アッガー、デンマークメディアに語る

アッガーがデンマークのTV3で受けたインタビューを現地レッズファンが英訳してくれていますので、それを日本語に訳してみました。また、レアル･マドリーの副会長がデンマークのメディアに語った内容もご紹介します。
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Agger：今は僕は18ヶ月の契約期間が残っている。その期間をリバプールで過ごすつもりでいるよ。

TV3：リバプールで契約延長をすることについては、どうお感じですか？

Agger：全てがどれだけ合うかによるね。まだ特に何も話を受けてはいないんだけど、何かが来たら僕は代理人と一緒にそれを検討することになるだろうし、そこから話が続くだろうね。

TV3：あなたが自分の契約を買ってフリーになりたいと思っていると報道がされていますが、それは新ルール上可能です。それについて何か言うことはありますか？

Agger：それは可能だよ。僕がそれを使うという意味ではないけど、ルールを知っておくのはいいことだ。

TV3：突然のようにクラブの名前や移籍のことがプレスで取りざたされています。例えばレアル･マドリーです。それについて何か言うことは？

Agger：たくさんの名前が出ているのは構わないよ。新聞の中に名前を書いて報道するのは簡単だけど、実際にそれが起こるのとでは遠い隔たりがあるよ。

TV3：それでは、どこか他のクラブがあなたを買うことに興味を示していると言う話は、聞いてはいないんでしょうか？

Agger：ない、ないよ。

TV3：リバプールも、チームの多勢の選手たちをローンに出していますね。あなたご自身がローンに出るということを想像したことは？

Agger：ない。

TV3：あなたがこれまでプレーしたのは、チャンピオンズリーグ予選のスタンダール･リエージュ戦と、カーリングカップのクルー戦だけです。今シーズンはプレミアリーグではまだプレーしていません。どれだけ我慢するのかと、自分自身に問いかけを始めてはいませんか？

Agger：一般的に言って僕はあんまり我慢強い方じゃない、それは否定しないよ。でも大きな視点で考えなくてはならないんだ。彼らはこれまで多くのゴールを許してはいない。僕たちがとても良いプレーはしていないというのは一つの事実だけど、ディフェンスは安定していて何度も0点に押さえている、それは監督の考えにインパクトを与えている。そしてそれが変わらない限り、僕はこうなっているのを理解できる。

TV3：今後数ヶ月、あるいはクリスマスまで経ってもプレーできないということになれば、ご自分の状況について考え始めたりはするでしょうか？

Agger：僕はいつでも考えているよ、でも･･･クラブを移籍することを考えているとは言わない。

TV3：あなたが負傷している間、ベニテスはあなたが優れた選手であることを何度も発言し、あなたはずっとサポートを受けて来ました。なぜ今プレーできないのか、不思議に思ってはいませんか？

Agger：うん、でもそのことはもう言ったよね？何か言うのは簡単なことだけど、あれこれ言うつもりはない。

TV3：それでは･･･ベニテスが言ったことについては･･･

Agger：そうだね、彼が何を言ったかは僕は知らない。プレスがいつものように彼の言葉を捻じ曲げたのかもしれない。よくあることだよ。

TV3：それでは、あなたはベニテスから説明を受けているんでしょうか･･･あなたがプレーするのかしないのかについて、彼は何か言いましたか？

Agger：もちろん、チームが良いプレーをしていて、ディフェンスが良くやっているからと言われたよ。彼らは多くのゴールを許してはいないから、変えるのは難しい。全く単純なことだ。

TV3：しかし彼があなたに関して言ったことついて･･･そうですね、彼がプレスであなたを称賛していること、そういうことを直接あなたに言っていますか？

Agger：いや･･･個人的にはないね。でも僕は、彼が僕と僕がやれることに大きな信頼を寄せてくれていることは知っているし、僕も自分自身に自信を持っていて、自分が何をやれるかわかっている。

TV3：なぜ彼があなたをプレーさせないか、ちょっと困惑しているのではないかと思うんですが。

Agger：うん、いつもってわけじゃないけど、プレシーズンの間はずっとプレーしていて、その後何もっていう時はね。もちろん今の僕がそうだし、もちろん落胆している。でもそれをポジティブな方に使わなくちゃならない。

TV3：メディアでは、0-0で終ったリエージュ戦後、おそらく0-0は幸運だった試合でしたが、あなたとベニテスの間に言い争いがあったと報じられました。もしくは、彼は結果に満足せず、少なくとも何かがあったと言われています。あの状況で何があったんでしょうか？

Agger：もちろん彼が満足しないことはあったよ。僕たちが良いプレーができなかったったということだ。でもその後で新聞で報道されたようなこと、それは全くのデマだよ。そして今報道されているような記事、一週間前にBT（デンマークのタブロイド紙）に掲載された話は一から十まででまかせだ。真実はかけらもない。

