公式HPより、新加入ロビー・キーンのインタビューです。
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Liverpoolfc.tv:ロビー、あなたはリバプールファンですよね・・・今回はきっと夢が現実になったんじゃないですか?
Robbie Keane:夢が実現したね。僕は人生を通してずっと大ファンで、今日こうしてここに座っているのは計り知れないような気分だよ。
Liv.tv:なぜ、リバプールにやってくるのが今なんでしょうか?
Keane:そのチャンスが巡ってきたからだよ。そうだね、リバプールが僕の方にやって来て、それは僕が子どもの頃からいつも夢見ていたようなことだった。一歩踏み出して多くのトロフィーを勝ち取りたい、僕は今そう願う段階にいる。僕たちの選手の集団を持ってすればリバプールはそれができる、そう僕は信じている。
Liv.tv:あなたがティーンエイジャーだった時にここに来るチャンスがあったというのは本当ですか?
Keane:14歳の時にそのチャンスがあったよ。サインもできたけど、僕はこう考えた。この年齢なら、ウルブスにいる方がファーストチームでフットボールをするチャンスがあるかも知れない、ってね・・・そしてその通りになったよ。17歳でウルブズのチームに入れたんだから、僕は後悔はしていない。僕は人生で決して後悔することはないんだ。ウルブズにいたこと、そしてその後いくつかのクラブに移籍したこと・・・そういうことが僕を今この場所に導いたんだ。それ以来移籍についていろんなうわさや憶測があったけど、今まではそれはいつもただのうわさに過ぎなかったよ。
Liv.tv:ラファ・ベニテスはあなたのここでの役割について何を言いましたか?
Keane:僕は、状況について彼と話をした。彼は僕がどんなプレーをするか知っているし、うまく行けば彼のために仕事をやれるだろう。僕が毎週チームに入れることを証明するのは、自分次第だ。クラブに加入して、すぐにチームの中に入れるなんて期待しちゃいない。自分の場所は自分で掴まなくてはならないんだし、僕はそれをやるのを楽しみにしているよ。
Liv.tv:あなたは日々ラファとともに働くことになります・・・あなたがサインする上で、彼は大きな要素でしたか?
Keane:うん、そうだ。彼はすばらしい監督で、リバプール・フットボールクラブのために多くのことを成し遂げている。彼はチャンピオンズリーグで優勝を果たした。それはとても大きな要素だよ。しかし誰もリバプール・フットボールクラブを僕に売り込む必要はない。もう長い、長い間それは売却済みさ。こういうチャンスが巡って来たら、それを両手で掴むだけだ。
Liv.tv:あなたはここ数年、最高のストライカーたちと共にプレーをして来ましたね。ピッチに出て行って、おそらくは世界最高のストライカー、フェルナンド・トーレスと一緒にプレーしたくてウズウズしているんじゃないかと思いますが・・・。
Keane:プレミアリーグに来て以来、彼は驚きの存在だ。昨年は間違いなく際立っていたし、Euroのスペイン代表でもそうだった。トッテナムのような選手たちを擁するチームを離れるというのはハードだよ・・・ディミタール・ベルバトフとはすばらしい連携を築いていたからね・・・しかしトーレスは今現在、おそらく世界最高のストライカーだろう。願わくは多くの試合で一緒にプレーして、いい仕事をしたいね。
Liv.tv:あなたはご自分を、ちょっと深い位置で、そう、トーレスの背後でプレーするセカンドストライカーと見ていますか、それとも生粋のストライカーと見ていますか?
Keane:僕は自分をセカンドストライカーだと思っている。少し下がった位置で繋ぎの仕事ができるし、ホール(※トップ下)の位置でプレーできる。ストライカーというのは常にゴールの数で評価されるものだし、僕は常に多くのゴールを決めて来た。うまく行けば、ここリバプールでもそれを続けられるだろう。
Liv.tv:ここリバプールで、7番のシャツを身に着けたいという思いは強いですか?
Keane:うん、リバプールファンとしては、7番のジャージはとても重いものだ。それは僕にとって、まさしく垂涎のすばらしいチャンスだよ。ここで7番を身に着けて来た、ケビン・キーガンやケニー・ダルグリッシュのような人々・・・彼らがやった仕事の半分も僕ができたら幸せだ。
Liv.tv:チャンピオンズリーグの魅力というのは大きな要因でしたか?
Keane:僕はチャンピオンズリーグは予備選しかプレーしたことがないんだけど、そうだね、それが全部をひとまとめにしたものだ。僕はいつもここに来たいと思っていたけど、うん、チャンピオンズリーグと優勝を狙えるということが一番の要因だ。
Liv.tv:28歳と言う年齢で、自分が最盛期にいると言えますか?
Keane:うん、そう思うよ。ここ4年間は僕にとってすばらしい時で、僕は自分が今ピークにいると信じている。僕は今ちょうど良い年齢にいて、もしもリバプールに今入っていなかったら、おそらくもうそのチャンスは2度と来なかっただろう。僕にとっては完璧に物事が進んだし、願わくは、リバプール・フットボールクラブにとってもそうであって欲しいね。
Liv.tv:あなたは昨シーズン、私たちを相手に2ゴールを決めましたね・・・リバプールファンとしては変な気分だったのでは?
Keane:難しいね。僕はリバプールをサポートしているけど、それは気持ちから消し去らなくてはならない。KOPサイドでゴールを決めるのは気持ちが良かったけど、今はKOPサイドで赤いシャツを着てゴールを決めるのが待ち遠しいよ。
Liv.tv:水曜にはビジャレアル戦があり、それから週末にはレンジャーズ戦です。どちらもあなたのデビューを飾るにはすばらしい相手じゃありませんか?
