ESPNより、トーレスのコメントです。
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●トーレス
(ESPN)「ヨーロッパ最高のフットボーラーは誰かと人が語る時には、いつもメッシかロナウドを選び出す。でもジェラードも同じぐらい強力だよ。メッシとロナウドは特別な才能の持ち主だし、彼らが重要なトロフィーを勝ち取っているチームに在籍しているということで、他の選手たちよりも目立つんだ。大きな賞を獲得するためにはたぶん何かで優勝を果たすことが必要なのか、僕にはわからないけど、でも僕たち全員が、ジェラードがどれだけすごいかはわかっているよ。
ジェラードのようなチームメートがいて、僕は甘やかされてるよ。彼が完璧なパスを出してくれるのを当てにできるからね。僕はスペースに走りこんで行く。そして彼は、どんなに厳しくマークされていようと、完璧な状態でボールを通す方法を見つけるんだ。
僕が彼について言える最大の賛辞は、彼はバルセロナのチャビと同じぐらいクリエイティブで、さらに特別なものを持っているということだ。彼のエネルギー、タフネス、リーダーシップ、そして得点能力を足したら、出てくる答えはすばらしいオールラウンドプレーヤーだよ。
彼は僕のチームメートで友人だから、たぶん僕の見方は偏っているかもしれないね。でも、イングランドでもヨーロッパのファンからも、スティービーは彼に値するだけの功績を認められていない。2010年には、リバプールとワールドカップで彼の力を知らしめるチャンスがあって、それは変わるかもしれない。
(リーグタイトルについて)人は、外国人選手は地元選手ほど気にかけていないと言う。でも僕たちはリバプールがもう20年間もプレミアリーグで優勝していないということは実感しているし、サポーターが僕たちにこれを正して欲しいとどれだけ強く願っているかわかっている。
マンチェスター・ユナイテッドとのライバル意識は強烈で、もし来シーズンのタイトル争いで僕たちが彼らを倒したら、アンフィールドの屋根が抜け落ちるだろうね。もちろんチャンピオンズリーグはリバプールにとって大きな意味を持つけど、イングランドのタイトルはドレッシングルームの全員が欲しがっているものなんだ。
僕はアトレティコ・マドリーで育った。チームへの愛情には際限がないところでね。リバプールも同じで、その規模はさらに大きい。僕たちには、この町だけでなく、文字通り世界中にファンがいるんだ。
リバプール・フットボールクラブは驚くべき存在だよ。クラブが戦う全てに対して完全に気持ちを一つにしてくれる、何百万ものファンがいるんだ。彼らは選手たちと一つになる。だから、アンフィールドでは僕たちは支えを得られ、アウェイでは他のどこにも負けないサポートを受けられるんだよ。
このクラブは全てを備えている。歴史、名声、ファン、組織。ファンに彼らに値する成功をもたらす大きな責任があるけど、その挑戦はいつでも気持ちを高揚させる。だから契約の更改はうれしかったよ。
僕は、アンフィールドでの試合中に気持ちが腐るようなことは絶対にない。そこには独特の結束感があり、フットボールは僕たちのサポーターの生活そのもので、そういうことはメジャーなクラブで必ずしも見られることじゃないんだ。忠誠心はあちこちのクラブに移り変わったりするけど、リバプールのファンにとっては決して変わらないものなんだ。
今僕たちに必要なのは大きなトロフィーを勝ち取ることであり、ラファ・ベニテスがこの上昇気流をキープしてくれることを信頼できる。彼はすばらしい監督で、僕がリバプールに在籍している間に大きく成長させてくれている。僕はまだ若い年齢でスペインを離れたけど、監督は僕が選手として成熟する力になっている。
僕はイングランドですごく幸せだよ。観客もプレーするピッチも完璧だし、選手たちの姿勢はすばらしい。ジェラードやフランク・ランパード、セスク・ファブレガスのような最高の選手たちが、この競技においてまず優先すべきはチームで、自分たちは二の次なんだとわかっているんだよ。イングランドのチームが今これだけ成功を収めているのは、それが理由なんだ。
(コンフェデレーションズカップについて)僕は元気だし、この大会を楽しみにしているよ。リバプールが優勝する力になるためには、翌シーズンはフィットした状態を保っておかなくてはならないことはわかっている。そしてもちろん、ワールドカップはスペインの大きな目標だ。それでも、コンフェデレーションズカップも大事な大会だよ。
スペイン代表が召集される時はいつでも、僕たちは勝ちたいと思っている。僕たちは今、長い、成功した戦いを続けていて、維持するべき基準を持っている。僕たちは非常に大きな自信を築きつつあり、大きな誇りを持った選手の集団だ。コンフェデレーションズカップを獲れればうれしいだろうけど、最大の目標はもちろん、ワールドカップでいい戦いをすることだ。
僕たちはヨーロッパのチャンピオンだから、ワールドカップのことを考える時に周囲が僕たちを高く評価するのは当たり前だよ。バルセロナのチャンピオンズリーグ優勝も期待をさらに沸かせている。これは僕たちが受け入れなくてはならないものだ。
それでも、ワールドカップは僕たちの最大の試練だね。過去何回も、スペインは大きな期待をされながら、成果を出すのに失敗して来た。僕たちは去年の夏に自分たちの力を証明し、僕は来年に同じことがやれるという自信を持っている。僕たちには能力があるだけでなく、一つのグループとして一緒にいることが大好きなんだ。この団結力が僕たちを、長い、長い道に連れて行ってくれるよ。」
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彼のリバプール愛、そしてキャプテン愛は深いですね・・・大いに甘やかされて、来シーズンはゴールを量産してください。得点王争いのライバルはプレミアを去ってしまったことだし、ここはチャンスです!
