BBCより、試合後のアーセナルの選手や監督のコメントです。
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●アンリ
(BBC)「バルセロナは僕をありとあらゆる場所で蹴って来た。カルロス・プジョールとラファエル・マルケスはイエローカードを出されるべきだった。
僕に対するディフェンスはイエローカードが出ておかしくなかった・・もはや同じ試合をしていたとは言えないよ。レフェリーは自分の仕事をすると思ってたけど、僕は彼がそれをしたとは思わない。
イェンス(レーマン)のプレーは明らかに退場だったけど、彼らは僕たちに勝って欲しくなかったんだ。彼らはスタートからそう言うべきだったよ。
もう難しいって言う以上の試合だった。次回は僕も多分ダイブのやり方を習ってくるよ。
みんなは試合の前にロナウジーニョのことばかり話していた。でも、僕は今日ロナウジーニョもエトーも見なかったよ。ヘンリク・ラーションは2つのゴールのお膳立てをして、変化をつけていた。この試合のカギだったね。
僕たちは自分を誇りに思っていいし、誇りに思う以上でもいい。でも、ごめん、今日の判定のいくつかはあまりにひどかった。
自分のこれからのことについては今夜から考え始めるよ。」
●ベンゲル監督
(BBC)「主審は決定的な場面で大きなミスを犯した。彼らの1点目はオフサイドだ。
この試合に我々が勝つのは非常に難しかった。我々は、ヨーロッパの舞台で今シーズンずっとやって来たように、今日もすばらしいプレーをした。しかし、決勝では、人は勝ったチームだけを記憶に留める。
(キャンベルが得点を決めた時は)私は守りきれると思ったよ。そして、時間がたつにつれて精神力が決め手になるとわかっていた。
バルセロナは特に危険には見えなかった。私は自信があった。我々は彼らのようなパススタイルのチームに対してうまく守れるとわかっていたからね。
疲労という問題は常にある。しかし、彼らが創造的なプレーで我々の守備をおびやかす場所へ侵入してくるようなことはなかった。我々は全く楽だったよ。集中に疑問があったくらいだ。
我々はもちろん、1歩後退した。しかし、私はこのチームが今シーズン大きく成長したと確信している。我々は若く優秀な選手たちをチームに多く抱えている。彼らは皆すばらしいプレーをしてきた。それに感謝したい。
我々は既に強いチームだ。そして、このような試合の敗北の悔しさをばねにすることが出来れば、さらに強くなって戻って来れる・・・我々はきっとそうなるだろう。」
●レーマン(BBC)
「主審はバルセロナにアドバンテージを見ることもできたが、彼は非常に早く判断を下さなくてはならなかった。そして、主審にとって正しい判定を下すと言うのは難しいことなんだ。
バルセロナが1点目を決めるまでは、(ベンチで見ていて)すばらしかったよ。僕たちはとてもよくやった。すばらしい戦いをしたよ。10対11でいいチームとああいう戦いができたのはすごいことだ。
しかし運が悪かった。彼らの1点目はオフサイドだと思う。主審は決勝で僕たちに2つの不利な判定を下した。」
●リュングベリ(BBC)
「1-0で僕たちがリードしていた時はバルセロナに多くのポゼッションをされていたけど、僕たちにも何度か得点チャンスがあった。僕たちは勝つことができたはずだけど、厳しかったよ。
彼らはすばらしいチームだけど、僕たちはうまくコントロールしていたと思う。彼らにゴールを決められてしまったのは不運だった。」
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アンリは今日の審判に不満爆発です。他のサイトを見ると、「今日の主審がバルサのユニを着ていたかどうかは知らないけど」などと過激な発言もしています。
(このへん)個人的には、判定がそんなに偏っていたとは思いません。レーマンに対するレッドカードは妥当だと思うし、エトーのプレーはラーションが関与していると微妙ですが、責められるべきはむしろ、あの場面でオフサイドのアピールをして一瞬プレーを止めてしまったエブエにあると思います。しかし、一フットボールファンとしては、CLの決勝という舞台を考えたら、レーマンにイエローでバルサの1点を認めるというジャッジをして欲しかったなあという気はします。
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