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公式HPより、デビッド・ムーアLFC会長のインタビューです。
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Liverpoolfc.tv:クラブの売却が合意した後での、あなたのご感想をお聞かせください。

David Moores:非常にほっとしました。3年にも渡る長く骨の折れる旅で、戦うべきプレッシャーとストレスは非常に大きなものがありました。要するに我々は、クラブとサポーターのこれからにとって最良と思える結果を得られるまで、なんとか戦いましたよ。

Liv.tv:この取引がクラブにとって正しいと、あなたを納得させたものは何でしょうか?

Moores:私の側で逡巡したことは決してありません、それは強調したいと思います。人々は私という人間を知っており、彼らは、もし私にスタジアムを建設するだけの資金があれば・・・それはクラブに必要なものです・・・私自身でそれをやっただろうということを知っています。我々の一族はもう50年もこのクラブに関わってきましたから、私にとって心を揺さぶられる時間です。我々はスタジアムと選手たちのために金銭が必要で、そうしてこそ、監督は毎シーズン十分な資金を手にすることが出来ます。
私は12月にモントリオールでジョージ・ジレットに会い、彼に非常に興味をそそられました。彼がモントリオール・カナディアンズでやってきたこと、そしてそこに建設した競技場は目を見張るものがありました。彼が初めてカナダに赴いて人々を納得させるのには少々苦しい時もありましたが、彼は全員を説得して、今はそこで神のようです。彼は大仕事をやってのけました。

彼の情熱を見、彼が成し遂げたものを見たのは非常に印象的でした。私は彼の元気の良さに好感を持ちました。彼はスポーツに大きな情熱を持つ人物であり、気難しい人間ではなく、常に前進し、前進を語るでしょう。ヒックス氏についてはあまり知ってはいませんが、彼もまた非常に情熱的な人物です。ジョージは、リバプールが全てに勝利するところを見たいと願っている、非常に陽気な性格の人物です。トロフィーは彼の後ろについてきますよ。

我々が二つの入札について熟考し、DICに独占権を与える決定をした時、ジョージは非常に紳士的であり、彼らの幸運を願っていました。彼は、自分がドバイに非常に大きな敬意を持っており、彼らは良い人々であり、彼らの未来に幸運を祈ると語りました。私はジョージに、彼がこれからのスタジアムと選手達のために十分な資金を持っているとは思えないと話しました。そして感心にも、彼はいったん去った後、ヒックス氏というスポーツに大きな情熱を持ったもう一人の人物と共に戻ってきたんです。彼ら二人が来て、我々は前に進む非常に強いオーナーを得ることになると私は感じています。私は、この二人の人物が勝利を欲していると信じています。彼らはそれを、彼らの尊敬に値するクラブで証明してきました。彼らは長期に渡ってそれに関わり、彼らの子息たちも加わっていますから、将来の計画を立てることができます。すぐに利益を得たいと思ってやってきた人々ではありません。

Liv.tv:DICか、それともジレット/ヒックスか、決断するのは難しいものでしたか?

Moores:決断は一度しか出来ませんからね。チャンスはただ一度でしたし、DICには完全に正しいと思えないことが2、3ありました。長引くほどに考慮すべき事項が増えました。私ははっきりと自分が確信できない数点について熟考して心を固めるために2、3日欲しいと頼んだんですが、不運なことに、我々は6時間しか与えられませんでした。私にとっては大きな決断で、正しい決断を下さなくてはなりませんでした。

悪い意味に取らないで欲しいんですが、DICから我々との取引に来た人々は非常に誠実な方々でした。私は彼らについて悪い言葉を使ったりはしませんが、結局の所、彼らが采配を振るっていたわけではありませんでした。私たちはトップの人々に会うことはなかったですね。何か心配なことや、注意深く進めたいことがあった時、いちいちトップの人間に戻っていかなくてはなりませんでした。

何にせよ、我々は考えをふらつかせることはありませんでした。私たちは熟考の末の判断を下しました。このような判断を下し、クラブが正しい手の中に入るのを見たいと切望している時には、どんな判断をするにせよほっとしますよ。

誰からも、世界一となるようなすばらしい最終条件の提示はありませんでした。我々がジョージをセカンドチョイスだと考えたことは決してありません。彼が第2の投資家を連れて戻ってきたという事実は、彼がクラブを買収することにどれだけ情熱を傾けているかを表しています。

Liv.tv:DICとの交渉の終わりかたには失望していますか?

