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FIELDS OF ANFIELD ROAD

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公式HPより、名前にちなんだインタビューシリーズ第6弾、今回はスティーブ・フィナン編です。
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S STAYING BEHIND(今も残る)
あなたはもう今は代表から引退しましたが、アイルランドは、スコットランド、イングランド、北アイルランド、ウェールズと共にこの夏のEURO出場を逃しました。それでも試合はTVで観戦しますか?


わからないな。キックオフの時には多分僕は休暇中だろうから、全試合を全部キックオフからは見ないだろうね。でも少なくともどんな経過かは注目しているだろうし、大一番が始まる時には見ると思う。でも、わざわざ努力して全てを見ることはしないだろう。僕は参加しないことには慣れて来ているよ・・・続けて3大会も大舞台を逃しているからね・・・そして、過去にもそれとどうにか折り合いをつけて来た。またきっと同じだよ。
T TALKING TACTICS(戦術を語る)
今シーズンはおそらく、あなたは今までのリバプールのキャリアの中で一番ローテーションが増えていると思います。それについてはどうお感じですか?


選手全員がプレーしたい。そこにはすごい秘密も何もないよ。しかしシーズンは65か70試合も続くんだから、その全てに90分間プレーするのは無理な話だ。僕はそれを理解しているけど、慣れなくてはいけないのは僕だけじゃないからね。全てのビッグクラブが、選手たちに同じようなことをしている。全員をフレッシュでベストな状態にしておきたいと思っているから、ボスはプレーさせる選手を選ばなくてはならない。

アルバロ・アルベロアのことは、どれくらい高く評価していますか?

彼はすばらしいディフェンダーで、すごく、ものすごく万能だ。前に出るのがうまいし、ポジショニングもいいね。彼に大きな弱点があるとは僕は思わないよ。彼がここにいるというのは僕にとって良いことだ。チームで安定したプレーをしなくてはならないという気持ちにさせてくれるからね。ちょっと競争があった方が、それでパフォーマンスが余分に何パーセントが上がるから、望ましいことなんだ。監督はここに来て以来、僕のポジションに競争を持ち込もうと、ホセミやクロンカンプをスペインから連れて来た。アルバロは、その二人よりもずっと長い間ここに在籍し、僕たちにとって重要な選手になるだろう、間違いなくね。彼は良い奴だし、物静かだけど全力を捧げているよ。スティービーを別とすれば、彼は今シーズン誰よりも多くのポジションをこなしている。どんなクラブにも、どこでも仕事が出来る彼のような選手は必要だ。

E END OF SEASON (シーズンの終わり)
順位が決定する時まであと残り3ヶ月ですが、これから安定した結果を残せば、あなたたちはどこまで行けるでしょうか?


どこでも。僕たちは望んでいた場所からは滑り落ちてしまったけど、連勝を長く続けられるだけの力は持っている。上手く行けば、僕たちの上位にいるチームにプレッシャーをかけられるだろう。アンフィールドでは僕たちはあまり遠くを見すぎはしないし、今から5月まで、僕たちにとって最も重要な試合は次の一戦だ。僕たちのチームの中に一度入ってみれば、クラブの外で言われたり書かれたりしていることに注意なんか払わなくなるよ。僕たちには、優れた才能を持つ選手たちの集団、すばらしいサポート、そして僕たちのベストを引き出してくれる監督がいる。僕たちはこれからのシーズンのあらゆる場面で戦い、それでどこまで行けるかを見るよ。しかし僕たち全員が、今シーズンの成功を望んでいる。

V VICTORY IN EUROPE(ヨーロッパでの勝利)
昨年のミラン戦の敗北の復讐をしたいという気持ちは、あなたのリストの中でどれくらい優先順位が高いでしょうか?


再びヨーロピアンカップの決勝を戦うためにモスクワに行けたら嬉しいだろうけど、それはミランにリベンジしたいというよりも、チャンスと成功のためにだね。あの試合は、自分たちのやったことに見合うだけの結果を得られなかった試合の一つだったよ。違う日に、もうちょっと運があれば僕たちは試合に勝利していただろう。ミランが僕たちよりも強いチームだったとは思わない。これから僕たちには、インテルという現時点でセリエAですばらしい結果を出しているチームとの、タフなセカンドレグの仕事が残されている。彼らはリーグを2連覇し、今は3連覇に向けて快進撃をしているね。さらにアドリアーノをブラジルにローンで出せる余裕さえある。タフな相手になるだろうし、それは全てのイタリアのチームが同様で、僕たちは勝ち上がるためには最高のレベルでいなくてはならないだろう。しかし、僕たちは自分たちの能力に自信を持っているし、勝ち上がれると信じているよ。

E ENTERTAINERS(エンタテイナー)
ドレッシングルームで一番楽しい人間は誰ですか?


