トリニダード・トバゴ戦前日のエリクソン監督のコメントです。(BBCより
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●エリクソン監督
(ルーニーについて)私にとっては、ルーニーは試合に出場できるコンディションにあります。しかし、一晩考えさせてください。明日の朝には決断しますよ。
スタメンに入らないのはまず間違いありません。私は、彼がまだ90分間戦えるコンディションにはないと思っています。
ブライアン(FAのチーフエグゼクティブ)と私がルーニーの起用に関して口論をしたと報道されたのは、全くでたらめですよ。話し合いはしましたが、言い争ってはいません。
試合の後には、我々はそのこと(怪我をした選手についてのFAの保障問題)について話すでしょう。チームの目の前でそれをするのはいいとは言えません。
(オーウェンの55分での交代について)いかなる対立もありません。彼は非常にプロフェッショナルな対応でした。彼はどんどん良くなっていますよ。
マイケル・オーウェンは大会で得点するでしょう。間違いありません。
交代について特に彼と話し合ってはいません。チーム全体には、土曜の試合で我々の何が良く、何が悪かったかについて話しました。なぜ選手を下げたのかを説明する必要があるとは私は思いません。それは私の仕事なんですから。
マイケル・オーウェンと私の関係は今まで通りですよ。
土曜の試合の後半では、我々のパスは良くありませんでした。しかし、パスがうまくいかないのは、出し手の責任だけではありません。他の選手たちの動きにも原因があります。ボールが欲しがっているか、いい走りができているか、ボールをもらいに行っているか、ということです。
後半ではチームワークにほんの少し問題がありました。我々は走るのを止めてしまいました。
オーウェンがどんどん良くなっているということが重要です。70分プレーしたとか、80分、90分だったかということは重要ではありません。彼がいい方へ向かっていて欲しいですし、私はそうだと思っています。
彼は土曜に90分プレーできたと思います。しかし、チームは何度もボールを失っていましたので、私は変化を与えようとしました。ボールがキープできなければ、チームは苦戦しますからね。
明日の試合は、土曜よりもいいパフォーマンスができると思います。しかし、パラグアイ戦もそれほど悪くはありませんでしたよ。53%のボールポゼッションで、ゴールに向かって打ったシュートは13本です。これは他のチームの初戦の中で一番で、ブラジルと並んでいます。
ワールドカップの初戦としては非常にポジティブな結果ですし、3ポイントを得たことをとても喜んでいます。初戦というのはいつも非常に難しいものですから。
(英国メディア全部を喜ばせるのは)全く不可能です。ドイツに来てから私は新聞を開いていません。これからもそうするつもりです。
私は選手たちに、(今週の初め)休みを与えました。長いシーズンを戦った後であり、ワールドカップの始まりです。彼らに1日も休みを与えなかったら殺してしまいますよ。
もしも我々が初戦を落としたとしても、休みは与えたでしょう。
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試合展開によっては、今日ルーニーのワールドカップ初出場が見られるかもしれません。無理はして欲しくないですが、どんなコンディションなのかは見てみたい・・・。試合が早々に楽な展開になってくれるといいんですが。
FAのチーフエグゼクティブともめたというのは、ルーニーがもしも2度目の怪我をしてしまったら、FAの補償規定ではカバーできないということについてらしいです。
また、土曜に怪我をしたG・ネビルは14日の練習には参加せず、トリニダード・トバゴ戦は欠場の見込み。代わりにはキャラガーかハーグリーブスになりそうです。
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