2008年のレッズ初勝利、そして記念すべきキャラ500試合目はキャプテンのハットトリックでの快勝でした。「開始1分から100%」まさにそういう試合だったと思います。選手たちの勝ちに行く気持ち、特にキャプテンの気持ちが試合開始からひしひしと感じられました。前に後ろに右に左に、縦横無尽の走りっぷり。1点目は体を投げ出しての気持ちの入った渾身のヘディング、そして3点目は「ジェラーーード!」という感じの豪快ミドルでした。キャラのメモリアルゲームでもあるこの1戦への意気込みが大きかったんでしょう。
サイドが使えている試合はいいですねえ。バベルもペナントも、それぞれの持ち味を良く出していたと思います。バベルは中に切れ込んで積極的にシュートを狙い、ペナントもどちらかというとドリブルを使って中へのプレーを意識していたように思います。その開いたスペースをキャプテンやSB、時にトーレスが使って攻撃に厚みを加えていました。バベルのクロスは相変わらずですが、まあ今のところはあれでいいでしょう(笑)。ペナントはメンタルのことが心配でしたが、それを全く感じさせないすばらしいプレーでほっとしました。
ゲームキャプテンのキャラは本職の守りに関してはほとんど見せ場はありませんでしたが、右サイドからクロスを上げたりバイタルエリアまで走り込んでワンツーを受けようとしたり、彼らしからぬ見せ場を作っていました。あのワンツーが通っていたらなあ・・・。それから、後半開始キックオフのボールをアロンソがハーフウェイラインからゴールを狙うという、面白いプレーもありました。あれが決まっていればアロンソのルートン伝説第2章だったんですが、惜しかった!
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