公式HPより、キャプテンのインタビューです。
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Liverpoolfc.tv:ボルトン戦の結果には、あなたは間違いなく喜んでいるでしょうね、スティービー?
Steven Gerrard:うん、すばらしいパフォーマンスだったし、それが何より嬉しかったよ。もちろんシーズンのこの段階で3ポイントを取るのは僕たちにとって不可欠だけど、チームのパフォーマンスが本当に良かった。ああいう試合の後には、マン・オブザマッチを一人選び出すのは難しいね。
Liv.tv:今は、この連勝を続けて行くのが重要ですね?
Gerrard:もちろん。チャンピオンズリーグの出場権争いは白熱しているし、ヴィラや、そしてもちろんエバートンのような、僕たちに近いチームは好調を維持している。僕たちが今やっていることに集中して、シーズンの終わりまで安定性を保つ、それが重要だよ。
Liv.tv:試合の先制点を振り返って、あれは(オウンゴールでなく)自分のゴールだと主張するつもりはありますか?
Gerrard:もう主張したよ。あれがキーパーに当たって入ったのを見た時、「よし、ここでセレブレーションをして僕のゴールだと思わせてやろう!」と思ったんだ。でも後で見返したら、あれがオウンゴールと記録されても文句は言えないね。
Liv.tv:おそらくあなたは、チームにちょっとばかり運があったのも当然だと言うでしょうね?
Gerrard:うん、もちろん。僕は運は自分で呼び込むものだという信者だし、最初の10分間の後に僕たちがボルトンに掛けたプレッシャーを考えれば、ああいうちょっとした幸運は当然だと思う。いったんあの天気とロングボールに慣れた後は、僕たちは落ち着いて試合を完璧にコントロールしていたと思うよ。
Liv.tv:あの午後で、最も嬉しかったのは何でしょうか?
Gerrard:もちろん3ポイントだけど、最大のポイントが取れて良いプレーが出来たら、全員が満足だ。
Liv.tv:ここのところ、チェルシー戦の引き分けを含めて9ポイント中7ポイントを獲得しています。今がちょうど好調に達していると感じていますか?
Gerrard:そう願うよ。チェルシー戦の引き分けは本当に良い1ポイントだった。あそこがどんなに難しい場所かはみんなわかっている。それから僕たちはミドルズブラを破り、2つのミスからちょっとつまらない失点はしてしまったけど、僕たちはゴール前で情け容赦ないプレーをしてフェルナンドが決めた。だから、僕たちはここ3試合位の自分たちのリーグの調子には満足しているよ。しかし今はそれを続けて行くことが大事だ。
Liv.tv:あなたたちの周りのチームは、あなたたちの好調ぶりに気をもんでいるでしょうか?今は、彼らはあなたたちが4位を確保するとほとんど予想しているでしょうか?
Gerrard:彼らが、僕たちが4位を取ると予想しているとは思わないよ。彼らは、自分たちの力で4位を勝ち取ろうとするだろう。そこを目指している全チームがこれまで強化をして来て優れた選手たちを抱えているチームだから、難しい戦いになるだろうね。彼らも同じように好調だけど、僕たちには、自分たちがこれからシーズンの終わりまでの間自分たちの能力に応じたプレーをすれば、4位は確保できるという自信がある。今は自信が高まっているけど、もしもウェストハムを破れないなんてことになったら、ボルトン戦の結果は無意味になってしまう。
Liv.tv:インテル戦以来、あなたたちはリーグ戦の2試合どちらも勝利していますが、国内戦に集中を切らしてしまうことも簡単に予想されたでしょう。キャプテンとして、あなたは選手たちがこれからのサンシーロへの遠征に気を逸らしていないことを喜んでいるでしょうね?
Gerrard:うん、一人のフットボーラーとして、状況に順応しなくてはならない。ああいう勝利の後で、リーグモードに気持ちを切り替えてトップ4を目指して戦うことは重要だったよ。これは来シーズンに向けてとても重要なことだし、僕たちがトップ4の位置が取れれば、それは良い成果になるだろう。まずは次の2試合をしっかり片付けて、それからインテル戦のことを考えるよ。大事なのは4位を取るのが僕たち自身の手の中にあることで、それはこれからシーズン終了まで取りこぼしは出来ないということだ。良い連勝が出来ればすばらしいだろう。
Liv.tv:ボルトン戦に向けての準備中に、あなたがクラブマガジンに語ったコメントについて多くの報道がなされていました。あのインタビューがプレスの中でネガティブに取り扱われたことについては、少々落胆しましたか?
