公式HPより、ヒーピアのインタビューです。
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Liverpool.tv:まず最初にサミ、世界中の大勢のファンが、あなたがリバプールを去るというニュースを聞いて悲しみました。バイヤー・レバークーゼンに移籍するという決断をしたのはなぜですか?
Sami Hyypia:一番の理由は、僕は自分はまだフットボールをやるのに十分に若いと思っていて、そしてここではプレーチャンスが限られることをわかっているからなんだ。監督とは話をしたし、僕は彼に自分が何試合プレーするかを約束させたいとは思わなかったけど、今シーズンはメンタル的にとても厳しかったよ。僕はあまりプレーの機会がなく、プレーすることが僕が何より楽しいことなんだ。
ここでは自分が満足できるだけの試合数をプレーすることは不可能だということを、僕は理解している。だからどこか他の場所に目を向けなくてはならなかった。バイヤー・レバークーゼンという海外に行く選択肢を僕は得た。全体として良い契約で、彼らは僕を獲得することで大きな計画を立てていて、上手くいけば僕は彼らの成功の力になれると思う。
Liv.tv:そういう移籍の理由を考慮に入れても、それでも難しい決断だったのでは?
Hyypia:僕はここをホームだと感じていたから、とても難しい決断だった。クラブ、スタッフ、この10年間に在籍していた選手全員とずっと良い関係を築いていたよ。出て行くのは難しいことだけど、僕の理由は全てプロフェッショナルなものだ。僕はまだまだフットボールをやりたい。
10年間というのは、ひとつのクラブに在籍するのには長い期間だ。僕の家族はここに慣れ親しんでいて、新しい国の新しい家に移るのが家族にとってストレスだということはわかっている。しかしプロフェッショナルとしての面が、僕をこの決断に駆り立てたんだ。これは新しい挑戦で、僕はドイツで成功するために全力を尽くすつもりだ。
Liv.tv:あなたとの話し合いで、監督は何と言ったんでしょうか?
Hyypia:彼は幸運を祈ると言ってくれたよ。僕たちは何度も話し合いを繰り返して、コーチングの役割の可能性のことは言われたよ。しかし、僕はまだ自分にはそれをやる準備は出来ていないと感じている。僕は、まだ何年間かはフットボールをやれる足が自分にはあると感じているんだ。
Liv.tv:10年間ここに在籍して、その間のクラブでの多くのすばらしい思い出と共にあなたは去ることになりますね・・・
Hyypia:うん、ここにいた間にはたくさんの浮き沈みを経験したけど、僕はとてもたくさんのすばらしい思い出を持っているし、リバプールは永遠に僕のイングランドのクラブだよ。
Liv.tv:このクラブに在籍していた間のハイライトは何でしょうか?
Hyypia:もちろん、チャンピオンズリーグ優勝は驚くような出来事だった。3-0にリードされていたにも関わらず挽回して優勝した、それは決して忘れられないことだね。個人的には、シェフィールド・ウェンズデイでの僕の初試合、アンフィールドでの最初の試合、リバプールでの僕の初ゴールも決して忘れられない瞬間だろう。
Liv.tv:リバプールファン、何年間もに渡ってすばらしい関係を築いてきたファンたちと別れるのは寂しいのでは?
Hyypia:もちろんすごく寂しいし、この機会に彼ら全員に感謝の言葉を言いたい。彼らは僕がウォーミングアップをしていようとプレーしていようと、僕の名前をいつも歌ってくれて、それを聞くのは嬉しいよ。ここを去るのは寂しいけど、いつかは試合を観戦するために戻ってくるつもりだし、おそらくまた全試合を見ることになるだろうと思うよ。
Liv.tv:トッテナムとのシーズン最終戦に、彼らにさようならを言うチャンスを望んでいますか?
Hyypia:それは監督が決めることだ。僕が試合に加わらないとしても、最後にピッチに出る方法を僕は見つけるつもりだ。スタジアムの管理責任者が僕を止めようとしても、僕は彼を抜き去るよ(笑)。さようならを言うチャンスは必ずあると思う。
Liv.tv:あなたは、自分がまだコーチをやる準備は出来ていないと感じているとおっしゃいました・・・しかしそれは将来の夢で、私たちはいつの日かあなたがその役割でリバプールに戻って来るのを見ることができるでしょうか?
