Joserra:私は今日(9月5日)Alcalaから、あなたがトレーニングを15分早く切り上げなくてはならなかったと聞いて心配しています。何があったんですか?
Torres:うん、ダビド・アルベルダにほんのちょっと蹴られて、その時は何でもなかったんだけど、午後になってからまた痛み出してね・・・でもドクターは、心配ない、ぶつかっただけで深刻なものではないと言ってくれたよ。2、3日回復具合を見るつもりだ。
明日はうまい具合に一日休みだし、移動日もあるから、試合にはベストコンディションで挑めると思う。
Joserra:そしてAlcala、君は彼がとても幸福そうに見えると言っていたね?
Alcala:うん、彼のちょうど今の状態を一言で言うなら、それは「幸福」だと思うよ。そしてもしも君が僕がしたように彼とまる一日を一緒に過ごしたら、彼の顔にこれまでとは違う微笑みが浮かんでいて、まるで彼の肩から重荷が取れたように見えることに気がつくと思う・・・もっと晴れやかで、あけっぴろげで、純粋な微笑みがね。彼を一言で表すなら・・・リバプールで良いスタートを切っているからね・・・それは「HAPPY」だ。そして私は彼を良く知り初めて、自分が間違っているとは思わないんだけど、フェル?
Torres:うん、アトレティでのここ数年間は、なんていうか難しい時だった。僕には大きなプレッシャーがかかっていて、多分あそこにいる間はそういう気持ちなれなかったんだと思う。僕はチームを前に引っ張っていくことに集中していたからね。状況の変化は、僕にとってとても良いことだと思う。
リバプールは偉大なクラブで、そのプレッシャーは全ての選手が分け合っている。そういうチームワークは僕を選手としてもっと成長させてくれるし、その上に結果がついてくれば、あらゆることがもっと簡単になる。
僕は本当に今を楽しんでいるよ。とても幸せだし、過去数年間を振り返ってみれば、肩にチームの重荷を背負っている状態では、成長したり楽しい時間を過ごすことはとても難しかった。
Joserra:あなたが以前に背負っていたプレッシャー、そしてあの時は気づいていなかった、または感じていなかったとあなたが表現したもの、今はそれが無くなって、あなたにどのように影響を与えていると思いますか?
Torres:うん、もう自分がいなくなってさえ、人々が未だに自分のことを話しているのはわかるよね。それは人々が自分をなつかしがっていて、そして「名前」をなつかしがっているんだよ。今は何人か新しい選手たちが加入して、彼らが責任を引き受けなくてはならないだろう。それは簡単なことじゃない。
たぶん、アトレティに僕が来たときは、自分でも気が付かないうちにゆっくりとそういう責任を引き受けていた。今は違うクラブにやって来て、自分の仕事に向かうことだけを楽な気持ちで考えて、クラブの細かいことに気を使わなくていいというのがどんなものかわかったよ。
Joserra:あなた一人に全ての目が向けられていないということが?
Torres:うん、でも僕はピッチの上のことだけを言っているんじゃなく、その外側のあらゆることもそうなんだ。クラブで起こったどんな小さなことでさえ、注目を集める。他のことから距離を置こうとしている時でさえ、好むと好まざるとにかかわらず、結局何らかの形で影響されてしまう。
Joserra:だからあなたはアトレティコ・マドリー同様、自分にも変化が必要だと確信したんですね。以前にはアトレティに特別視される選手はいませんでしたからね。どこにもそんな選手はいなかったですよね?そしてあなたはとんでもなく若く、手本になるには若すぎたにもかかわらず、ですね?だからこそあなたは、クラブを変わることが自分にとって必然だと確信したんでしょう・・・。
Torres:そう思うよ。僕たちは、これが双方にとってベストだとわかっていて決断した。僕とクラブ、双方にとってね。遅かれ早かれ、時が僕たちが正しかったことを証明すると思うよ、いずれね。クラブは、一人の選手に頼ることのない新しいチームを築き上げる必要があった。そして僕にとっては、同じようなプレッシャーのない新しいクラブですばらしいスタートを切れた。リバプールのようなクラブに来て、僕よりもずっと経験豊かな選手たちがキャプテンをやっているのを見ると、彼らがその経験によってどれだけ多くのものをチームにもたらしているか気づかされるよ。それは僕がアトレティコでその役割をしなくてはならなかった時、欠けていたものだ。
とても若い時にキャプテンになるということは大きな責任をもたらし、おそらく僕はアトレティコ・マドリーのような大きなクラブのキャプテンになるということの意味をはっきりと理解していなくて、その責任を引き受ける準備ができていなかった。
今は僕はリバプールにいて、キャプテンの振舞い方や、僕がやっていなかったどれほど多くのことを彼らがしているかを見ているよ。そういうことを僕には誰も教えてくれなかったからね。
Joserra:例えば?
