終わってみれば2得点の快勝!しかし前半は、試合を支配していながらボールが枠に飛ばない、リーグ戦へのモチベーションが下がっているな、と思わせるような展開でした。キャラガーまでとんでもないボールのさらわれ方をするし・・・。
今日のマスチェラーノとシソコのコンビは、マスチェラーノが下がってシソコがかなり積極的に前に上がっていたんですが、この人は強豪相手の潰し役では輝くんですが攻撃の仕事を任されるとどうも精度がいまひとつ。その運動量を生かすことができません。結局後半の早い時間にカイトと交代になりました。そのカイトが試合を変えてくれたと思います。ウッドゲイトと絡んで倒れ、ゴールラインを切りそうになったボールをあきらめずに素早く立ち上がってゴール前へパスを上げた、気合溢れるプレーでチームに活を入れてくれたような気がします。キャプテンの目の覚めるようなゴールシーンも、カイト、マスチェラーノ、ゼンデンの3人が左で細かいパス交換をし、右の空いたスペースからキャプテンがズドーンと決めたものでした。あのゴールは気持ちよかったです。
PKの判定はボロに気の毒でした。あれが決勝点だったら物議をかもしそうなジャッジです。カメラも試合終了後にすかさずデイビスと主審を抜いていましたね(苦笑)。
●SKY Sportsのレーティングレイナ:6 安定
アルベロア:8 一流の仕事
キャラガー:6 すばらしくはなかった
アッガー:7 悪い点はなし
リーセ:7 良く前へ出ていた
ペナント:7 良い前半
マスチェラーノ:8 チームを動かし続ける
シソコ:6 早い時間に交代
ゼンデン:6 標準
ジェラード:9 目覚しい
クラウチ:6 しっかりした仕事をいくつか
(SUB)マルク・ゴンザレス:5 遅い投入
(SUB)カイト:6 危険な存在
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