総合的に言えば、私は毎年全てに勝利するのは難しいといつも感じている。FAカップを制し、プレミアシップではここ10年間良くやってきた。そして今我々はヨーロッパを取れるチャンスを得た。
来季もチャンピオンズリーグの出場権を得ることは非常に重要だ。この最もレベルの高い大会に毎年加わっていきたい。今シーズンの我々には多くの問題があった。しかし我々はチームを再建できた。これは私の予定よりも少しだけ早かったと感じている。選手たちは強い精神力を持ち、プレッシャーに対処できるところを見せた。明日は我々はプラスのプレッシャーを持つ。
ユベントスはスタートから早い時間に得点を狙い、ブリティッシュ・スタイルと言えるやり方で攻めてくることを私は予想している。ダイレクトで我々にプレッシャーをかけてくるやり方だ。
彼らは空中戦に強い選手を持ち、セカンドボールを突き刺すネドベドという選手がいる。彼らは早い時間に得点を上げることで我々にプレッシャーをかけようとするだろう。
しかしそのやり方は我々に向いている---チームとして守り、決して引かない。我々は前に出て勝利をめざす。経験豊かなチームと相対し、何が起こっても我々は90分間フルに集中し続けるだろう。」
(負傷者について)
「セスクは今のところ大丈夫そうだ。エブエは明日(5日)最終テストをする予定だ。今日彼はボールなしのテストをし、経過は良好だった。スターティングメンバーに入る可能性は80%だろう。」
●アンリ
「フットボールにはいつも何が起こるかわからない。いつでも冷静に、落ち着いていなくてはならないよ。
ヴィラ戦(5-0で勝利)のような結果を出してからトリノに行くのはいいことだ。でもホームのユベントスは、ハイバリーでプレーしたのとは全く違う相手だ。彼らは全てのことを可能な限り僕たちにとって難しいものにしようとするだろう。僕たち選手はそれをわかっていなくてはならない。
今度の試合が、今シーズン僕たちのチャンピオンズリーグの中で一番難しい試合になるだろうね。もしも僕たちが準決勝に行けなかったら、今までしてきたことは全て無意味になってしまう。
しかし、僕たちの最も大きなモチベーションは、僕たちがホームゲームでやったことと同じプレーをすれば、全てが可能だとわかっていることだ。あれは一体感の勝利だった。11人がひとつのチームになったすばらしい見本だったよ。」
●トゥレ
「ホームでの成功がユベントスに対する恐れを消した。僕たちはあんなプレーをもう一度トリノでしなくてはならない。ファースト・レグの結果に浮かれた気持ちはチームにはない。まだ勝ち抜いたわけではないとみんな知っているし、監督は僕たちに常にそのことを思い出させている。
ユベントスは大事な選手を失っているが、僕たちも今シーズンここ何ヶ月も同じ問題を抱えていた。でも、なんとかうまくやってきたよ。
セスクは僕たちのチームの攻撃の鍵を握る選手だ。僕たちは以前にも増して彼を必要としている。」
●カペッロ監督
「奇跡は起こる。我々はなにか並外れたことをやれるという確信がある。フットボールではどんなことでも起こり得る。人々はこの大会で我々は死んだと思っているだろう。彼らは間違っている。我々にはできる。偉大なことを成し遂げようとする決意がある。」
(デル・ピエロは怪我で欠場の見込み、その他ゼビナ、カモラネージ、ヴィエラを出場停止で欠くことについて)
「私はそのことについて考えてはいない。今自分が持っているチームに満足している。私は楽観的になる方を好むね。我々はうまくやれるだろう。しかし、私がユーベに加わってからを振り返って、今が最も難しい状況であることは確かだ。
我々は自分たちが犯したひとつひとつのエラーについてよくわかっている。我々はそこから学んだし、選手たちの混乱に関してはそんなことは二度と起こって欲しくないと思っている。
試合についてのその他の面はどうかと言えば、重要なのは集中力と決意だ。我々はアーセナルに敬意を表する。彼らは強い。しかし、我々も同じだ。
パベル(ネドベド)は試合のリズムを帰ることのできる選手だ。明日の試合で最初から攻撃をするしかない我々にとって、彼は決定的な存在となるだろう。」
●テュラム
「トリノでの試合はこの前とは違ったものになるだろう。僕たちは試合をコントロールできるからね。僕たちはハリケーンのように攻撃して彼らのディフェンスを混乱させるだろう。ユーべのひとりひとりの選手はアーセナルよりも優れている。僕たちが4つか5つのゴールをあげても驚くことじゃない。
ファースト・レグの試合はあらゆる点で僕たちにとって災難だった。本当のユベントスはロンドンには現れず、僕たちにとって手痛い一撃になった。
今、全世界が本当のユベントスの全てを見るだろう。僕たちは狙いを定めて多くのゴールを取りたい。僕たちは受けた屈辱をリベンジするよ。」
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