Torres:ほとんどは、彼らが受けている尊敬だね・・・彼らの業績とか彼らが勝ち取ったタイトル、それは多いんだけど、それだけではないんだ。新加入の選手や練習に加わって来た若手の選手たちに対する彼らの受け入れ方、先頭に立って物事に挑むやり方、ハードワークをして仲間たちの尊敬を集めるやり方。スペインとは哲学が違うんだと思うけど、僕はそれにとても感銘を受けたよ。
ただクラブが変わっただけじゃなく、違う文化の違う国に初めてやってきた選手を最初に迎え入れてくれるのは彼らだ。何か必要なことがあればいつでも、スペイン人はもちろん別として、力になってくれるのはキャラガーとジェラードだよ。彼らはチームの重責を背負い、サポーターのアイドルで、いつでも誰かの力になろうとしてくれる人間なんだ。
Joserra:チームを去るその一歩は辛いものでしたか?
Torres:難しい決断だったよ。フットボール的にだけではなく、個人的なレベルでもね。マドリードにいろんなものを残して来たし、自分が育ったクラブで達成したかった多くの夢も残して来た。そしてもう一度、全てがゼロからのスタートをしなくてはならない。自分が今まで築き上げてきた名声はもう数に入れられないし、もう一度自分自身を証明しなくてはならない。そして多分、高額の移籍金、それが毎シーズン優勝カップを獲得することについてとても明確な考えを持っているサポーターグループにとってどういう意味を持つか、それはプレッシャーになる。
Joserra:しかし個人的な意味では、もちろんあなたが決断したことですが、それはあなたの周りの人たちにも大きな影響を与えたんではないですか?ご両親、ガールフレンド、他の多くの人たち・・・例えばあなたのご両親はこの件についてどうでした?
Torres:(笑)正直言って、僕の母は最初反対で・・・
Joserra:そうそう、そういうことですよ、あなたのパパはおそらく「息子よ、お前のやりたいようにやりなさい」だったでしょうが、あなたのママは?反対した?
Torres:うん、でも結局僕と一番時間を長く過ごしている人間は僕のガールフレンドで、彼女が多分僕が寂しいときにそばにいてくれる人だ。彼女は僕に自分から「行け」とは言わないけど、僕の決意を支持してくれている。僕にとって厳しい時があったことを彼女は知っているし、結局重要なのはここで幸せかどうかだよね?
でも今は僕の両親もやって来て、CLの試合を見たよ。僕はプレーしなかったんだけど、彼らは本当に満足してスタジアムを後にしたよ。僕がプレーしているのは見られなかったけど、それから6-0の勝利の試合も見て、彼らはとても楽しんでいたよ。
今はおそらく、彼らはこれが僕にとってベストだとわかっているんじゃないかな。でも最初は、この決断をするのは厳しいことだった。
Joserra:それでは、今はあなたとガールフレンドだけがリバプールにいるんですか?