Keane:どこが対戦相手だろうとファンタスティックだろうね。それは僕が本当に求めているものだ。どこが相手というのにはあまりこだわっていないし、ただ赤いシャツを着てリバプールのためにプレーするのが待ち遠しいよ。僕がいつも夢見ていたものであり、それは夢が現実になることだ。
Liv.tv:あなたの側転ゴールパフォーマンスは有名ですね・・・私たちはアンフィールドでそれをいつでもすぐに見られるでしょうか?
Keane:たぶん、何年もやってきたやつを、リバプールファンのために一度はお披露目することになるだろうね。しかしその後はおそらく、また箱の中にしまっておくことになるだろう。
Liv.tv:そして、これはあなたにとって輝かしい夏の良い終わり方になったに違いありません。ご結婚もされましたね?
Keane:うん、僕にとっては何から何まですばらしい年になったよ。トッテナムで良いシーズンを過ごしてリーグカップで優勝し、それから結婚して、今は愛するクラブにやって来た。僕はきっと、決してこの年を忘れないだろう。
Liv.tv:トッテナムを去るというのは、難しい決断でしたか?
Keane:そうだったよ。あそこの全員と僕の関わり、そして副キャプテンであること。レドリー・キングがかなりの期間怪我をしていたから、僕がキャプテンの役割をずいぶん果たさなくてはならなかった。ファンと会長と、僕との関係は、離れることが難しいものだった。僕は良い友人たちを残して去ることになったけど、僕をトッテナムから引き離すことの出来るクラブが1つあるとしたら、それはリバプールだよ。
Liv.tv:トッテナムサポーターに向けてのメッセージはありますか?
Keane:夢見ていた場所に行ける、そういうチャンスは人生でそう多くはない。トッテナムファンは僕にとって完璧にすばらしかったし、僕は彼らの長年に渡るサポートに感謝の言葉を言いたい。また彼らに会えるのを楽しみにしているし、彼らが僕にしてくれたことは決して忘れないだろう。
Liv.tv:そして、あなたがここに来たことを間違いなく非常に興奮しているリバプールファンに、何か言うことはありますか?
Keane:あのジャージを着るのが待ちきれないし、願わくは彼らもそれを楽しみにしていて欲しい。僕は常にここのクラブに100%の力を尽くすつもりだし、上手く行けばゴールを決めたりアシストできるだろう。
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うーん、興味深いですね。ラファに言われた役割こそ明言していませんが、彼は自分をセカンドストライカーでトーレスの後ろでプレーすると言っています。基本4-2-3-1で、3-1の所をトーレス、キーン、キャプテン、カイト、バベルの5人で回すと面白いんじゃないかと想像しています。得点能力のある4人がガンガンペナルティエリアに入り込んで、どこからでもゴールを決められる!アンカー2枚はマスチェラーノ、アロンソ、ルーカスで。ワイドな深いエリアはSBに上がって使ってもらいます。ワイドなエリアの守備が薄くなる?いえいえ、だからアンカーが2枚いるんです。彼らにフォローしてもらいましょう。考えると幸せになってきます・・・。
と、ハイテンションで書いてしまいましたが、そういうことを妄想するのもプレシーズンの楽しみなんですよねえ(笑)。実際にシーズンが始まると絵にかいたようにはいかないですし、負傷者が出たり、なんで彼をこう使わないのと悶々としたりもするわけです。
新シーズンが本当に楽しみになって来ました。明日は彼はプレーするでしょうか?その前にマスチェラーノが間もなく日本に登場ですね!
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無題
あと、贅沢を言えば3-1のポジションに左利きの選手が一人いてくれるとバリエーションが増えそうなんですがねぇ。在りし日のキューウェルのような…
無題
背番号は7ですか、子供の頃からの憧れでレッズに移籍してきた点で先代のキューウェルと同じですが、同じ様に移籍後に失速なんて事にならないように祈ってます、ちなみにホワイトハートレーンではブーイングが凄そうな気がします…。
あと個人的にはフニクラさんの考える前方の5人にベナユンを加えたいです。
CL準決2戦目のトーレスに繋いだ切込みは忘れられないです。
無題
みんなサイドアタッカーを欲しがっていましたからね。しかしよく考えると、これはなかなかいい補強だと思うんですよ。ただ左利きが1人欲しいのはその通りだと思います。だからこそ、ラファはバリーが欲しいんじゃないでしょうか。彼がいたら3-1の中でもやれますし、アンカーもやれるし左SBに入れて攻撃的にも行ける。なんて便利な選手なんだ(笑)。選手の能力としてはアロンソが上だと思いますが、チームの中でどちらがより力になるかというとバリー、という意見も頷けます。しかしそれでも、個人的にはアロンソ>バリーなんですが。どっちも欲しい・・・。
>カツさん
そう!ベナユンなんです!彼を入れたいんですが、4枠に6人ではちょっと窮屈で、ラファが彼をどう生かそうとするのか、悩むところなんです。誰かが疲れた時や負傷した時、リズムを変えたい時の交代要員とするには、彼の能力はもったいないですよね・・・。
ホワイトハートレーンはブーイング来るかなあ。暖かい拍手で迎えてくれないかな~。
無題
無題
ボロニンは・・・ボロニンは・・・プレシーズン王を脱出してくれれば・・・(汗)。