コンフェデは楽しみ半分、心配半分というところです。スペイン代表では彼はいまいち持ち味を生かしきれていないように感じますが、この際代表ではとことんつぶれ役に徹して、ビジャのゴールの黒子になるのもいいんじゃないかとも思います。それは彼のプレーの幅を広げてくれるでしょう。そしてEUROの時のように、一番おいしいところで一仕事してくれればレッズファンとしては言うことありません。
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無題
先日の代表戦でもそうでしたがチームスタイルの違いが代表での評価・結果に表れてますね。
代表ではトーレスが生きるほどのスペースがそれほどなく、狭い中で動き出しやスペース作りに苦戦してますね。ただ一流のパサーが揃ってますので新しいスタイルを身につけて欲しいと自分も思っています。
そうなればリーグ優勝に大きく近づけますね。
Re:無題
無題
やってくれましたね。仰るようにチェックは緩かったですが、しっかり決めたって事はいい事ですね。
カソルラが入るまでは中央右寄りにセスクかチャビ、スペースがある時にはトーレスが貰いに来てましたね。サイドバックの上がりを考慮すれば攻撃時はいいんでしょうが、その裏を狙われた時にプジョルとアロンソが鍵ですね。特にアロンソは今の代表で最も代えの利かない選手ではないでしょうか。
バレンシア在住記者、小澤氏のブログを見ると、ビジャは海外移籍ならレイナのいるリバプールがいいと言っているようですね。獲得はないでしょうが嬉しい事ですね。
移籍に関しては暴走しているとこのセールに期待したい気もあるんですが、何かにつけてアロンソと言って来そうな気もしてます。スナイデルあたり面白そうではあるんですがね。
Re:無題
暴走しているところは9人ほど選手を出す予定だそうですが、とりあえずぱぱっと先に獲ってしまってから、後で余った選手を放出するつもりなんでしょうか。なんという贅沢。それでもスナイデルを出すとしたら、高いこと言ってきそうですね・・・。
無題
サイドの裏をプジョル、そのプジョルのスペースを埋めているのがアロンソでしたね。
約束事は結構面白いことになってそうですね。
カソルラをとっても見ても親善試合はインに切り込むプレーが多く、昨日の試合では中央に枚数が合ったこともありサイドにはってましたね。
マドリー時代のデルボスケを見てモチベータータイプの監督かと思ってたんですがね。さすがに旨さはありそうですね。
スナイデル高いでしょうね。ただ右足のフリーキッカー、バベル・カイトとのコンビネーションなど期待できる要素がありそうなんですよね。
Re:無題
スナイデルは両足使えるところもいいですよね。いろんなポジションをこなせる選手です。マドリーに移籍した時はトーレスよりも高かったんでしたっけ?
無題
スナイデルは2700万ユーロでトーレスより若干安かったのかな?下がったとしても現実的な価格ではないですね。
一方でグレン・ジョンソン決まりそうですね。個人的にはダービーの起用が厳しくなるでしょうし複雑な心境です。ただ、決定となれば代表を観る楽しみが増えそうですね。
Re:無題
アロンソとセスクはまたやっちゃったみたいですね。ひどい怪我ではないようなので、準決勝には間に合ってくれることを願います。