スティーブ・フィナンインタビュー Vol.1の続きです。
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Liv.tv:こういう試合では、監督がどのくらいのモチベーションをあなたに要求するんでしょうか?
Finnan:この試合のために僕たちによりモチベーションが必要だとは、僕は特に感じないな。何が懸っているか僕たち全員わかっているし、チャンピオンズリーグよりも勝利の価値がある大会がそう多いとは思わない。僕たちはそれに向かって行くし、もう一度決勝へ行けたらすばらしいだろうね。
Liv.tv:あなたは前に出て攻撃するのが大好きな右サイドバックですし、今シーズンは準々決勝のPSV戦で2度やったように、かなりの数のアシストを記録していますね。
Finnan:僕は若いときにはウィンガーだったから、僕にとって攻撃に出るのは当たり前のことなんだ。だから僕は前に出て攻撃をサポートしたり、ゴールをお膳立てするのが好きなんだよ。もちろんディフェンスの義務をサボることはしないけど、サイドバックにとって攻撃をサポート出来る時に前に上がることは重要なんだ。
Liv.tv:アルバロ・アルベロアについてですが、1月にラファが彼をクラブに連れて来て以来、どれくらい印象深く感じていますか?
Finnan:彼は本当に良く順応しているね。先週のレディング戦でゴールを決められたのは彼にとって良かったし、あれはすばらしいフィニッシュだった。彼はいろんなポジションでプレーでき、バルセロナを破ったときには左サイドバックでいい仕事をした。アルバロのような選手はチームにとって良い存在だよ。
Liv.tv:ラファエル・ベニテスがクラブに来て以来、あなたはホセミやヤン・クロンカンプのような選手たちと右サイドバックのポジションへの挑戦を退けてきたわけですが、今度はアルバロ・アルベロアともっと厳しい競争をすることになりますね?
Finnan:僕は全ての試合でいいプレーをしようと努力し、ベストを尽くすだけだ。11人だけじゃ試合は出来ないし、チームには全てのポジションに二人の選手が必要だ。それは重要なことで、競争があるのはいいことだよ。一人の選手が加入して自分よりもいいプレーをしたら、彼はチャンスを掴むだろう。ポジション争いは、リバプールのようなクラブにとっては当たり前のことなんだ。
Liv.tv:監督は時々選手を休ませることを好んでおり、あなたは今シーズン1、2度休んでいます。リバプールのようなビッグクラブでは、それは受け入れなくてはならないことなんでしょうか?
Finnan:1シーズンを通して誰でも多くの試合に出たいし、僕はプレーすることが好きだ。この国でのやり方と外国ではちょっと違っていて、監督はローテーション策をこのクラブに持ち込んだ。彼のこれについての言葉は明確で、僕たちはそれに慣れるしかない。試合はたくさんあって国際試合もあるんだから、全般的に見て監督は正しい。全試合に出て何のトロフィーも勝ち取れないよりは、試合の半分に出てトロフィーを獲得できた方がいい。チームが勝利できてトロフィーを勝ち取れる限り、時々休みになることについて文句は言えないよ。
Liv.tv:今シーズンのプレミアシップでの調子を振り返りましょう。タイトルに迫れなかったことについては本当に失望しているのでは?
Finnan:うん、特に昨シーズンの終わり方がああだったからね。僕たちはいいポイントを稼いでFAカップでは優勝し、人々は今シーズンの僕たちにさらなる挑戦を期待していた。僕たちはスロースタートを切り、アウェイでポイントを落とし過ぎたよ。最初の1、2ヶ月は骨の折れる戦いだった。ホームでの調子は本当に良かったんだけど、総体的に見て僕たちのリーグでの調子は期待はずれだったと言わなくてはならない。トップの2チームは結果を出し続けていたんだから、あの位置にいて当然だ。結果をひねり出して彼らを捕まえるのは難しいけど、もしも僕たちが3位でフィニッシュできたら、それは良いと言えるだろう。翌シーズンにはさらに進歩しようと努力するつもりだし、新オーナーからのチームの強化資金も出ると思う。見通しは良いし、すごくエキサイティングだよ。うまく行けば僕たちはリーグでいいチャレンジができるだろう。
Liv.tv:最後にスティーブ、あなたもアイルランド代表でユーロ2008の出場権を得たいと強く願っていますね。チャンスはどのくらいだと見ていますか?
Finnan:僕たちはこの間の週に2試合1-0の勝利を上げ、僕たちはそれを必要としていたから本当に良かったよ。まだ予選を勝ち抜くチャンスはあるし、アウェイのチェコ戦を含めてビッグゲームがいくつか残っている。大きな大会に出場できればすばらしいし、できるだけやってみるつもりだよ。
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