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FIELDS OF ANFIELD ROAD

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タイムズ紙に、ラファのイングランド全国紙初のインタビュー記事が掲載されました。インタビューアーはTony Evansという、いつもとは違うトニーさんです。内容は3つに分かれており、題は「トーレス売却と共に私はリバプールを去る」「私はアンフィールドの嵐を通り抜けられる」「ラファエル・ベニテスの攻撃から10ヵ月後、ついにサー・アレックス・ファーガソンは事実に直面を強いられる」です。
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「トーレス売却と共に私はリバプールを去る」

ラファエル・ベニテスは昨夜、クラブの負債の一部を払うためにフェルナンド・トーレスを売却することは絶対に許可しないと、リバプールサポーターたちに再保証した。
もし£100mかそれ以上のオファーが来たら、トム・ヒックスとジョージ・ジレットはスーパースター・ストライカーを売却したい誘惑に駆られるのでは、という問いに、リバプールの監督は笑って答えた。「そんなことは起こりません。私が辞めますよ。」
彼にとってイングランドの全国紙で初となる、タイムズ紙との広範囲に渡るインタビューの中で、ベニテスは彼の移籍市場での記録を熱心に弁護したが、彼がギャンブルもミスも犯したことを認めた。彼はアルベルト・アクイラーニを掘り出し価格で獲得した理由を説明し、彼がリバプールを監督してから変わったことを誇りを持って語り、このクラブに勝利の遺産を残したいという欲求について語った。
この元バレンシア監督は、彼が2004年にアンフィールドにやって来た時から、非常に大きな変化があったと信じている。「5年前とは非常に大きな違いがあります。このクラブの名前が世界中に知れ渡ったのは、1980年代と同じレベルになっています。すばらしい成果です。誰もが、リバプールは良い方向に進んでいると言っています。そして私たちはさらに良くなるでしょう。」

リバプールにとって大きな懸念は、ベニテスはあらゆる機会に彼のコミットメントを強調しているものの・・・「私は勝利の遺産を残したい。」と彼は言った・・・レアル・マドリーから呼び出しがくるかもしれないということだ。
第2のギャラクティコ時代は失速しつつあり、レアルの監督マヌエル・ペジェグリーニが去るかもしれない。レアルは今年の初めに、ベニテスに巨額のオファーを提示した・・・それは3回目だった・・・そして、マドリーの情報筋は、彼らが4回目のオファーを準備していると言う。しかし、現時点でベニテスは一つのチームに専念している。
この49歳のスペイン人は、2月に5年の契約延長にサインした。しかし今シーズンは、まずいスタートでプレッシャーが掛かっている。リバプールはプレミアリーグ12試合で5敗を喫し、チャンピオンズリーグから脱落の瀬戸際にいる。さらに事態を悪化させているのは、トーレスとスティーブン・ジェラードがグローインを負傷しており、クラブが夏に最も高額で獲得したアクイラーニは負傷のためにずっと離脱し、リーグデビューを飾ったのはわずか8日前だ。

「人々は心配しています。しかしチームは進歩するでしょう。キープレーヤーたちがピッチに立った時には、私たちはどこにも匹敵する力があります。それを過去にも証明しています。」

シャビ・アロンソの代わりとしてローマからアクイラーニを£17mで獲得したのはすばらしい取引だったと、彼は主張した。「私たちが£20m級のビッグネームを獲得できるのは、年に一人か二人です。資金が欲しいなら、私たちは選手を何人か売却しなくてはなりません。高く売り、可能な限り安く獲得しなくてはならないんです。」
「アクイラーニがフィットした状態なら、£20~30mだったでしょう。私たちはドクターたちと共にチェックをし、彼らは、1ヶ月か、もしかしたら2ヶ月の離脱だろうと診断しました。私たちは少し時間をロスしましたが、この選手を5週間ではなく5年契約で獲得したんです。私たちにはリスクを冒す必要がありました。」