僕は流行に乗り遅れるつもりはないよ。他の皆はジャーメイン・ペナントだって言っているから、僕もそれに同意しなくてはならないね。彼はすばらしい奴だけど、ほんのちょっとだけ頭がおかしいよ。彼のことを笑う時もあるし、彼と一緒に笑う時もある。でも彼が近くにいる時は、どっちにしても笑っているのは間違いなしだ。

F FOOTBALL IDOLS(フットボールのアイドル)
子供の頃のアイドルは誰でしたか?


僕は子供の頃はウィンブルドンのファンで、その時にはアイドルは特にいなかった。ウィンブルドンのサポートは、彼らが僕を16で放出した時に終ったよ。僕の一番早いフットボールの思い出は1986年のメキシコワールドカップで、マラドーナがショーの主役だった。彼は僕のプレーしていた所とは全く関係ないポジションでやっていたけど、あの時の最高の選手だった。TVで見ていて楽しい選手だったよ。

I INJURIES(ケガ)
最近ちょっとケガをしていましたね。サイドラインに縛りつけられているのはフラストレーションを感じますか?


すごく、それが答えだよ。12月に問題を抱えて、ちょうど丸々1ヶ月間チームから離脱することになった。その間にホームでのユナイテッド戦のような本当に重要な試合を逃すことになったから、ものすごくフラストレーションを感じたよ。どこが悪いのか診断が出るまでちょっと時間がかかったから、なおさら悪かったね。でも再び数の中に戻って来られて嬉しいよ。僕はスタンドで座って観戦したいと思うような人間じゃない。

N NEXT TIME(次回)
アイルランドはEURO出場を逃しましたが、それはあなたがメジャーな本大会でプレーする最後のチャンスでした・・・それを受け入れるのは辛かったですか?


僕たちは、メジャーな大会をここのところ逃し続けていたよ。2004年のEURO、前回のワールドカップと予選を勝ち抜けなかったからね。ある段階ではグループを勝ち抜けるのに本当にあと少しというところまでチャンスがあったから、敗退を受け入れるのは辛かった。予選突破に全身全霊を傾けていたし、それがかなわないというのは大きな一撃だ。しかしクラブでの自分の調子に集中しなくてはならないから、出来る限り早くそれを過去のものにしなくてはね。

N NANDO(ナンド)
フェルナンド・トーレスはまさに良い取引で、夏に彼が移籍して以来、対戦した全てのディフェンスにとって手に負えない存在になっているようです。彼があなたのチームにいるのは嬉しいですか?


彼の試合でのプレーぶりを見ていると・・・すごく嬉しいよ!彼はサイドバックとセンターバックの間のスペースを使う。そこが彼が何度も走り込んで行ける場所で、マーカーにとっては悪夢になるんだ。サイドバックにしたら、彼について行くか他の誰かにマークを受け渡すか迷うんだよ。彼は僕たちにしばらくの間いなかった、何もない所から一人で何かを生み出せる初めてのストライカーだ。問題ないと思っていたところから、突然彼は得点するんだよ。彼はすばらしい獲得で、僕は彼がまだイングランドのフットボールに適応している最中だと思っている。それは僕たちにとってすばらしいことだ。彼はまだまだこれから良くなって行くということだからね。

A AVOID LIKE THE PLAGUE(近寄りたくない)
地球上で一番暮らしたくないと思う場所はどこですか?


僕はハリー・キューウェル以外は誰にもいやな思いをさせたくないから、オーストラリアと答えるよ・・・いや、もしも誰かオージーがこれを読んでいたら困るな、ただ彼をからかっているだけだよ。本当に。オージーのレッズファンはあそこに大勢いるから、そうだな、今日窓の外を見ていたら、一番暮らしたくない場所は極地ってことになるだろうね。年中寒いのはいやだろうと思うよ。北極に僕たちのサポーターズクラブがないことを願うよ!

N NICK-NAMES(ニックネーム)
ディルク・カイトは昨年このサイトの中で、練習でのあなたの厳しさぶりを認めて、'STIFFLER.(※お堅い君)'と命名しました。あなたはそれに満足していますか?


いや、そんなことはないよ!

ハリー・キューウェルはあなたを'JONNY JACKS'と呼びました。フィンに何か不都合でもあるんですか?

何もないよ。仲間の一部が何を言ったにせよ、それはいまだに僕のニックネームだし、クラブのあたりではそれで知られているよ。The Stifflerっていうのは定着しなかったし、仲間たちを5分間笑わせてそれで終わりさ。そしてH君が僕につけたやつは、何でそうなんだか全然わからないよ! 僕はフィンで十分満足しているし、これからも変わらないと思う。願わくばね、でもここでは何が起きるか見当がつかないからなあ。

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このインタビューシリーズらしくなく、そしてフィナンらしく始めの方はお堅い内容でしたが、最後はちょっと面白かったですね(笑)。「住みたくない場所」の質問の答え方は、本当に彼の人柄が現れていると思いました。キューウェルのつけた'JONNY JACKS'ってどこから来たんでしょうか・・・彼にニックネームをつけるとしたらデイモン君がいいんじゃないかと思います。彼は照れそうですけどね。
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