公式HPに7月12日に掲載された、ファビオ・アウレリオがバレンシアから移籍しての初インタビューです。
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Liverpoolfc.tv:ファビオ、リバプールへようこそ。あなたがここへ来ると決心した理由をお聞かせください。
Fabio Aurelio:なぜ僕がリバプールに加わったのか、主な理由は3つある。まず初めに、このクラブの歴史と伝統はものすごく魅力あるものだし、イングランドのリーグでプレーするチャンスも同じく魅力的だった。プレミアシップは常に僕にとって魅力あるものだったからね。ここに来て、この国のフットボールがどういうものか理解するチャンスを与えてもらったことは、僕にとってすばらしいことだよ。もちろん、監督も同様に大きな要因だった。僕たちはバレンシアで一緒にやっていて、本当にいい時間を共にしてきた。自分が好きで信頼している監督がリバプールのような規模のクラブに誘ってくれたら、NOとは言えないよ。ラファは、僕がサインしようと決心する最も重要な要素だった。
Liv:リバプールがあなたを欲しがっていると最初に聞いたとき、どのくらい興奮しましたか?
Fabio:そのニュースを聞いたときはものすごく興奮したし、本当にうれしかったよ。フットボールという観点からはイングランドリーグは世界で最も重要なリーグの一つだし、フィールド以外では、違う国に住んで違う文化を理解するということを僕は楽しみに思っている。僕は既にブラジルからスペインに移ることを経験しているし、イングランドに来るという考えは本当に僕をわくわくさせる。最初にバレンシアに来た時にやったように、ピッチに立って自分の特色を見せたいという欲求はすごく大きいよ。
Liv:英語についてはどうです?
Fabio:僕はこの言葉が本当に好きなんだよね。ブラジルにいた時に勉強したし、この言葉を聴いたり使ったりするのがずっと好きだった。もう一度学び直すのが楽しみだよ。
Liv:あなたはリバプールとサインした初めてのブラジル人です。チームにサンバ・マジックをもたらしてくれるでしょうか?
Fabio:そうしたいよ!こんなビッグクラブでの最初のブラジル人になれたことを、本当に誇りに感じている。でも、責任重大でもあるね。僕は、将来プレミアシップにやってくるだろう僕の国の選手たちのために、ドアを少し開ける助けになれればと思っている。これまで会って来た人たちはみんな僕に対してフレンドリーで、町で会った人々は僕を歓迎してくれている。僕は今、自分の新しいクラブのために役立ちたいと本当に思っているよ。
Liv:今あなたを待ち受けているチャレンジにわくわくしていますか?
Fabio:これ以上ないくらいにわくわくしているよ。これまで僕はいいキャリアを積んで、とてもうまくやって来た。でも、これは僕にとってまた違うチャレンジであり、違うチャンスなんだ。僕はどんな状況にも対応できる自分の能力に自信があるし、僕の特徴がイングランドのスタイルに合うだろうと信じている。もしそれが信じられなかったら、僕はここにはいないだろうね。
Liv:チームであなたの得意なポジションは?
Fabio:僕は左サイドバックでプレーするのが好きだ。僕は攻撃的な左サイドバックだよ。
Liv:あなたのプレーはチームにどのような特色をもたらしてくれますか?
Fabio:僕は、チャンスがあればいつでも前にオーバーラップして、攻撃をサポートするのが好きだ。僕はすごく攻撃的なサイドバックであり、フリーキックとクロスを入れるのもなかなかのものだと思う。僕は常にゴールを見ているし、チャンスがあればシュートも積極的に打つ。
Liv:自分のプレースタイルがプレミアシップにフィットするという自信はありますか?
Fabio:フットボールのスタイルが違うというのはわかっているよ。スペインやブラジルでは、フットボールはもっとゆっくりしたリズムでプレーされる。ここではそれはもっと速くもっとフィジカルだけど、僕は自分がそれに適応できると確信している。ある程度の時間はいるだろうけど、いったんそれができれば、自分が何ができるかを実際にやって見せて、監督がどうして僕とサインしたかを見せられる自信があるよ。
Liv:監督は、あなたがシャビ・アロンソよりもさらにいいパサーだと語っています。これは強みですね・・・
Fabio:そういうような話を聞くのはすごく気分がいいけど、それが自分にとって大きなプレッシャーになるという風には感じていないよ。僕とシャビはスペインで同時にプレーしていたから、彼のことはよく知っているし、彼がどんなにすばらしい選手かも知っている。もしも僕が彼と並び称されて、同じような質のプレーをチームにもたらすことができればすばらしいよ。
監督がこういう時期に僕のことをそんな風に話してくれるのはうれしいけど、今一番重要なことは、フィールド上での自分のパフォーマンスでファンの心を掴むことだ。願わくば、早くそれができるといいね。
Liv:あなたは以前バレンシアで、アンフィールドに来てプレーしたことがありますね。しかし、リバプールのシャツを着て初めてあそこでプレーするのをどれくらい待ちわびていますか?
Fabio:その瞬間が待ちきれないよ。アンフィールドで敵チームとしてプレーするのがどんなものか僕は知っているし、リバプールのファンがどんな人々かも知っている。彼らは常に自分たちのチームを支え、試合中に何が起ころうとも選手たちの味方だ。彼らは本物の「終生リバプールをサポートするために生まれてきた」というメンタリティを持っているんだ。アンフィールドでたくさんの試合に出場して、サポーターとのすばらしい時間を共有するのが本当に待ち遠しいよ。
Liv:リバプールで長く成功したキャリアを積む自信はありますか?
Fabio:そうなって、ここで長い時間を過ごせることを願っているよ。でもそれはフィールドでの僕のパフォーマンスにかかっている。僕は4年契約にサインしたけど、早く落ち着いてプレミアシップに適応できるか、それは僕次第だ。
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