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FIELDS OF ANFIELD ROAD

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公式HPに掲載されていた、GKペペ・レイナのインタビューです。長文ですので二つに分けています。
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Paul Rogers による3月23日掲載のインタビュー


Liverpoolfc.tv:ペペ、あなたのファーストシーズンが終わりに近づいていますが、個人的にはどんなシーズンでしたか?

Pepe Reina:うまくいったと思うよ。僕がリバプールへの移籍を決心したのは、監督と、彼がアンフィールドで打ち建てようとしているプロジェクトを信頼したからなんだ。
僕はいつでも自分のキャリアを伸ばしたいと思ってるし、リバプールのようなビッグクラブへ移るというのは大きなステップだよ。世界中に知られ愛されている偉大なクラブにいられるのは名誉なことだ。
スペインにいたときも、リバプールは多くのフットボールサポーターがいつも話題にしているチームだった。リバプールがスペイン人の監督を擁し、多くのスペイン人選手を抱えているから、たくさんのスペイン人がチームに興味を持つということもあるだろうけど、ラファがここに来る前も、リパプールはヨーロッパカップを4度制したチームとしてスペインではすでに有名だった。

Liv:率直に言って、この移籍はあなたが予想していたよりもうまくいったのではないですか?

Pepe:そうだね、それは否定しないよ。でもまだ僕にもチームにも、改善の余地がたくさん残されている。新しい国の新しいチームに移る場合、環境に慣れるのに少し時間が必要なものなんだけれど、僕はここにいてすごく幸せだし、正直に言えるけどリバプールのキーパーであることを楽しんでいる。プレミアシップの一位になれたらもっと幸せだろうね。うまくいけばそうなるよ。

Liv:今シーズン、あなたはいくつくらいのクリーンシート(無失点試合)をしたか、もう数がわからなくなってしまったのでは?

Pepe:クリーンシートの数を数えてはいないけど、率直に言って、僕はリバプールが今シーズン成し遂げたクリーンシートが僕一人のおかげだなんていうつもりは全くない。もしも僕たちが無失点だとしたら、それはチーム全体の功績だ。実際何試合かでは僕は何もしなかったし。

Liv:クリーンシートがチームワークのおかげだとしたら、逆に1つのミスからゴールを許してしまった時にはあなたが悪者になってしまうのはどうしてでしょう?

Pepe:それがGKってものだ。もしもあなたがキーパーで、試合の中でいくつかすごいセーブをし、試合に勝ったとしよう。でもヘッドラインを飾るのは得点者なんだ。1試合で5つか6つの本当に重要なセーブをして、それからミスを1つしてしまったことがあったけど、皆の印象に残っているのはそのミスのほうなんだ。でも文句は言わない‐GKとしての仕事を選んだ時に良くわかっていたことだから。もしもあらゆるヘッドラインと栄光を自分のものにしたかったなら、ストライカーになろうとがんばったよ!

Liv:たとえば試合中30分もボールに触れない時間があったとしたら、集中を保つのは難しいのではないですか?

Pepe:GKが大きなクラブに入ると、何か問題があるかあまりよくないクラブほど、GKとしてやらなくてはならないことがないんだということに気がつく。キーパーは試合中いかなる瞬間でも集中していなくてはならない。なぜならいつ動き出さなきゃならない瞬間が来るかは決してわからないからね。それがビッグクラブのキーパーの命だ。1試合にたった一度しかセーブをする機会がなかったとしても、それをしっかりしなくてはならない。たとえ一度しかボールが飛んでこなくても・・・前のミドルズブラ戦のようにね・・・それをきっちりセーブしなきゃならない。
もしも相手がひとつの試合の中でたった一度だけゴールチャンスを得たとしたら、キーパーのミスでチームは2ポイントか3ポイントを失うことになる。そのプレッシャーは強烈なんだ。

Liv:あなた自身のパフォーマンスを別として、ジェイミー・キャラガーやサミ・ヒーピアのような選手があなたの前に立ち、あなたのゴールを守っているということに安心を感じていますか?

