Icons.comより、決勝を前にしてペペ･レイナのインタビューです。
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Icons：準決勝のヒーローになったことをどう感じましたか？
Pepe：あの夜は僕にすばらしい幸福感を与えてくれたし、フットボーラーとして、あんな重要な試合でこのクラブの勝利を助けることができたのは、信じられないくらいの高揚感を与えてくれた。しかし準決勝はもう過去の事で、今の僕にとって重要な全ては決勝で良いプレーをしてヨーロピアンカップを勝ち取ることだ。
Icons：一体どうやって、あんなにPKを止めるのがうまくなったんですか？
Pepe：僕は自分をPKのスペシャリストだとは全然思っていないんだよ。僕はトレーニングをしているし、PKをセーブすることを練習でやっているけど、セービングに何か特別の秘密があるわけじゃない。PKをセーブするのは、技術はもちろんほどほどの運にもよるんだと思う。
Icons：決勝を前にして、ACミラン戦は忙しい夜になると予想していますか？
Pepe：試合が進んで行くまで知りようがないけど、ACミランの攻撃能力から考えると、彼らは僕たちに問題を起こすだろうし、僕はセーブをしなくてはならないだろうね。何が起こるか誰にも予想はできない。怪我、早い時間のゴール、レッドカード、そういったもので試合の風向きは変わり得る。僕たちは状況を見なくてはならない。
Icons：ミランが準決勝のパフォーマンスを再び見せれば、リバプールは苦境に陥るでしょうか、それともミランがベストを出してもあなたたちは彼らに対抗できますか？
Pepe：ミランはすばらしいチームだし、彼らはそれをマンチェスター･ユナイテッド戦で見せつけた。彼らがああいうプレーをしたら、彼らを止めて破るのはすごく難しいと思う。彼らの持っている経験は、彼らにアドバンテージを与えるだろう。しかしリバプールは決してあなどれないチームだ。僕たちはチャンピオンズリーグで多くの偉業を成し遂げている。
Icons：サー･アレックス･ファーガソンはミランがあなたたちを破ると確信しており、カルロ・アンチェロッティからプレゼントされたワインを開けて乾杯するとコメントしています。彼の言葉をどう思いますか？そして、彼はそのワインを長い間しまっておかなくてはならないでしょうか？
Pepe：僕はあらゆる意見を尊重するし、サー･アレックス･ファーガソンがミラン有利と信じているんなら、僕たちは頑張って彼が間違っていることを証明するよ。僕たちは彼が間違っていて欲しいし、そのワインボトルを開けるまでずっと長い時間がかかって欲しいね！
Icons：あなたのご意見では、カカはどれくらい良い選手ですか？世界最高か、それともロナウドやメッシの次？
Pepe：カカは世界で5本の指に入る選手だ。彼は敵を崩して試合を決定づける。今シーズンのチャンピオンズリーグで既に10ゴールを上げていて、それは全く簡単なことじゃない。アテネでの彼には十分な注意が必要だ。
Icons：ラファはカカを止めるプランを立てるでしょうか、それとも現時点の彼は止められないでしょうか？
Pepe：カカだって止めるのが不可能なわけじゃないし、僕は彼にマンマークをつけることには疑問を持っている。カカを止めるためだけに僕たちの選手の一人を失うというのは、誤りだと思う。僕たちは、ミランのスーパースター全員を止めるために、チームとして仕事をするだろう。
Icons：統計を見ると、両チームともこの大会で9失点をしていますが、リバプールはミランよりも4ゴール多く得点しています。このことは、あなたたちが一部の批評家が示唆しているようなディフェンシブなチームではないことを証明しているでしょうか？
Pepe：僕たちのことをディフェンシブなチームと決めつけている人々は、間違っていると僕は思う。僕たちは非常にコンパクトなやり方でディフェンスするチームで、それは時にはもっと自分たちが得点するチャンスを犠牲にしているかもしれないけど、統計は嘘をつかないし、それは僕たちが得点は多く失点はそう多くないことを証明しているよ。
Icons：ジェンナーロ･ガットゥーゾの批判についてはどう思いますか？彼はリバプールのことを、マンチェスター･ユナイテッドよりも才能に乏しく、ロングボールを蹴るだけだとコメントしましたが。
Pepe：あらゆる意見を尊重しなくてはね。ガットゥーゾのコメントがゆがめられていたり、メディアに操作されてないかどうか、僕にはわからない。しかし彼がそれを言ったんだとしても、いいだろう、決勝で何が起こるか見てみるとしよう。
Icons：ガットゥーゾはラファをチームトークをすることから救ったんでしょうか？彼の言葉は、勝たなくてはという気持ちへの刺激になったんじゃないですか？
Pepe：こういうコメントは僕たちにとっていいモチベーションになるね。ガットゥーゾとファーガソンがミラン有利と感じるなら、人々は僕たちをまた過小評価するだろう。僕たちはそういうことにモチベーションを感じるから、僕たちにとっては都合がいいんだ。
Icons：ロングボールを多用してチャンピオンズリーグに勝ったとしても、あなたは気にしませんか？
Pepe：僕の望みは勝利だ。チャンピオンズリーグのファイナルは一種のショーケースで、格好良く勝ちたいと思うけど、後になれば誰も僕たちがどうやって勝利を得たかなんか気にしないだろう。全ては勝利、それだけだよ。
Icons：アテネにどれくらいリバプールファンがやってくることを期待していますか？それはあなたにとってどういう意味を持つでしょうか？
Pepe：リバプールファンというのは僕たちにとって全てを意味し、大勢が再び、チケットも持たずに僕たちをサポートするために長い旅をして来るだろうということを、僕はわかっているよ。僕たちは間違いなく、スタジアムの中でサポートが不足するということはないだろう。しかし悲しいことに、僕たちは余分にチケットを取ることに問題があって、本来なら来れるはずの大勢のファンが来られない。とにかく、僕たちのサポーターは、チャンピオンズリーグで僕たちが勝利のチャンスを掴むための生命線になるだろう。
Icons：人々は、リバプールが再びPK戦で勝利を掴むことについてもう話しています。個人的にはそれは嬉しいことですか？
Pepe：僕は90分でミランを破りたい。しかしもし再びPK戦に突入するなら、それはそれでいいよ。個人的には、再びPK戦で苦労することなしに勝つほうがいいけどね。
Icons：ブルース･グロベラーやイェルジー･デュデクを倣って『くねくね足』の練習はしないんですか、それとも自分のやり方でやりますか？
Pepe：わからないよ！リバプールのキーパー全員がそれぞれ自分のスタイルを持っているし、キーパーそれぞれが自分のやり方でリバプールチームを助ける。幸運なことに、僕たちはPKを止めることに関しては良くやっているね。
Icons：ジェラード、キャラガー、アロンソ、スミチェルとデュデクは、イスタンブールでの活躍でファンの伝説的存在です。レッズの6度目の優勝を招くことで、同じように忘れられない名前になりたいというお気持ちは？
Pepe：もちろん、僕はファンのヨーロッパの伝説として忘れられない存在になりたいよ。このクラブには非常に多くのすばらしい歴史があり、そこに驚くべき記録を付け加えられる位置まで僕たちは再び来ることができた。もう一つ歴史的勝利を刻むのに役割を果たし、ペペ･レイナの名前が、リバプール･フットボールクラブの巨大な歴史の中で暖かい気持ちとともに永遠に思い出されたら、それはファンタスティックだ、ただそれだけを言わせて欲しい。
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Icons：準決勝のヒーローになったことをどう感じましたか？