Torres:うん、でも僕の友達や兄弟、両親ももう僕に会いにここに来たよ。
Joserra:ここでのいろんなものについてのあなたの印象は?
Torres:フットボールについては、驚くべきものだ。まさに文字通り、偉大なクラブだね。足りないものは何もない。スタジアムの雰囲気はファンタスティックで、スペインでは決して見たことのないものだ。
Joserra:英語はもうほんのちょっとは話せるんでしょうか?
Torres:やっているよ(笑)。ラファが英語で話させるからね。
Joserra:しかしもともと少しは出来るんですよね・・・
Torres:それほどじゃないね。この言葉はわかっていると思っていても、実際にそこに行っていろんな人たちと英語で話したら、今まで勉強したことは全部無意味だったって気がつくよ(笑)。
Joserra:お二人とも先生がいるんですか?
Torres:うん、クラブが僕たちに先生を割り当ててくれるんだけど、一番大事なのは、日々の暮らしの中でチームメートから学ぶことだね・・・
Joserra:英語のレッスンは何時にするんですか?
Torres:トレーニングの時間によるね。彼らは僕たちのトレーニングスケジュールに合わせてくれて、彼らが家に来たり僕たちがトレーニンググラウンドに行ったり、僕たちが買い物に行く時に彼らが同行したり・・・
Joserra:あなたのガールフレンドも同じ?
Torres:うん。
Joserra:クラブは家も提供してくれるんですか?
Torres:そうだね、彼らに探している物を言えば、一週間かその位で、彼らはものすごい量の家のパンフレットを持って戻ってくるよ(笑)。
Joserra:どんな家を選んだんですか?二人ですから小さめの家?
Torres:まだ今は僕たちはいろんな場所を知り始めているところで、トレーニンググラウンドや空港や中心街までドライブする時に町を見ているだけだからね・・・中心に近い場所を探しているんだけど、自分たちにとって最高と思える所はどこか見ているところなんだ。
Joserra:今現在はどこに住んでいるんですか?
Torres:他のスペイン人たちのすぐ側の家だよ。空港近くの場所で、ぺぺに近い。でもまだ探しているんだ。
Joserra:それから車の運転についてはどうです?まだ怖いですか?ルイス・ガルシアは私に、最初は5つか6つサイドミラーを壊したと言ってましたからね!
Torres:(笑)彼は僕に警告したよ!それからシャビもね・・・最初の何日かは気をつけろってね。新しいやり方で交差点に入るたびに、なんとか慣れようと最初はすごく緊張するよ。
Alcala:ロータリーがね!どこから出ていいかもわからないよ。
Torres:僕はそれは大丈夫なんだけど、交差点の方が混乱するんだ。どこから車が来るか、それが右に曲がるのか左に曲がるのか、自分はどこで曲がると思われているのかわからなくてね。今はずっとわかるようになったけど、最初は何回か動けなくなったよ。みんなきっと、いったいこいつはどこから来た奴だと思っていたに違いないよ!
Joserra:イングランドタイプの車を運転しているんですか?