Gerrard:うん、クラブのキャプテンというのは、自分の言葉をとても簡単に捻じ曲げられてしまうものなんだ。インタビューの内容を全く反映していないようなものにね。僕が伝えようとしたメッセージは、僕たちはリーグの今の自分たちの位置に落胆しているけど、トップ4に行くために頑張るし、来シーズンは自分たちのリーグでの状況をもっと改善させるつもりだということだった。上手く行けば、それに取り掛かりながら、再びチャンピオンズリーグの決勝まで勝ち進めるだろう。しかし見出しはこんな風に捻じ曲げられていた。「チャンピオンズリーグで優勝できても、そんなことは重要じゃない」ってね。馬鹿げているよ。それは全く僕の言おうとしたことじゃない。もしももう一度チャンピオンズリーグで優勝できたら、僕よりも幸せな人間はリバプールにはいないだろう。イスタンブールは僕のフットボールのキャリアの中で最高の夜だったし、もしも再びそれが達成できたら、それはあの時に匹敵するだろう。しかし、僕たちはリバプールフットボールクラブである以上、たとえ優勝できたとしても、それでもまだ満足せずにリーグでの調子を向上させようと努力する。僕たちは勝者であり、参加する大会は全て獲りに行きたい。僕が伝えようとしたメッセージは、たとえチャンピオンズリーグで優勝して4位になれたとしても、僕たちはリーグでさらなる向上を目指すということなんだ。
Liv.tv:チャンピオンズリーグのトロフィーを掲げたキャプテンは、そう大勢はいません。それが2回となるとさらに小数です・・・それはあなたを駆り立てるものとなっていますか?
Gerrard:うん、もちろん。僕はトロフィーに飢えている・・・若い時よりもさらにね。たぶんそれは、僕がちょっと時間切れになりそうだからなんだろうね(笑)!僕は今27歳で、自分のチャリアを可能な限り成功に満ちたものにしたいと思っている。僕は自分がそれが出来る正しいクラブにいると思っているよ。僕たちには優れた選手たちの集団があり、常に進歩を続けている。そして僕たちには優れた監督がいるんだから、僕はここでさらに多くのトロフィーが掲げられると確信している・・・チャンピオンズリーグだけではなくね。
Liv.tv:一人のスカウサーとして、もしもシーズン最後に私たちがモスクワでセレブレーションが出来れば、それがファンにとってどれほど大きな意味があるかは当然ご存知でしょう?
Gerrard:うん、ファンにとってはものすごく大きなことだ。僕たちは世界最高のサポートを受けられて幸運だよ。彼らはたとえ予選だろうとどこでも僕たちについて来てくれる。バスに乗って優勝パレードで市内を巡って、人々の顔に浮かんでいる表情を見るよりも良いものはどこにもないよ。僕はそれが彼らにとってどんな大きな意味を持つか知っているし、僕自身も彼らと同じ一ファンだからね。
Liv.tv:ドレッシングルームを見回して、あなたはクラブの夢を実現するのに十分な能力を見ることができますか?
Gerrard:うん、未来は明るいよ。僕たちには優れた若い選手たちの集団がいるし、キャラやヒーピアのような経験豊富な選手たちもいる。これまで獲得してきた選手たちがインパクトを与えていて、僕は自分たちが前進して行くという自信を持っている。
Liv.tv:それでは、今の私たちの順位表での位置がどうであれ、あなたはトーレスやバベルのような選手たちがいて、未来は明るいとおっしゃるんですね?
Gerrard:うん、その通りだよ。短期間での重要課題は4位の位置に入ることで、それから僕たちは夏に再編成して再びリーグ優勝に向けて始動する。ここにいる選手たちは、僕たちが今シーズンは予想以下の成績だったことをわかっているよ。ヴィラ戦前を振り返ってみれば、僕たちは自分たちがまだタイトルレースに加われると信じていた。あの試合はがっかりしたけど、今は今年可能な限り高い位置でフィニッシュしなくてはならないし、来シーズンは再び挑戦だ。
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