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FIELDS OF ANFIELD ROAD

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ハリー・キューウェルは24日に、既にシンガポールで合宿中の代表に合流。The Daily Telegraph Australiaより、出発前のインタビューです。
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Interviewer:現在の身体の調子はどうですか、ハリー?

Harry Kewell:僕は絶好調だよ。11ヶ月プレーから離れていたことで身体がリラックスできたし、おかげで怪我を乗り越えることができた。でも今僕は回復して、いい感じだしプレーしたくてうずうずしているよ。

Interviewer:戻って数日間がたちましたが、あなたは今までになく良い体調でリラックスしているように見えますが、その通りでしょうか?
Kewell:どんなフットボーラーやスポーツマンについてもよくあることなんだけど、怪我をしてまず何が簡単に起こるかって言うと、それは体重が増えることなんだ。普段3人分も食べるからね。プレーしているときはそれだけのエネルギーを消費するんだけど、怪我をしていても食欲はそのままだから、1週間でてきめんだ。固定されていて動けない時はちょっとリラックスしていたけど、6ヶ月前にプレーを開始してからは僕は修道士のような生活さ。僕は独力で何かをやったわけではなく、ドクター、フィジオ、そして誰もが回復にあたってくれて、しっかりと体制を組んでくれたよ。

Interviewer:ほとんど1年プレーから遠ざかっていたわけですが、メンタル的にはどう感じていますか?

Kewell:しっかり充電されているよ!多くの監督が、こんな風に選手に休みを取らせたいと思うだろうね・・・もちろん怪我なんかじゃなくてね。ヨーロッパの試合は過密日程で、選手たちはそのせいで故障してしまう傾向があるから、6ヶ月休みが取れたらしっかりと充電できる。ローテーションをするのはチームと選手たちにとって休みを取るには良いんだろうけど、トロフィーを獲得するためには常にベストのチームを送り出すことが必要だから、難しい問題だね。僕はこの怪我をするまで長い間だましだましプレーを続けて来たから、ある意味、怪我をしたことで必要な休みが取れたのは良かったよ。11ヶ月ピッチからは遠ざかっていたけど、リハビリのために厳しいトレーニングを積んできた。でもこういう休みが取れたことは理想的で、僕のキャリアはおそらく2、3年延びたんじゃないかな。

Interviewer:あなたのサッカールーのチームメートであるクレイグ・ムーアは、昨年のワールドカップに向けての彼のリハビリが、どれほど精神的に消耗するものだったかについて触れていました。あの時あなたのチームであったその事実が、あなたの状況の助けになりましたか?

Kewell:僕たちはまず最初に僕の復帰の日を予定に書き込み、僕はそれを楽しみにしていたよ。それから僕はランニングを始め、怪我が再発して復帰の予定は3週間伸びた。それからまた別のことが起こって、かなりフラストレーションを感じたね・・・僕はこれは決して終ることがないんじゃないかなんて考えていたよ。しかし僕はポジティブでいなくてはならなかったし、申し分ない人々がついていてくれたよ。僕はいつも幸福な家族がいる家に帰り、妻と子供たちはいつでも僕を笑わせてくれたから、僕は家に帰って心の重荷を取り去ることができた。

Interviewer:あなたはクラブ対国のきつい批判に遭遇していましたが、ここ数日間あなたは何度も公の場に姿を現して、リラックスしているように見えます。私たちは、2006年のドイツ以後の違うハリー・キューウェルを見ているんでしょうか?

Kewell:どんな選手も占領しておこうとする人々は常にいるわけだし、それもフットボールの重要な一部分だ。一選手としては、それを心の中に留めておけばいいんだよ。どの選手も自分の祖国のためにプレーしたいと思っているし、僕たちオーストラリア人にとって厳しいことは、飛行機で飛ぶのに遠すぎるってことだけだ。イングランドのチームはマンチェスターで対戦できるし、かかる時間は2時間のドライブと40分のフライトだよ。もしも僕たちの試合全てがヨーロッパで開催されれば、召集に不安を感じる選手は誰もいないだろうね。プレミアシップで試合をやって、それからオーストラリアにプレーのために飛び、その後次のプレミアシップの試合に間に合うように飛行機で戻って来なくてはならない。ナショナルチームとしても、選手をローテーションする必要がある。誰もがそれを共通意識として持っているけど、選手たちの国に対する忠誠に疑問を投げかける人間はいるだろうね。

Interviewer:サッカールーのためにプレーして負傷したと見られて、昨シーズンリバプールにいてきつい思いはしませんでしたか?

Kewell:タフなことではあったけど、監督(ラファエル・ベニテス)が全てにおいて僕を支えてくれたよ。彼にとっては嬉しいことではなかっただろうけど、起こってしまったことだ。僕はリバプールでまだ1年契約が残っているし、クラブの中に戻っていくのが待ちきれないよ。

Interviewer:アジアカップでプレーする準備は出来ていますか?

Kewell:うん、到着したらもう一直線だよ。アーニー(グラハム・アーノルド監督)はやって来て監督と話をしたし、彼らの問題は解決している。僕は厳しい試合でプレーすることになるし、大会に加わるのを個人的に本当に楽しみにしているんだ。
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