Torres:うん、クラブがくれた車をね。スペインから自分のを持ってきたかったんだけど、右ハンドルを使う方がいいと思ったからね。
Joserra:ではあなたは自分の車を持っては行くつもりはないんですね。そして今は、もしもあなたのガールフレンドが「買い物に行きたいから車に乗せて」と言ったら、あなたは「よし、じゃあ行ってみようか」という感じなんですね。
私が気づいていることの一つに、あなたが本当にうまくプレミアリーグに適応しているということがあります。チェルシー戦でゴールをあげ、それからダービー戦でも2ゴールしていますね・・・。
Torres:僕たちが望むような良い結果を出しているということが重要で、勝利は物事をもっとやり易くしてくれる。でもまだこれから先は長いよ。
これは新しい国での大きなチャレンジだ。多分今は、僕はアトレティにやって来た前のチームメートの何人かについて、あらためて評価をしているよ。彼らが最初にスペインリーグにやって来た時は慣れるまでに時間が必要で、一部の人間はそれがなぜかを理解していない。でも新しい国にやってきて、全てが違う状況の中でやって行くのは難しいことだよ。コインが違うってだけじゃなく、車の運転も違うし、新しい習慣、新しい生活スタイル、そういうものに慣れるまでには時間が必要だし、僕もまだ完全には慣れていない。
そんな中で結果を出せて、チームメートからの助けがあって、町の人々が僕たちが快適に暮らせるようにいつも気を配ってくれる、それが僕にとって幾分やり易くなっていることは事実だ。でもまだ時間がいるね。
Joserra:トレーニングセッションはどんな感じですか?ラファ・ベニテスはスペイン人監督ですが、彼は非常に独特な人だそうですね。
Torres:僕が今まで慣れていたものとは違うね。リバプールでは試合数が多くて普段ミッドウィークにも試合があるから、トレーニングはフィットネスを回復して次の試合に備えることが一番の目的になる。僕はそういう練習にはあまり慣れていなくて、結構驚いたよ。個別の練習が多いし、グループでやるのは一週間に2回しかないかもしれない。それ以外の時間は選手個別にやることが多いね。
それから、メルウッドでの練習は非公開だから、ずっと静かな中で僕たちは午前中いっぱい練習する。全然違っているよ。
Joserra:そして食事のためにそこ残るんですね・・・
Torres:うん、朝食を取って、それから昼食も練習場で取る。
Joserra:それも不慣れなことですね・・・
Torres:うん、違っているけど、僕にとってはとても助かるよ。食事中にみんなと話すことで早く英語をマスターできるからね。そしてリザーブから来ている子たちと一緒に過ごす事も、彼らにとってとても良いことだと思う。僕たちと知り合いになることで、彼らがファーストチームの練習に呼ばれた時にはお互いを良く知っているから、チームスピリットにとって良いことだ。こういう時間を一緒に過ごすことで、雰囲気ははるかに良くなるよ。
Joserra:あなたが9番を選んだ理由は何ですか?自ら選んだのか、それとも向こうから提供されたんですか?
Torres:移籍が合意したとき、僕から欲しいと言ったんだよ。ファウラーが去って、あの番号が空いていることは知っていた。ラファはYESと言った。彼は僕に、ここでその番号を付けることの意味を知っているかと尋ね、それを引き受けたいならば付けていいと言った。
Joserra:あなたはトレーニングセッションは非公開だと言いましたね。いつもそうなんですか?
Torres:うん。ファンは入ってこられないし、メディアも月に1、2回しか来ない。彼らは月に1回か2回、ちょっとビデオを撮ったり写真を撮ったりするくらいかな。
Joserra:では、イングランドのプレスは全然違っているんですか?
Torres:うん、こっちにはスポーツ専門新聞というのがなくて、スペインのように毎日何かを伝えるということがないんだ。タブロイド紙は5、6ページをスポーツに割くかもしれないけど・・・
Joserra:しかしゴシップに夢中ですね!
Torres:うん、メディアにはスポーツ新聞というものはないけど、ゴシップや噂、本当に真実かは誰も知らないような作り話、そんなものが満載のタブロイド紙は売っているね。
試合のある日にはもっと試合の報道がされるし、プレビューとかチャンピオンズリーグに関するものも出るけど、スペインのように日々報道ということはないよ。
Joserra:審判に関してはどうでしょう?スペインよりもイングランドの方が優れていますか?私はあなたのリバプールでのチームメートたち全員を集めた番組を一度やったんです。ぺぺ・レイナ、ルイス・ガルシア、シャビ・アロンソ・・・彼らは審判を欺く行為は本当に軽蔑されると言っていました。ペナルティを得るためのダイビングとか、痛んだふりとか、大げさに倒れるとか、そういうことは望まれていないんでしょうか・・・?
