カーリングカップ、レディング戦はトーレスが90分プレーしてハットトリックを決めました。試合後の両監督とキャラガーのコメントです。
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●ラファ
(公式HP)「フェルナンドにとってすばらしい夜でした。彼には大きなスペースがあり、相手ディフェンダーは彼の速さと動きにやられましたね。
彼とクラウチの相互理解は非常に良く、すばらしいチームパフォーマンスだったと思います。レディングは前に出て自分たちのプレーをしようとしており、すばらしい情熱を持ってプレーしていましたから、難しい試合になりました。
(Liverpool Daily Postより)彼が次の試合はスタメンか、ですか?状況を見てですね。私は誰にもスタメンを保証できません。私のストライカーたちを一週間見て決めたいと思います。ストライカーは4人おり、もし私が彼はプレーすると今言ってしまったら、ウィガンにとってはやりやすくなるでしょう。
私は自分のチームのことだけを考えています。私たちのサポーターはとても賢い人々で、彼らは私がチームのために最善を尽くそうとしていることを知っています。
フェルナンドは、なぜ彼が(バーミンガム戦で)外れたかを知っています。それはスペースのためでした。私はあまり多くを説明する必要はありませんでした。選手たちは全員、全ての試合でプレーしたいと思っています。
もしもあなたたちが、ディルク・カイトは劣ったストライカーであるとか、ピーター・クラウチが劣ったストライカーだ、アンドリー・ボロニンが劣ったストライカーだと言うならば、私はトーレスを毎試合プレーさせますよ。しかし全員が非常に優れたストライカーですから、私は試合ごとにストライカーを選びたいですし、変更が必要ならば変更します。
私は自分のチームのベストを考えています。今回はフェルナンドにとってすばらしい試合でしたね。しかしチーム全員が本当に懸命に頑張りましたし、非常に難しい試合でした。そうなるだろうということは私たちは認識していましたが、スペースが空いてフェルナンドは本当に危険な存在になりましたね。しかしチームの他の選手たちも、フェルナンドと同様に精神力を見せてくれました。それは私にとって鍵となることです。一人か二人のストライカーが頑張っていても、他の選手たちが自分たちの仕事をしなくては意味がありません。しかし選手全員がすばらしい仕事をしてくれました。
(SKY Sportsより)難しい試合でした。私たちは情熱を持ってプレーする良いチームと対戦し、速いテンポの試合になりました。レディングの2ゴールはどちらもオフサイドでしたね。それは重要な得点で、私たちは精神力を見せる必要がありました。彼らは私たちがこのクラブで欲しいと思っている精神力を見せてくれましたよ。
懸命に努力すればチャンスはやってくることを学ばねばなりませんし、監督としては選手たちを信頼するだけです。」
●スティーブ・コッペル レディング監督(Liverpool Daily Post)
「我々には何度か良いチャンスがあったと思うが、2000万ポンドの違いは大きかったよ。我々は落胆している。最高の選手たちと対戦したいと誰もが思うし、そういう選手たちのプレーを抑えてこそ評判が得られる。私たちはそれをやって、彼は3ゴールを決めた。がっかりだよ。ゴール毎に彼は自信を深め、より生き生きとプレーした。始めの45分間は彼は消えていたんだがね。前半は彼はあまりチームに貢献していなかったんだが、あれが2000万ポンドの力なんだろうね。彼は他の選手たちにはないものをもたらしている。それは生粋の速さだ。2度のプレーは複雑なものではなかったんだが、一発のキックと彼の速さで振り切られたよ。
現実を見れば、彼はまだこのリーグで世界を沸かせるような仕事はしていないが、ゴールを重ねることで威力を増していた。我々はもっとギャンブルに出なくてはならなかったが、それでスペースを空けたことで彼にとっては手段が増えたね。」
●キャラガー(SKY Sports)
「彼(トーレス)は俺たちに勝利をもたらした。タイトな試合で、すごく難しい試合だったが、彼が違いを作ってくれたよ。すばらしいフィニッシュだったが、彼一人のゴールじゃなく、チーム全体の努力があってのものだ。
プレーして楽しい試合だったよ。典型的なカップ戦だったね。レディングは全力を尽くしていた。」
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得点しては追いつかれるという、厳しい試合だったようです。ハイライトだけは見ましたが、4点目はキャプテンからのスルーパスをトーレスが飛び出して決めました。キーパーとの1対1を落ち着いてかわして決めたあたり、まさにストライカーというゴールでした。
ラファはスペースのある試合でトーレスが生きると考えているようです。そうすると、引いて守る相手より、前に出てくる相手の時の起用を考えているんでしょうか。だとすると、アウェイや強豪相手の試合で使われることが多くなりそうです。
レディングの2点目はありえないほど明らかなオフサイドでしたが、線審は一体なにをやってたんでしょうか・・・(汗)。違うシーンでした(汗)。
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