TV3：あなたが言っているのはどの記事ですか？

Agger：僕がベニテスと言い争いをして、彼が「もういい」と言い、僕が冷遇されているとか、そういうことを書いた記事のことだよ。

TV3：スタンダール･リエージュ戦以来、あなたはチームに入っていません。それはピッチ上であなたの能力以外の何かが関係してはいないんでしょうか？

Agger：いや、もちろんそうでないことを願っているよ。そんなことは想像もできないね。僕たちの監督が僕たちを評価するのは、ピッチの上のことだけだと思うよ。もちろん彼は選手たちの性格のことも考慮しなくてはならないけど、僕はそこに何の問題もない。僕は自分がこのクラブでうまくやっていると思っているし、誰ともうまくやっている。だから、彼が考えているのはスポーツ上のことだけだということを願うよ。

====　ここからはファンの質問コーナー

TV3：Onside.dkのメンバーから、あなたへの質問を貰っています。彼らから質問を募集し、そこから私がいくつか選びました。まずはこの質問です、ドレッシングルームで一番面白い選手は誰ですか？

Agger：一番面白い･･･難しいな･･･ゴールキーパーがいい仕事をしているね。彼はちょっとトラブルを起こすんだよ。

TV3：あなたのタトゥーを描いているのは誰ですか？

Agger：僕の友人。親友の一人だよ。

TV3：自分で描いているのではないんですか？

Agger：いや、違うよ。もちろん決めるのは僕もやるけど、絵を描くのは上手くないんだよ。

TV3：リバプールの他の選手たちとピッチ外で会ったりはしますか？そして部屋が一緒なのは誰ですか？

Agger：誰と相部屋になるかは変わるんだよ。今はシュクルテルと一緒で、リーセがここにいる時は彼だった。

TV3：時間が空いているときには、誰か他の選手と会ったりしますか？

Agger：僕たちはお互いしょっちゅう会うよ。お互いの家に入り浸りってことはないけどね。でもたまにはそれもある。

TV3：そういう時は誰と会うんですか？

Agger：そうだね･･･グループで外出して、ビールを飲むかな。

TV3：デンマークにレストランを開く計画はありますか？

Agger：考えてみるよ。

TV3：例えばマンチェスター･シティのように、クラブはどんどん富豪に買収されています。それはフットボールにとってポジティブなことだと思いますか、それとも小さなクラブにとっては問題だと思いますか？

Agger：もちろん、小さなクラブにとっては問題だ。少なくとも資金を持たないクラブにとってはね。でも新しい人々がこの国にやって来るというのはイングランドのフットボールにとってポジティブなことだし、リーグはどんどん強力になって行く。だからそうなればポジティブだよ。

TV3：プレミアリーグのストライカーの中で、あなたが一番好きな選手は誰ですか？

Agger：一番･･･難しい質問だね･･･答えは本当にわからないよ。

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●レアル･マドリーの副会長Jose Angel Sanchezが、デンマークのメディアKunsport.dkに語った内容（Liverpool.no）
「彼は我々が長い間注目していた選手であり、1月に彼の獲得に動くことはありそうだ。彼はワールドクラスの選手であり、我々のシステムにフィットすることは間違いないだろう。
現時点で我々が求めているのは、ディフェンダーが一人とストライカーが一人だ。そしてアッガーは現時点で我々のリストのトップにいる。
我々はこの夏、多勢の選手たちに加えてアッガーを買う計画を立てていた。しかし不運にもロビーニョのことがあまりに多くの注目を集め、そのことでクラブ側があまりに多くの仕事を割かなくてはならなかったために、私たちが考えていたアッガーや他の選手の獲得オファーの計画をあきらめることを余儀なくされてしまった。」

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インタビューの動画はこちらで見られます。デンマーク語→英語→日本語なので、内容は必ずしも正確ではないかもしれません。それを踏まえて見る限り、彼が現状に満足していないというのは事実のようです。まあそれはそうでしょう、出場できないことに満足していたらプロフットボーラーとは言えません。彼の出場機会はどうなるのか？というのはデンマークメディアのみならず、現地レッズサポーターたちも非常に気にしています。これは本当に難しい。しかし個人的には、彼がクラブを出て行くことなど絶対にあり得ないと思っていますし、はっきり言って出してしまったらドアホです。そしてこれも個人的な感想ですが、シュクルテルよりも彼の方がディフェンダーとしての実力は上だと思っています。しかし今のシュクルテルの出来ならば、彼を外すことはチームのためにならないしできないでしょう。
レアル･マドリーの副会長のこの発言は非常に気になりますね。あのクラブにここまで言われて、心が動かない選手はいないんじゃないでしょうか。それでもアッガーを信じてますけどね！問題はレッズ経営陣の方はいまいち信じられないってことなんですが、パリー本当に頼むよ！！！