Torres:うん、僕はどちらの審判が良いとか悪いとかは思わないけど、イングランドフットボールの選手たちはずっと正直で、純粋で、審判を欺く行為を好まない。自分のチームメートがやったことさえ非難するからね。もしも誰かがダイブをしてペナルティを得て、それで試合に勝ったとしても、チームメートは間違いなくその人間に激怒するよ。勝利というものは正しいやり方でしてこそで、レフェリーはそれで助かっているよ。彼らはファウルは確かにファウルだと分かっており、そのために選手たちは容易に倒れにくくなる。ほとんど殺されるような勢いさ・・・かなりのコンタクトが許されているね。
ファールがあまり取られないことで、プレーが動き止まる時間が減る。でも、どちらが良いとか悪いとかは僕は言ってない。もしもスペインの選手たちがもっとレフェリーをやり易くすれば、スペインでも同じようなジャッジを見られると思う。
Joserra:「フーリガン」はほとんど消滅したように見えますね。以前に起こっていたようなことは、もうないんじゃないですか?
Torres:うん、それでもまだネガティブな見方はされていると思うよ。本当に少数の集団で、彼らが根絶したいと考えているものだ。イングランドのサポーターや、ヨーロッパ戦の夜や遅い時間のキックオフ、暴力沙汰や彼らの行く所どこでも起こしてきたトラブルに対する人々の考え、それは決して歓迎されないもので、消えつつあるものだ。
Joserra:かつてイングランドフットボールに多大な被害を与えましたね。
Torres:うん、でも今は、僕はここに来てサポーターたちを見て、あれは完全に違う話だということがわかったよ。それがずっと昔にはしょっちゅう起こっていたのか、それとも単に昔に起こったことを人が誇張して伝えて来た伝説に過ぎないのかどうかはわからないけど、僕はまだそういう類の事は見ていない。
Joserra:今ではあなたは通りを歩いていて、イングランドの標準的な人たちを知っているわけですが、2ヶ月がたって彼らに対する印象はどうですか?
Torres:すごく礼儀正しい人たちだと思う。彼らは僕たちに接するべき時を知っている。僕たちが食事をしているとか、家族と過ごしている時なんかは、彼らは近づいてはこない。僕たちがディナーを終えるまで、彼らはいつも待っていてくれるよ。たとえそれで長い間待たなくてはならないとしてもね。それに僕たちが練習場にいて、彼らがサインが欲しいと思っていても、僕たちが50メートル練習場を出たら、彼らはもうサインをくれとは言って来ない。スペインとは違うよ。彼らは練習場と私生活の区別の仕方を知っているんだ。まあいつでも例外というのはあるけど、一般的に彼らの行動はそんな感じだよ。そしてリバプールファンはとても熱狂的な人たちで、彼らは「頑張れ」とは言うかもしれないけど、僕たちを煩わせたり付きまとったりすることはない。
Joserra:新聞は、フェルナンド・トーレスについて何と言っていますか?
Torres:(笑)本当のことを言えば、まだイングランドの新聞を読むには僕にはちょっと早いよ・・・。
Joserra:そうでしょうが、誰かがあなたに翻訳はしてくれますよね・・・?
Torres:いや、正直言って毎日報道があるわけじゃないし、たぶんインターネットでスペインからニュースを知る方が多いんじゃないかな。
Joserra:では、あなたの日常はどんな感じですか?何時に起きていますか?
Torres:いつもはメルウッドに午前9:15までに行かなくちゃならないから、8:30に起きる。それから12:30に食事をして、家に帰るのは1:00だね。
Joserra:トレーニングは何時から?
Torres:10時。9:15に朝食を取るんだ。
Joserra:イングランド式のたっぷりした朝食ですか?
Torres:そうだね、そうしたいならね。好きなようにできるよ、たくさん食べてもいいし、そうでなくてもいいし。
Joserra:しかしあなたはたくさんは食べないと。
Torres:(笑)うん、今のところはそうだね。
Joserra:それから12:15にまだ食事ですか?