Hyypia:うん、願わくはね。コーチングというのはいつも僕の気持ちの中にはあるんだ。でもそれには現役を終えなくてはならない。僕のプレーキャリアの終わりには、現役を引退することを考えるだろうし、それからどうなるかだね。いつの日かコーチとしてここに戻りたいと思う。
Liv.tv:このクラブは常にあなたの心の中にあり続けますね?
Hyypia:うん、常にね。
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最後の「Yes, always.」という言葉に泣けました。ドイツで主力としてプレーし、クラブの成功の牽引力となることを祈ります。そしてその経験を糧にしてさらに大きな選手になり、いつかまたメルウッドのピッチに必ず戻ってきてください。
彼の10年を締めくくる最終戦が、トロフィーを掲げる時になってくれたら最高なんですが・・・フットボールの神様、よろしくお願いします。
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無題
10年間も本当にありがとうございました。ドイツでも制空権を支配し続けてほしいです。
僕はトヨタカップで日本に来たときに練習見に行って間近でヒューピアを見たときのオーラが凄かったのを思い出します。
コーチの話も考えてくれてるのが嬉しいですね。彼が「Yes, always」なら、選手、スタッフ、サポーターが「All for Sami」でさらにモチベーション上げて優勝するしかないですね!
突然の更新で本当に驚きました。
って!フニクラさんリバプールに行ってたんですか!良いなあ♪良いゲームに当たりましたね。検疫を無事通過して帰ってきてお話いろいろ聞かせて下さいね!
Re:無題
マージーサイドでも新型インフルエンザの患者が出ていたんですが、検疫は全く問題なく素通りでした(笑)。こんな感じだといつかは絶対日本に入ってくるだろうなあと思います。
無題
ありがとうサミ・・・僕がリバプールを知った時の最後のメンバー(キャプテン、キャラ除く)がいなくなってしまいました。個人的CBベストコンビはサミ、アンショズですから!!(キャラ、アッガー、シュクごめんなさい)とても悲しいですけど彼の選んだ道、また帰ってきてくれる日を信じて応援します!!
Re:無題
無題
でも、まだできる!と前に進むヒーピア、それでこそ彼だと思うし、いつかきっと帰って来てくれるから!
ちゃんとサポータにお別れが言えて旅立てるから、、それが救いだし嬉しいです。ドイツでもきっと輝いてくれると信じています!
10年間、苦しい時も悲しい時も嬉しい時もすべてをみて支えてきたくれたヒーピアに、そして、美しく逞しく成長を遂げたレッズにはきっと’フットボールの神様はご褒美をくれるはず!!
フニクラさん’たくさんの愛とエールを私たちの思いをも込めて注入してきてくださいね☆
Re:無題
メルウッドで練習する彼の姿を見て、ちょっと涙目になりました。あと3試合、そのどこかで、できれば最終戦アンフィールドのピッチにぜひとも立って欲しいです。
無題
突然のニュースにびっくりです。
トレブルのメンバーがこれで居なくなっちゃいましたね。
私もヒーピアとアンショズのコンビは最高だと思います。
それにしてもフニクラさん。うらやましいです。よくチケットが取れましたね。ツアーですか?
試合の方は素晴らしい内容でしたが、マグパイスとはいえ残留争いをしているチームでベンチに居るオーウェンを見るのは寂しい感じがしました。戻ってきて欲しいなぁ。
お土産話期待してます。
Re:無題
オーウェンは戻ってきてくれないかとひそかに期待しているんですが、どうなるでしょうね~。
無題
「いいなあ~GWどこかに長期でご旅行かな~・」なんて思っていましたら、リバプールに行ってるなんてー!!!
・・羨ましすぎます~!!
実際にリバプールFCを目の当たりにされてフニクラさんが感じられた事など、お話をお聞きしたいです・・。
ひとまず、無事のお帰りをお待ちしています。くれぐれもお気をつけて!
Re:無題