しかし、トーレスが出て行くことはないとベニテスは主張する。クラブの負債が£245mあっても、彼はトーレスを放出しなくてはならないという見込みを笑って否定した。「それが絶対に起こらないという自信が私にはあります。」彼は言った。「もしそうなったら、私は辞めますよ。」

このクラブが資金不足のために、リスクを冒すことはリバプールにとって不可欠だ。そしてベニテスは自分が移籍市場でいくつかミスを犯したことを認める。
「私たちが大金の獲得をした場合、通常は良い取引でした。トーレス、マスチェラーノ、レイナ、アロンソ。キーンは優れた選手ですが、私たちは彼を売却しなくてはなりませんでした。彼は、私たちが彼ならやれるとわかっていたレベルのプレーをしていなかったからです。ライアン(バベル)は将来を見込んでの獲得で、私たちは彼の成長を待っているところです。彼にはもっと安定性が必要です。」
「2次的な選手に関しては、私たちはボスマンや£1、2mの選手たちで賭けをする必要がありました。そういう選手たちの一部は、私たちが求めるだけの力がありませんでした。それは、潤沢な資金がない場合には許容しなければならないリスクです。」

アクイラーニがやってきた時、観客のお気に入りであるアロンソは去った。その苦い別れには、ベニテスとアロンソ・・・彼の売却は£20mの利益になった・・・の関係が壊れていたとの示唆があった。監督は、その通説を否定した。
「彼は移籍志願書を提出しました。私たちはプロフェッショナルであり、良い関係でした。一部の人々は、監督というのは選手の肩に腕を廻すようでなければならないと言います。私はそういう監督をそれほど知りません。ここイングランドの一部の監督は、トレーニングセッションすら見ません。そこにいなくて、どうやって選手たちの肩に腕を廻せるんでしょうか?」

共同オーナーたちと、前チーフ・エグゼクティブ、リック・パリーとベニテスとの関係は、時に冷ややかなものだった。しかし監督は、パリーの後継者であるクリスティアン・パースローを早くから賞賛する。「クリスティアンが来た初日から、私はクラブの内外で彼のサポートを得ていると感じています。」彼は語る。

監督とチーフ・エグゼクティブは、まずは年棒を削減することが最優先という困難な移籍市場に直面するかもしれない。3~4人の選手は、ベニテスに何も資金を残すことなくアンフィールドを去るかもしれない。しかし、裏に隠れた内戦は起こらないだろう。「私たちは進歩しています。」彼は語る。「私は幸福ですし、このクラブのためにベストを尽くしたいと思っています。」

「私はアンフィールドの嵐を通り抜けられる」

11月のマージーサイドは厳しい日がある。ランチタイムをわずかに過ぎたばかりで、闇は雨と同じぐらい重く垂れ下がっている。カークビーのリバプール・アカデミーには、クラブの現状を映したかのような暗がりが漂っている。
チームはプレミアリーグの12試合で5敗し、7位につけている・・・彼らは最近の2試合を落としたばかりだ・・・そして、チャンピオンズリーグは脱落寸前である。雰囲気は暗い。

ラファ・ベニテスが入って来ると、アカデミーのスタッフは一瞬のうちにちょっとしたスペインの日ざしを浴びる。輝く大きな笑顔を浮かべながら、彼はあたふたと肩を叩いて雨を振り払い、握手とハグをした。冷たい分析家はそこにはいない。彼はリラックスし、カジュアルなズボンとVネックのプルオーバーという格好で、彼の世界でくつろいでいる。