Torres:うん、12:30かそれ位にね。練習が終わる時間によるよ。それから家に帰る。今は僕たちはそこですることがいろいろあるんだ。山のような書類があってね。TVとか銀行を変えるとか、車のこととか、ちょっと慌しいよ。実際何が起こっているのか自分でもよくわからないから、なおさらね(笑)。
Joserra:リバプールに住むというのは、どんな感じですか?
Torres:今のところは良い感じだよ。もうたくさんの人たちがここにやってきていて、それは僕にとって助けになっている。小さな町だけど、何でも揃っている。良いレストラン、良いショッピングセンター、散歩するのに気持ちいい場所、ただひとつの欠点は天気だね。
Joserra:でも食べ物はスペインとは違って、ひどいでしょう。
Torres:そうとばかりじゃないよ。いいレストランもあるし。
Joserra:私はモリエンテスとAlcalaの友人と一緒にスペインレストランらしき所へ行ったんですが、そこではカミソリの刃でも食べているようなタコを出してきましたよ。
Alcala:(笑)でももっと良い所もあるよ。ビクトリア・ストリートには、かなり良いイタリアンレストランがいくつかある。
Torres:スペインレストランは、僕たちが想像するようなものとは全然違うね。
Alcala:Jose Ramon(インタビューアー)、まだここに来て夏を2ヶ月すごしただけで、フェルナンドは僕に英国の天気についての感想を言ったけど、まあちょっとばかり、怖がらないまでも覚悟しておいた方がいいのは冬だね。かなり寒いし、午後3時には暗くなって誰も家から出てこなくなり、ショッピングセンターは閉まって、ほとんどどこも開いてない。
シャビ・アロンソのようにすごく満足していて本当に良く適応している人間もいれば、フェルナンド・モリエンテスのように何もかもが合わないという人間もいるからね。
Torres:まあどうなるかな、わからないけど見てみるよ。まだまだこれから時間はたくさんあるんだし、誰もが冬は辛くて厳しいって言うから、もうそれにも慣れたって言えるかもね。今のところは僕にとってそれが問題になるとは思えないけど、結局重要なのはフットボールなんだし、そういう気候は、試合やピッチの状態や、どういう風に試合にアプローチして行くかに関しては良いだろうしね。
Joserra:スペインのフットボールはあちらでもたくさん見ていますか?
Torres:何試合か見たし、今はスペインのTV番組に関してはハイライトの方がたくさん見ている。でも僕は追いかけて行くよ。
------------------------------------------------------------
遅くなってしまったのでブログにアップするのはやめようと思っていたんですが、トーレスハットトリック記念に掲載しました(笑)。ちょっと英語がわかりにくくて、誤訳があったらすみません。
PR
無題
トーレス決めてくれましたね!ハットトリックとはお見事です。今までのレッズは得点力不足から来る勝ち切れない試合が本っっ当に多かったので、彼の存在は本当に頼もしい!キャプテンの重圧からも解放され、「神の子」本来の実力を発揮してくれそうですね。
無題
こんな長いインタビューを訳して載せてくださり本当にありがとうございます!
なかなか知ることのできないfootball以外の側面を知ることができとても嬉しいです。
キャプテンのことも改めて皆から尊敬されている存在(ピッチ外でも)なんだなとわかりすごく嬉しく思いました。
トーレスハットトリック記念!試合観たかったなー(涙)
無題
これから爆発してくれるとうれしいですね!アトレティコでのキャプテンの仕事は、相当重圧になっていたんだなあ、というのがわかりました。後はリバプールの天気にめげずに(笑)がんばって欲しいと思います。モリエンテスは相当合わなかったみたいですし。
>toshiさん
こんにちわ^^。お久しぶりです。うれしい言葉ありがとうございます、励みになります。
試合見たかったですね~。放送されていたら、保存版にしたかった!