Guillem Balagueのオフィシャルサイトより、フィナンのインタビューです。
--------------------------------------
スティーブ・フィナンは先週の移籍最終日、パブロ・サバレタの移籍と逆にエスパニョールに加わり、リバプールを去った。
このアイルランド代表サイドバック、アンフィールドでの5年間のキャリアでレッズのために150試合近くの出場を果たした選手は、非公開の移籍金でエスパニョールと2年契約を交わした。32歳という年齢で、フィナンは比較的小さな、排他的な、プレミアシップからラ・リーガへと場所を移した選手たちの一団に加わる。スペインを離れて世界で最も裕福なリーグであるイングランドに引き寄せられる選手たちが増え続けている、最近の傾向に反して。
私はスティーブの移籍が決定した直後に、彼と会話を交わした。彼のキャリアの、このエキサイティングな新しい段階への希望と期待、そして私は、アンフィールドからバルセロナへ移ることを最終的に彼に決断させたのは何だったのかを尋ねた・・・。
Steve Finnan:プレシーズンが始まった頃は、僕はアストン・ヴィラに加わり、ギャレス・バリーが取引の一環として逆にリバプールに来るような感じだった。ヴィラよりも魅力的なオファーを僕は受けていなかったから、その移籍に合意したよ。
でも、結局リバプールとヴィラはバリーについて合意に達することが出来ず、移籍市場が閉じるほんの2、3日前になってエスパニョールからの電話を受けたんだ。僕は本当に喜んでいるよ。それは僕に再びプレーを開始するチャンスを与えてくれたし、世界最高のリーグの一つでプレーする好機なんだからね。ラ・リーガはすばらしいチームとすばらしい選手が一杯で、僕は何年も見ていた。
Guillem:エスパニョールについては何をご存知ですか?
Finnan:昨シーズンのリーグで彼らが本当に良くやっていたのを覚えているよ。クリスマスまでは、順位表のトップに位置していた。不運なことにその後彼らは試合を落とし始めて、シーズンを力強く終えることはできなかった。
2年前のUEFAカップの決勝での彼らのプレーを見たし、ペペ・レイナやリバプールの他のスペイン人チームメートたちに、エスパニョールのことは全部聞いたよ。彼らはこのクラブ、チーム、そしてバルセロナの町について、とてもいい話をいくつか教えてくれた。実際僕は何度かバルセロナに行ったことがあって、あそこはすばらしい町だね。ラウール・タムードのことと、彼の驚くようなゴール記録のことは全部もう知っているよ・・・今度は僕のクロスで彼がもっとそれを伸ばせるかどうか見てみよう!
Guillem:Paco Herreraがクラブにいることは重要ですか?
Finnan:とても重要だ。彼がリバプールにいた時から良く知っているからね。彼はものすごい人物で、フットボールのことは恐ろしいほど良く知っているし、試合を読むのがものすごくうまい。このチームの中で知っている人間は他に誰もいないから、僕が新しいクラブ、新しいリーグに慣れる助けになってくれる誰かがいるのは嬉しいよ。そして新しい言葉の手助けもね・・・せっかくリバプールにはスペイン人のチームメートが大勢いたのに、チャンスがあった時にもうちょっとこの言葉を習得しておかなかったことを、僕は後悔し始めているんだ。
Guillem:あなたは気づいているかどうかわかりませんが、あなたのエスパニョールへの加入は、ちょっとスターが来たように扱われています・・・
Finnan:それは心配してないよ、僕は全くそんなことは知らなかったからね。彼らがどんな選手を獲得したと考えているのか僕はわからないけど、僕はチームの進歩の力になるために来た。サバレタの代わりになる誰かを彼らが切実に必要としていたのを知っているし、僕はプレッシャーには対応できる。なんと言っても、僕はリバプールフットボールクラブから来て、チャンピオンズリーグの決勝でプレーしている・・・プレッシャーには慣れているよ。
Guillem:スペイン人の第三者、あなたを知らない人たちのために、自分がどんな選手かを述べてください・・・
Finnan:僕はまずミスを避けようとする選手で、安定し、信頼できる・・・世界をあっと言わせたり、何か華々しいことをしようとする選手ではないね。ヘッドラインを飾りはしないけど、良い仕事をすることに関しては本当に真剣だ。
Guillem:スペインリーグに自分のプレーを適応させることについては、今まで考える機会はありましたか?
Finnan:スペインフットボールはかなりたくさん見て来たし、スペイン人選手ともいろいろと話して、テクニックのレベルはイングランドフットボールを上回っているけど、はるかにゆっくりとしたペースでプレーされていることは知っている。プレミアリーグの方がはるかにフィジカルで、ここでは選手たちはもっと違う力に頼っている。でも僕は自分の能力に自信を持っているよ。
Guillem:昨シーズン、あなたがリバプールであれだけ多くの試合に出場を逃したのはなぜだったんでしょうか?
Finnan:シーズン初めの3、4試合は僕は怪我をしていて、それからもう4、5試合があり、僕がフィットネスを取り戻した時にはチームが勢いに乗って勝利を続けていて、チームの中にポジションを取り戻すことができなかった。
昨シーズンの後半はラファ・ベニテスは実際僕を戦力には数えていなかったし、今年のプレシーズンの間も、僕は同じことが起こるだろうというのがわかった。僕は明らかにラファのプランには入っていなかった。
Guillem:スペインでの初シーズンに向けて、何か目標は定めていますか?
Finnan:まず第一に、この町に落ち着いてファーストチームのポジションを確実なものにしたい。僕は2年契約を交わし、何もかもが上手く行けばエスパニョールで引退したい。僕は国際戦のためにアイルランド代表に加わっているから、まだ実際にバルセロナには行っていないんだ。だからまだ移籍をきちんと終了させるチャンスもないんだよ。
--------------------------------------
エスパニョールで引退・・・そのクラブの名前をリバプールに代えて聞きたかった。フィナン、新天地で頑張れ!!!
PR