問題もない。いつも通りだ。トレーニングでは本当に頑張っているよ。彼は、自分が国際レベルでのゴールが必要なことをわかっている。ウェインのためにチャンスを作るのは僕の責任であり、他の選手達の責任だ。彼はきっとゴールを決められる。
結果を出せていない時は、チャンスが来た時にそれを決めようと必死になり過ぎてしまうことがあるかも知れない。力を抜くことも必要だ。みんな僕たちがちゃんとやっていないと言うけど、もし僕たちがチャンスの半分でも決めていたら、今頃はイスラエルで2-0で勝って意気揚々とここに座っていただろう。引き分けと勝利っていうのは、本当に紙一重なんだ。
これまでの5試合で1点しか取れていないとか、1勝しか出来ていないとかいう結果が続いていたなら、自信は揺らぐだろう。しかし僕たちはお互いを信頼している。ドレッシングルームを見回してみたら・・・11人だけじゃなくチーム全体をだ・・・そしてその能力を見たら、後は結果を出し始めるだけだよ。
パフォーマンスは2の次だ。ファンが4-0や5-0の試合を望んでいるのはわかっているけど、最も重要なのは勝利を得ることだ。もちろん出来る限りの良いプレーをしようと努力するけど、今の時点で僕たちが集中しているのは結果を出すことだ。
今の自分たちの状況を、僕たちは楽しんではいない。再び僕たちがイングランドでプレーすることを楽しみたければ、結果を徹底的に変えなくてはならないことはわかっているよ。いつかキャリアの終わる時がやって来たら、自分の代表キャリアを誇りを持って振り返りたいし、このレベルで何かを成し遂げたという気持ちを持っていたい。今の自分たちのプレーを、これからも続けていくつもりはないよ。
(マクラーレン監督の、クラブよりも代表でプレーするのは10倍難しいという発言について)彼が言っているのは、イングランド代表の試合はプレッシャーがずっと大きく、報道もかなり大きいということだ。いい結果が出せなければ、報道はもっと大きくなる。でも僕は代表の方が厳しいとは思わない。結局のところ、フットボールの試合をすることに変わりはないんだからね。
難しいコンディションの中で手ごわい相手と戦うのは確かだ。でも僕たちはビッグプレーヤーだ。ビッグクラブに所属し、ビッグマッチを戦っている。だからプレッシャーを扱うのには慣れている。
(ロシア人記者の、2位を狙うのかという質問に)僕たちは出来る限り高い順位でフィニッシュしたいと思っているし、ロシアに戻ったらあなたはみんなに、これから厳しい二試合が待っていると言った方がいいね。」
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リバプールの選手たちが口々にルーニーを援護しているのがおもしろいです。ジェラードとルーニーは前から仲が良さそうですし。ジェラードの弾丸パスをルーニーがびしっと押し込むところが見たいですねえ。副キャプテン、期待してますよ!
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