Pepe:僕の前のDFにジェイミーとサミがいてくれるのはラッキーだよ、でも僕たちがボールを失った時は、チーム全員が僕のゴールを守るために働く。最初の守備は攻撃陣から始まり、全ての選手がボールを奪い返すために力を尽くす‐‐ストライカーなのか、ミッドフィルダーなのか、ディフェンダーなのかは関係ない。僕たちは昨シーズンよりも高いレベルのディフェンスをしていて、時としてボスは僕にスイーパーとしての動きを求めるんだ。それはボールをクリアしに自分の場所から20ヤード(約18m)も飛び出すことを意味する。バルセロナやビジャレアルでも同じことをしてきたけどね。

Liv:自分のエリアから飛び出している途中に、「俺はいったい何をしてるんだ?」と突然思ったりしないんですか?

Pepe:自分がボールに最初に触れるという確信がなければ、普通出ては行かないよ。でも最初にボールに触れてクリアできると判断すれば行くね。もし事態が急転して考えるだけの時間がなかったら‐いつもよりほんの少し早く走るだけだ!重大な局面でも、チームは僕を信頼してくれている。

Liv:今シーズンのあなたの最も有名な「無謀な飛び出し」はスタンフォード・ブリッジでの敗戦の際ですが、後悔はありますか?
(※2/5のチェルシー戦で、レイナの退場のきっかけとなったグジョンセンに対するタックルのことと思われます。)

Pepe:ボールをクリアしに飛び出したことについて、後悔はしていない。何て言えばいいのかな?あれはタックルで、僕は先にボールに触っていた。僕がボールに行っていたのはTVでも明らかだったと思う。

Liv:レフェリーに呼ばれたとき、アリエン・ロッベンは正確にはあなたになんと言ったんですか?

Pepe:正確には覚えていないけど、あの時の状況を助けるものではなかった。僕のキャリアの中で初めの退場で、僕とチームにとって悪い経験だった。正直、あのことについては話すのもいやなんだ。

Liv:あなたのいわゆる「急造スイーパー」としての役割はおいておいて、あなたの今のプレースタイルと、以前アンフィールドで見せていたものとの間で目立つ違いは、あなたがキャッチよりもパンチングを多く選択するようになったことです。これはあなたがプレミアで意識的にそうしているんでしょうか?

Pepe:うん、どんなプレッシャーの元でもボールを確実にゴールから遠ざけるには、パンチングの方がいいと僕は考えている。イングランドでは、ゲームはスペインよりもフィジカルで審判のやりかたも違っている。ゴールから6ヤードのボックス内ではキャッチしようとするけど、その外ではパンチングでクリアするほうがいい。ボールを確実に、可能な限り素早くゴールから遠ざけることが出来るからね。僕がここに来たときにラファがそうするようアドバイスしてくれた。そして、空中戦では相手選手が激しくぶつかってくるから気をつけろ、とも警告してくれた。

Liv:プレミアのフィジカルな試合のやり方に驚きました?

Pepe:驚いたというよりショックを受けたというほうが正しいね。荒っぽすぎだよ。時々、ペナルティエリアはボクシングのリングのようだ。冗談を言ってるんじゃないよ。何人かのストライカーたちはボクサーみたいな体格でボクサーのようにプレーする。それもグローブなしでね!

Liv:ボールをパンチングしようと飛び出してくるあなたのことを、ストライカーたちも同じように言うんじゃないですか?間違えて味方DFのほうをノックアウトしてしまったことはあります?

Pepe:(笑)いや、まだないけど。でも彼らはきっと、僕が「キーパー!」って叫んだ時は逃げなきゃならないと思ってるだろうね!

ペペ・レイナインタビュー Vol.2へ続く
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