大新聞での大量の報道、視聴者参加番組での何時間ものラファ・バッシング、それは彼の自信を揺るがしてはいない。彼はトレーニング・ピッチが見下ろせるバルコニーのあるオフィスの一室に座り、地位が安泰な人物のように見える。
しかし、フットボールクラブは決して立ち止まらない。前進しているか後ろに滑り落ちているか、そのどちらかである。リバプールが向かっているのはどちらか?ベニテスは厚かましくもこう語る。
「2004年の戦力の値段は、そう、£100mでしょうか?現在は多分一人の選手でそれぐらいでしょう。チーム全体だと・・・おそらくは£250mですね。
クラブは5年前の価値は£85mほどでした。今の価格は£500mです。私たちは、適切なことをやっているはずです。3、4年前よりも、あらゆることがはるかに改善されています・・・広告部門、マーケティング部門、フットボールに関してです。
ファンの大多数、特にスタジアムに行っている人々は、チームが機能し成長し、以前よりも良くなっていることがわかっています。昨シーズンにリーグで86ポイントを獲得できたのは、その進歩の現れです。クラブの進んでいる方向は正しいですよ。しかし誰もが勝利を願っており、試合に勝てなかったりトロフィーを獲得できなかった時には、私たちは落胆します。」

シーズンのお粗末なスタートは、批判の大きな渦を巻き起こしている。しかしベニテスは、外から見ている人間のほとんどは、アンフィールドでの仕事をフルスケールで理解していないと言う。

彼の監督在任期間は、舞台裏での混乱状況の中で続いて来た。財政問題とクラブの上層部からの支援不足は、彼の努力を妨げて来た。皮肉なのは、最近のチームの不調が、彼の5年間で最も安定した時期にやって来たことである。新たな5年契約を2月に結び、アカデミーの権限を掌握し、この夏にはクリスティアン・パースローが新たなチーフ・エグゼクティブに就任し、役員会のバックアップが提供された。
これまではいつもそうとは限らなかった。2年前に、ジョージ・ジレットとトム・ヒックスは、ベニテスの後任候補としてヨルゲン・クリンスマンに接触した。それ以前ですら、この監督と前チーフ・エグゼクティブのリック・パリーとの関係は不安なものだった。パリーの保守的な性質は、ベニテスの移籍市場でのアグレッシブな姿勢と衝突し、多くの第一ターゲットは獲得までに至らなかった。

「選手の獲得希望リストを用意し、第1ターゲットはだめ、第2ターゲットもだめ、それでは3番目という感じでした。第1ターゲットを逃せば、通常その選手は他のイングランドのクラブと契約します。彼らをライバルに取られるというのは、さらに悪いことです。毎年準備を重ねて懸命に仕事をし、時には他のチームがその選手を獲得します。フラストレーションを感じますね。」

そいうフラストレーションは、ギャレス・バリー、フローラン・マルダ、ネマニャ・ビディッチがリバプールを拒否するたびに顕著になった。しかし、アーロン・ラムジーをアーセナルに取られたのは特に苛立たしいものだった。ベニテスはこの若い才能豊かな選手をカーディフ・シティから獲得することに合意し、最初に£1.5m、それからほぼ同額を後で支払うことになっていたが、その取引は、処理が役員レベルで失速した間に、アーセナルが5mのオファーで割り込んだ。

若い才能を重視することは驚きではない。「私がやってきた時は、私たちには変えなくてはならない選手たちが大勢いました。私たちは、年ごとにそういう選手たちを入れ替えなくてはなりませんでした。ファーストチームは力不足で、リザーブはさらにダメでした。
ですから、私たちは2次的な選手たちを獲得して賭けをしなくてはなりませんでした。そういう選手たちの一部は、私たちが求めるだけの力がありませんでした。それは、潤沢な資金がない場合には許容しなければならないリスクです。問題はアカデミーから始まっていました。私たちは選手を育成することができないでいました。」

ロビー・ファウラー、スティーブ・マクマナマン、マイケル・オーウェン、スティーブン・ジェラード、ジェイミー・キャラガーを生み出してきた育成ラインは、ゆっくりと停止していた。アカデミーディレクター、スティーブ・ハイウェイはフランク・マクパーランドに代わり、ベニテスは実権を掌握した。

