トーレスの
オフィシャルサイトより、スペインのスポーツ紙‘AS'と、一般紙‘El Mundo' からのインタビューの抜粋です。
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AS:Euro2008では、どの選手のプレーを見るのを楽しみにしていますか?
Torres:セスク・ファブレガスが、アーセナルで彼がやっていたようなフットボールを見せてくれるのを、僕は本当に楽しみにしているんだ。彼は世界最高のミッドフィールダーの1人で、スペインではみんな彼の本当の凄さに気がついていない。彼は大会で輝くスターの1人になるだろう。
AS:・・・では、見たいと思う国のチームはどこですか?
Torres:僕はルーマニアには全く驚かされたんだけど、彼らは抽選で最強のチームがひしめくグループに入ってしまって不運だね。フランス、イタリア、オランダがいる。でも、それでも彼らがグループを勝ち上がったとしても、驚くべきじゃないと思う。
AS:イングランドでのあなたの最初の年はどうでしたか?
Torres:飛ぶように過ぎたよ。何人かの仲間は、特に僕たちがチャンピオンズリーグ決勝まで勝ち上がれなかったことで正反対のことを思っているけど、僕は違う。この1年はものすごく忙しかったから、あっという間に過ぎたね。僕にとっては完全に新しい環境で、新しい家、車、銀行を探して、電話回線を引いて、家具を買って・・・さらにその上、3日ごとに試合だからね。僕はシーズンが終って欲しくなかったよ。それに、2年目のシーズンがどういう風に変わるかは決してわからないからね。特にこの夏はヨーロピアン・チャンピオンシップがあるし。
AS:あなたは今年、輝かしいスタートを切りました。外国人選手のデビューの年として最多ゴールを記録し、アンフィールドの記録もいくつか破りましたね・・・
Torres:そういう成果は長い間記録に残る、それは誇りに思えることだ。選手なら誰でも、同じことが起こったら嬉しいだろうと思うよ。長い間記憶に残る可能性があるんだからね。ルード・ファンニステルローイのことを見てみれば、人は今も彼がプレミアリーグ最初のシーズンに達成したゴール記録のことを話している。これはイングランドでの最初の年にしか達成できない記録だから、チャンスは一度しかない。
Mundo:あなたのリバプールでの成功を後押ししたものは何でしたか?
Torres:全く簡単だよ。クラブで物事はとても上手く進んで、僕はそこにいる一秒一秒を楽しむことが出来た。いろんな大会全てに出場したし、世界中が注目する試合で大きな期待を受けたよ。僕は、選手全員が同じゴールを共有しているチームの一員だ。そして、全員が同じ目標の達成を目指して、ひとりひとりがチームメートのサポートに頼ることのできるチームのね。さらに僕を信頼してくれる監督と共に働いている。そういう全ての要素が組み合わされた結果だよ。
Mundo:アンフィールドは、本当にああいう特別な場所なんでしょうか?
Torres:アウェイの試合の次にやってくる、アンフィールドの観客の前でプレーするのが僕は待ちきれなかったよ。彼らのサポート、彼らの暖かさを再び感じられる場所がね。現在もそして過去も、ファンは彼らのチームを誇りに思い、彼らもあの場所で浮き沈みを経験し、どの試合でも、試合の間中彼らはまるでそれが最後かのようにチャントを歌う。僕のデビューになったチェルシー戦、そしてチャンピオンズリーグの、グループリーグ突破がほとんど不可能になったかに見えたマルセイユ戦を、僕は絶対に忘れないだろう。あの試合の後、ファンは残って選手たちに声援を送ってくれたんだ。
Mundo:ラファ・ベニテスとの仕事はどんな感じですか?
Torres:ラファ・ベニテスは、僕がスムーズに適応することを本当に切望していた。僕のスタイルはイングランドのフットボールに合っていたけど、まず初めにマージーサイドを"ホームにいるように"感じる必要があった。彼は自分の望むものを正確にわかっているし、選手のシャツの背中についている名前だけを見てはいない。何か足りないものを見つけたら、彼はそのギャップを埋める選手を獲得し、誰もその選手のことを今まで聞いたことがなかったかどうかなんか気にしない。彼はどういうプレーをしたいかによって選手を獲得し、妥協しない。それは、チームが自分たちのスタイルに信頼を保っているということなんだ。チームがひとつになって機能しているのは驚くほどだよ。今シーズンはラファにとって簡単な年ではなかったけど、選手たちは、彼の地位が危険にさらされているとは決して思わなかった。彼がファンとクラブのキャプテンたちから受けている支持は、信じられないくらいだよ。
Mundo:トレーニングでは何か新しいことを経験しましたか?
Torres:今年は僕は相手ゴールキーパーたちのことを勉強したよ。そういうことは今までやったことがなかったね。ストライカーたちだけでなくそれは皆のルーティーンになっていて、実際かなり役に立ったよ。それぞれのキーパーがそれぞれ違うやり方でゴールを守る。あるキーパーは素早く飛び出し、別のキーパーはもっと長くゴールマウスに留まる。ラファの元で、僕たちは左右両方のウィングのプレーにも懸命に取り組んでいるよ。それは全部仕事だよ、遊びじゃなくね!
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トーレス、スペインメディアのインタビューを精力的に受けていますね、さすがスターです。それを精力的に英訳してくれるオフィシャルサイト、いい仕事をしています。本当は全文訳してくれると嬉しいんですけどね。
AS紙のインタビューの原文はこちら、
El Mundoの方はこちらです。
Euro2008は彼の大会にして欲しいですね!ロナウドに負けるなよ!
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無題
いよいよユーロも来週に迫りましたね。
トーレスやってくれるでしょうか。スペイン代表で結果を出せたら、それこそスゴイ事になるでしょうね!
しかしトーレスのリバプールに対する想いを聞くたびこちらまでファンである誇りを感じますね!
チームの要であるキャプテンやキャラガーも嬉しいでしょうね。
無題
こんにちわ~^^。
いやー、ユーロ楽しみですね!スペイン優勝をひたすら願っています。そしてトーレスには得点王を!
キャプテンは「いいなあ・・・」と思いながらうらやましそうに額にしわを寄せて試合を見ていそうですね。キャラはきっと“I’m supporting Spain”のTシャツを着て、モニターの前で甲高い声で叫んでいそうです(笑)。「Cafe Sports Spain」行って見たいなあ。