Moores:不名誉と呼ばれたことには少々憤りを感じました。私は人生において不名誉なことをしたことはありません。私に会った事もない人間から出たことは受け入れがたいものでした。私は罵り合いに巻き込まれたくはありません。今まで言ったように、取引する人々に私は大きな尊敬を払って来ました。

Liv.tv:一部の人々は、あなたは自分が最も多額の金銭を得る選択をしたと言っているようですが…

Moores:もしもDICとの取引が前進していたら、例えジョージが戻ってきたとしても、我々は彼らのオファーを受けていたでしょう。他の理事のことについては私は言えませんが、私は金が欲しいとか会長に留まることができればいいとは考えませんでした。一部の人間が、私は金のためにここにいると言っているのには憤りを感じます。ファンはそうでないことを知っていると私は思います。私は我々のファンを誇りに思っていますし、自分が彼らの一員であることをとても誇りに思っています。

Liv.tv:これは、あなたの人生の中でどれほど大きな決断でしたか?

Moores:私が今まで下した中で最大の決断でした。このクラブについて私ほど情熱を持っていれば、ここ数年はこの問題を抱えているのは簡単ではありませんでした。しかしその間、妻が大きな支えになってくれました。私はチーフエグゼクティブから大きな助けを受けていました。彼はこの問題に対処するには極めて適任で、彼なしでは自分がどうやって扱えたかわかりませんよ。これは孤独な作業であり、良い人々が周りで支えてくれることは良いものです。私にはそれがありました。

Liv.tv:手放すのは辛かったですか?

Moores:もはや私のクラブでなくなると考えると、非常に辛いです。とは言っても、私にはこれ以上クラブを前進させる資金的余裕がないのですから、安全な手にそれを渡しますよ。私にはそれだけの金がなく、家族を破産させるわけにも行きません。

Liv.tv:このクラブの未来についてお聞かせください。

Moores:私は彼らの近くに留まって意見を述べますし、リックもチーフエグゼクティブとして留まるでしょう。真新しいスタジアムと共に興奮すべき時が待っています。しかしながら、ここでの最後の日には残念な気持ちになるでしょうね。ここには非常に長い歴史がありますが、その場所にしがみついていては前に進めません。私はここに留まりたいと願っていますが、今はそれは不可能なことです。

Liv.tv:ジョージ・ジレットとトム・ヒックスは、このフットボールクラブをどこに連れて行くんでしょうか?

Moores:願わくば、私が決して連れて行けなかった場所ですね・・・プレミアシップチャンピオンです!私がチェアマンとして取れなかった唯一のタイトルで、ちょっと悔しく思っていますよ。彼らは我々をイングランドのベストに作り上げ、競争力を増してチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドよりもいいチームにすることが出来ます。

Liv.tv:こういう投資問題のニュースをファンがじりじりしながら待つことなく、この過程を完了できるクラブが他にあると思いますか?

Moores:ここは非常に特別なクラブで、世界のどのクラブよりも特別なんです。サポーターはクラブにとってとてつもない存在で、私にとってもとてつもない存在です。

彼らが私を攻撃するのではないかと思ったことも何度かありましたが、彼らは決してそれをしませんでした。それは、彼らが私を信頼してくれていたからだと思います。私はあるがままに語り、ファンに常に誠実でフェアであり続けました。それは、私も彼らの一人であり、これからもずっとそうだからです。

Liv.tv:クラブは根本的に変化するでしょうか?

Moores:二人の新しい人物が双方とも、執行部は変わらないことを保証していますし、クラブの従業員にも変化はないでしょう。私の理解しているところでは、彼らはクラブの運営方法に満足しており、大きな干渉はしないでしょう。

Liv.tv:クラブの中で積極的な役割をこれからも担っていただけますか?

Moores:彼らが手を貸して欲しいと思うだけ、手伝いたいと思います。全試合に必ず行きますよ。私が留まることは取引の一部ではありませんでしたが、彼らはそうすべきだと主張しました。彼らは、私がクラブを理解していることを知っているからです。

私は会長として素晴らしい時を過ごしました。いい時も悪い時もありましたが、いい時が悪い時をはるかに上回っていましたね。イスタンブールでチャンピオンズリーグを勝ったあの夜、私が会長であったという事実は誰にも変えられません。新世紀が始まって以来、私たちは他のどのクラブよりも多くのトロフィーを勝ち取ってきましたから、散々ということはありませんでしたよ。

私はこのクラブが今は新しいスタジアムとより多くの資金を手に入れ、前に進んでいけることに本当にほっとしています。私は間違いなく正しい決断をしました。
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