「今は私の2度目の5年間の初年度です。そして、アカデミーにある程度の影響力を持った初めての時でもあります。私たちは何かを構築し、未来に遺産を残そうと努力しています。
私たちが連れて来た若手選手たちのことを話せば、彼らに掛かったコストはおよそ£5mです。グラクシ、パチェコ、アジャラ、エンゴグ、インスーアのような選手たちです。インスーアの今の市場での価値は、ここ5年間に獲得して来た若手選手の総額と同じぐらいでしょう。私たちは基礎を築かなくてはなりません。そうすることで将来勝てるんです。」しかしながら、下から上がって来る若いスカウサーたちが不足していることが、この監督を悩ませている。
「私は、アカデミーが地元の選手を育てて上げて来るのを見たいと思っています。あまり大勢の選手を育成することができずにいますから、私たちはチームとクラブの心臓となる新しい世代の選手たちを、どこか他の場所から探して来なくてはなりません。私たちは、地元の選手を必要としています。」

カークビーでの支援のためにケニー・ダルグリッシュを呼び戻したのは、抜け目のない動きだった。この偶像的な元選手・監督は数多くの役割を担っており、監督は彼が加わったことを喜んでいる。「彼はすばらしい契約でした。でしょう?」ベニテスはきらりと目を輝かせて言った。
「彼はこのクラブを熟知している人物で、非常に優れたメンタリティと、広告大使としてクラブを守るのに十分な強いメンタリティを備えています。アカデミーでは、彼の役割で選手を引きつけます。」

しかしベニテスは、すぐに勝利を開始することがどれほど重要かを知っている。彼のチームは巻き返し、シーズンの終わりにはチャンピオンズリーグ出場権を確保しているだろうか?「私は、自分たちがトップ4以内で終えることに大きな自信を持っています。しかし私の目標は次の試合です。マンチェスター・シティ戦で3ポイントを獲得できれば、選手たちに自信を植え付けることがより容易になります。」

ベニテスは、長時間働くことと細部にこだわることで悪名高い。それでは、彼は敗戦にどう対処しているのだろうか?「負けたり引き分けたりした時には、落胆しながら家に帰ります。しかし、あまり落ち込んではいられません。私にとって大事なのは、メルウッドに行って力強く選手を奮い立たせることですからね。」
「私は大きな自信を持っており、それはファンと話すとさらに大きくなります。彼らは『このまま頑張れ、笑顔でいるんだ』と言ってくれます。私たちはもっと良くなれるか?ええ。私たちはもっと良くなります。」

そして、彼は仕事に取り掛かる準備を始めた。入り口では、少年チームの一つが雨の中から入って来るところだった。彼らはちょっとためらっており、ボスに近づくのにナーバスになっている様子だ。しかし彼は彼らを手招きして、一人ずつ名前を尋ねた。
その中の一人はブラジルから来た子で、ベニテスは彼にポルトガル語で話しかけ、リオのビーチについて会話を始めた。その少年は笑い、雰囲気は盛り上がった。それはベニテスの持つ巧みなわざだ。彼のチームが勝利を開始したら、みんなはどれほど喜ぶだろうか。

「ラファエル・ベニテスの攻撃から10ヵ月後、ついにサー・アレックス・ファーガソンは事実に直面を強いられる」

昨シーズンの驚きのシーンの一つに、ラファエル・ベニテスが1月にサー・アレックス・ファーガソンに対する攻撃を開始したものがあった。
プレミアリーグの首位に立つためには、リバプールはアウェイのストーク・シティ戦での勝利が必要だった。そしてその試合前に、ベニテスはマンチェスター・ユナイテッドの監督の振る舞いについて、彼を苛立たせているもののリストを読み上げた。それは、スコットランド人監督が対戦日程に文句を言ったり、レフェリーを恫喝したしていると彼が気づいたものに関してだった。
冷静な話し方と考え抜かれた準備にも関わらず、それは『ラファのわめき散らし』として知られることになった。リバプールはストーク戦に引き分け、ファーガソンにマインドゲームを仕掛けて失敗したと世間に見なされた。

