公式HPより、モモ・シソコインタビューです。awaaznews.comのShakir Ahmedというジャーナリストがインタビューアーで、主に彼の宗教のことを語っています。
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Shakir Ahmed:フットボールを始めたのは何歳からですか?
Momo Sissoko:フットボールを始めたときは、僕は7歳だったよ。そして14歳になったときにもっと真剣にこのスポーツに取り組み始めた。
Ahmed:キャリアはどのようにスタートしたんですか?
Momo:フランスの地元の小さなクラブでプレーを始めたよ。全然大きくない、ごく普通のクラブだった。僕は子供たちがするようにそのクラブでプレーを始めて、それからオセールのコーチの目に止まったんだ。彼は僕の家に来て、オセールのためにプレーしたいかと尋ねたんだ。僕はもちろんと答えたよ・・・僕にとってこれはすごく興奮することで、本当にハッピーだった。
Ahmed:両親やご家族からは、どのようなサポートを受けましたか?
Momo:両親は僕がフットボールをやることについて、何も問題はなかったよ。彼らは僕がプレーすることに本当に満足していて、僕を励ましてくれた。
Ahmed:リバプールFCとサインするまであなたの名前は聞き知られていなかったんですが、リバプールが興味を持っていると聞いた時のあなたの反応は?
Momo:うん、確かに僕は知られていなかったのに、僕はリバプールFCが興味を持っていると聞いたんだよ!僕にとっては夢の実現だったよ。世界最大のクラブの一つでプレーするんだからね。それは名誉であり、喜びであり、わくわくしたしすごく幸せだった。
Ahmed:あなたは子供たちにとって大きな模範ですし、特にイスラム教徒の若者にとってそうです。この競技に加わりたいと考えているイスラム教徒の若手と彼らの両親たちに、どのようなアドバイスを贈りますか?
Momo:イスラム教徒の選手が、もっとこの競技に入ってきてプレーしてくれれば嬉しいよ。僕にとって、イスラム教徒の選手がたくさんいてくれるのは良いことだ。これはいい競技だと思うけど、ものすごい努力が必要だし、そして更に、人生と宗教において教育はとても大事だ。
Ahmed:イスラム教徒の国際的な選手は何人かいますが、イングランド生まれのイスラム教徒やアジアのスターはプレミアにはいません。もっと大勢のイングランド生まれのイスラム教徒の選手を見たいと思いますか?
Momo:僕はもっとイスラム教徒の選手がいてくれることを願うし、特に英国生まれの若手がプレーして欲しい。才能ある選手は絶対にいるし、イスラム教徒の国際的な選手が、それを起こす鍵となる役割を担えると僕は信じている。
Ahmed:全体として、あなたはどうやってイングランドやリバプールに馴染み、ファンからどのような反応を受けていますか?
Momo:ファンはすばらしいよ、彼らは僕を心から歓迎してくれた。イングランドは住むには本当に良い国で、ちょっと寒いけどここでプレーするのは本当に楽しい。僕はスティーブン・ジェラードやジェイミー・キャラガーや、チームにいる他の選手のような、すごい有名選手とプレーする特権を得ている。
Ahmed:宗教はあなたのプレーにどのような影響を与えていますか、例えば規律や日常の食事などですが。
Momo:イスラム教徒であるということは僕にとってとても重要なんだ。最高のレベルでできる機会を与えられたことに、毎日神に感謝を捧げている。イスラム教は、僕に正しい規律と力を与えてくれる。僕の体の中に根ざし、尊敬の念を抱かせるものだ。
Ahmed:日々の礼拝をするチャンスはありますか?
Momo:試合の前と後で礼拝をするのは、とても大切なことだ。ナマーズ(礼拝)は必ずやっているよ。祈りを捧げることは僕を幸福にしてくれる。神と1対1で触れ合う感覚と、誰かが僕を見守っているという信頼感を与えてくれるんだ。
Ahmed:ラマダン(断食)はどうです?断食月と断食明けの祝日をどのように祝っていますか?
Momo:ラマダンは僕たち皆の生活にとって、ものすごく大切なものだ。両親は始まりからしっかりとそれをするよ。この4年間は僕は両親とそれを祝うチャンスがなくて、すごく難しかったんだけど、今は僕の妻といとこがここにいて、兄弟のイブラヒムもいる。僕はその月には必ず断食をするし、そうでないとしたら緊急事態の時だけで、普段はちゃんとやっている。難しいけどけど、今は慣れたよ。それは本当に神聖な月だ。
Ahmed:忙しい中時間を取っていただき、ありがとうございました。
Momo:いいえ、インタビューしてくれて本当にありがとう。
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