公式HPに、ラファがヒルズボロの悲劇についてインタビューに答えています。
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Liverpoolfc.tv:1989年4月を振り返って、ヒルズボロの悲劇について聞いた記憶は何かありますか?
Rafael Benitez:思い出すのは難しいですね。スペインでは、私たちは最初はあの問題の本質に気がついていなかったと思います。しかしその後ニュースの詳細を聞いて、その時に私たちは全てについて知りました。
Liv.tv:そしてあなたは2004年にリバプールの監督に就任し、あの悲劇についての知識は増しましたか?
Rafa:ええ、その通りです。私はここでスタッフからたくさんの情報を得ましたから、人々にとってどれほど重要なものかを理解するのに役立ちました。
Liv.tv:外国人選手たちが、ヒルズボロで起こったことを聞かされるのは重要なことだと思いますか?
Rafa:ええ、選手たちのみでなく、フットボールに関わる全ての人間にとって重要だと思います。それだけの重要な悲劇であり、それを記憶しておくのは本当に大事なことです。あらゆる国のフットボールファンにとって、記憶に留めておくのが重要だと私は思います。
Liv.tv:毎年、ヒルズボロの犠牲者を思い出すための追悼式がアンフィールドで行われます。それは、関わった全ての人々にとってとても心を動かされる一日になります・・・
Rafa:ええ。私たちが初めて参加した時は本当に心を動かされました。そこにいる全ての人々、彼らが見せた思いやりの気持ちは驚くべきものでした。犠牲者の家族が感じていることを自分たちも感じられ、毎年同じような気持ちになります。
Liv.tv:父親として、そして家族の一員として、ヒルズボロで多くの家族が肉親を失ったことを聞き、どのように感じますか?
Rafa:名前を読み上げている時、そのことを考えます。家族の方々を見ると、それが皆にとってどんな意味を持つかがわかります。自分の娘たちを見て、もしもそれが自分のことだったらと想像すると、その悲劇がどれほどのものかに気がつきます。家族の方々と、彼らがヒルズボロの犠牲者の良い思い出を留めておくために払っている努力には本当に感銘を受けます。
Liv.tv:最後にラファ、家族の方々、そしてヒルズボロの悲劇の生存者へ、この記念日に際して何か送りたいメッセージはありますか?
Rafa:彼らは本当に良くやって来て、この記憶を維持し続けてくれています。クラブのスタッフは常にそばにいますし、これからもそばにいて家族の方々をサポートし続けるでしょう。クラブは常に彼らの後ろにいて、出来る限り彼らをサポートし続けるでしょう。
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