それからはや10ヶ月が過ぎ、ファーガソンはレフェリーとのバトルに逃げ込んでいるように思われる。そしてFAはこのユナイテッドの監督に、アラン・ワイリーのフィットネスに試合後文句をつけたことで、ベンチ入り停止処分を下した。
ベニテスは満足の苦笑を浮かべるだろうか?「いいえ」彼は言った。「私はあれが事実を正しく伝える最良の方法だと思いましたし、人々は、誰もがわかっていて、そしておそらく誰も言えなかったことを知ったと思います。私はそれを言いました。事実を述べたんです。」
「今は状況は異なりますが、今も言えることはありますよ・・・」彼は口を止め、笑って話題を変えた。「それは置いておいて、自分のチームに集中し、自分たちのパフォーマンスを上げることをやった方がいいですね。それが自分のチームの力になる最良の方法です。」

ファーガソンのように、ベニテスはレフェリーに関して確固たる見解を持っている。「私は彼らをサポートしています。レフェリーをするというのは本当に難しいことですから、私は彼らをサポートしなくてはなりません。」どうやって?「テクノロジーを使うことと、試合後にあまり物議を起こさないようにすることでです。」

もちろん、ベニテスは先月、オフィシャルを婉曲にあてこすったことでFAから警告を受けている。このリバプールの監督は、シーズン開幕戦のトッテナム戦でのフィル・ダウドのパフォーマンスについて質問を受けた。彼は自分のメガネを取り出してそれを確かめることで、レフェリーにこれを貸そうかということを暗示した。それはベニテスの記録のまれな汚点となった。「私たちは監督であり、文句を言わざるを得ない立場にならないという保証はありません。」

ベニテスは、どういうテクノロジーの使用を望んでいるのだろうか?「一つは、懲戒の問題に関してテレビモニターを使用することです・・・悪質なタックルや粗暴な行為に対してです。選手は、自分たちが監視されていることがわかりますからもっと気をつけるようになり、それはレフェリーを助けるでしょう。」

悩みの種に、オフサイドルールがある。彼はそれが複雑すぎて、解釈が広すぎると考えている。「もしも私たちがこのルールを変更しなければ、毎試合問題が起きるでしょう。以前は選手がオフサイドなら、誰でもそれがわかりました。今はポジションによって、プレーに関わっていたかによって変わります。それは、チェルシー対マンチェスター・ユナイテッド戦のゴールでもありました。1ヶ月も話題になって、今も意見が食い違っています。もし彼らがルールを変えなければ、混乱状態に陥るでしょう。」

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インターナショナルブレークでラファのやることはいっぱいのはずですが、それでもインタビューを受ける余裕があったようですね。いいことです。内容は3つに分かれている割には彼の発言内容は少なく、記者が精一杯引き伸ばしている印象です。それでも、内容の中には興味深いところもありました。子供たちとの会話の様子は短いですが印象的です。
ラファが「選手一人で£100m」と言っている選手はもちろん、トーレスのことでしょう。さすがにちょっと大げさですが、レッズファンにとっては当然それ以上の価値がありますね。ラファはわらしべ長者のように選手を売っては買って地道に利益を重ねて、それで5年の間に少しずつチームを改善し、今のスカッドを作り上げました。もちろん失敗もありました。今現在の選手の価値を「£250m」と彼は言っていますが、公式HPなどでもおなじみのジャーナリスト、トムキンスの計算によると、現在のスカッドの獲得総額は£159mでプレミアリーグで上から5番目です。ちなみに支払い年俸の総額も5位だそうです。今でさえそうなのに、記事の中でさらに移籍市場で人員整理して年俸削減しなくてはならないかもという話が出ていて、倒れそうになりました。それなのに両オーナーときたら、観戦の渡航費用でクラブに何億もの経費を計上しているんですからね・・・。その分選手に払ってやれよ。
今の負傷者の状況を見ていると、ベラミーがいたら、クラウチがいたら、シソコがいたら、と誰もが感じていると思います。しかしベラミーはトーレスの獲得資金捻出のための放出だったし、クラウチもシソコも自ら移籍を希望しました。そしてこれもよく言われていることですが、ベンチに強力な選手を置いておくためには、彼らの不満を抑えるためにレギュラー並みの年俸を支払うことが必要です。しかしレッズにはその余裕がありません。とまあいろいろ制約があって、しかも今シーズンは批判の集中砲火を浴びて、ラファは良くイヤにならないもんだとつくづく感心しています。さらに、現地のサポーターたちは世間のラファ批判や非難をTVやメディアでイヤというほど目にしているはずなのに、それでも彼への支持が揺らぐことがないのは、それにもつくづく感心し、感謝しています。マドリーのちょっかいなんぞにその絆が揺らぐもんかい!
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無題

これがイングランド全国紙初のインタビュー
なんですね。改めて分かりました。
彼はアウトサイダーなんですね。最近もどっかにファギー、ビッグサム、ブルースのトリオがラファをターゲットにしてるなんて記事ありましね。

わざわざ育成のスペシャリストを連れて来るんだ
から、彼なりにイングランドが気に入っていて、
長くやるつもりなんだと思いたいです。
もちろんファーガソンに対する尊敬の念も持っているはずだと思います。

昨シーズン見てみてこれだけ落ちると予測できた
人はいないでしょうね。スポーツクラブ投資のプロですから、サッカーに関しては無知なんでしょうが、僕個人的にはオーナーの頭に、優秀なスポーツディレクターであるラファを解任する考えがあるとは思えないですけどね。(トーレス売りたいとは真剣に思ってそう)酸いも甘いもあるのは
投資家なら分かるでしょうに。

更にラファが好きになりました。実はかなり楽しい人なんでしょうね。自分でCLで稼いだ金を何に
使おうが誰も文句言うなと思います!!

Re:無題

>彼はアウトサイダーなんですね。
そうですね、ラファはあくまで「よそ者」なので英国のフットボール界に強いコネクションがなく、そういうところはハンデだと思います。それをきっと痛感しているはずですが、それでもスペインに帰ろうとは思わないんですねえ。妻子のパワーかな。

オーナーズはラファを解任するつもりは「今のところ」はないと思いますが、ファンの気持ちが変わった時にはあっさりと首を切るかもしれません。そして、ファンの気持ちが変わるのはラファの力が足りないと彼らが考えた時でしょうから、その時は解任もやむなしでしょう。そういう時は来ないと個人的には思っています。

ラファは面白い人ですよね。知れば知るほど、愛すべき人だなあと思います。このトニーさんといいトムキンスさんといい、彼のインタビューをした人はなんだか好意的になるようで、それも面白いです。

無題

こういう時だからこそ、きちんとしたメディアにちゃんと記事にしてもらおう、というPR担当のアドバイスでもあったんでしょうか。
もともと計算された対応をするタイプでしたが、今シーズンは特に準備万端な感じで隙がないですね。
けが人たちも、順調に回復しつつあるようで、空が明るくなってきました。

ところで、「その取引は、アーセナルが£5mで入ってくる前に役員会で却下された」ですが、
beforeは、このような場合、語感的にはand thenと同じで、「その処理が役員レベルで失速した間に、アーセナルが5mのオファーで割り込んだ」のほうが近いでしょう。
ほぼ手中にしたにもかかわらず、ゆっくり事を進めたせいで逃したとなると、frustrationはいや増したでしょう。
紳士的で人望篤いパリーにはわりと同情していましたが、監督の不満は当然ですね。

Re:無題

ご指摘ありがとうございます、直しておきました。なるほどね~。ラムジーの話は痛恨ですね。ちゃきちゃきやっていれば£3mで彼を獲得できたんですねえ・・・ああもったいない。
パリーは人望篤かったんですか!それは知りませんでした。どうもずっと駄目なところばかり目についていたもんで、買収のこともあったし、出て行った時には個人的は全く同情できませんでした。でも彼もレッズサポーターなんですよね・・・。

トムキンスさんが、レッズの現状を分析する面白い記事を出してましたね!NKさんはご覧になりましたか?訳そうかなあと思ったんですが、超長いしちょっとはばかられる表現もあったので止めました(笑)。クラブに近いジャーナリストの記事は、いろいろと内部事情が見えて興味深いです。
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