「リバプールは残る」byレイナ

UEFA.comに、レイナのブログが掲載されています。
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ペペ･レイナ ブログ（UEFA.com）

僕たちは、タイトル獲得の望みを持って新シーズンをスタートしている。僕たちはプレミアリーグ優勝を果たしたい。リバプールは当然リーグタイトルを獲るべきだからだ。昨シーズンはあと少しのところまで迫った。再び持てる全てを尽くして、僕たちはタイトルを獲りに行くつもりだ。チャンピオンズリーグでも僕たちはいつも勝ち進んでいるし、この大会での良いパフォーマンスをキープするために努力する。目標は、サンチャゴ･ベルナベウでの決勝でプレーすることだ。厳しいだろうけど、僕たちはこの10年で既に2度決勝でプレーし、もう一度そこでプレーすることで大会を終えたいと思っている。

チャンピオンズリーグは選手なら誰でもそこでプレーしたいと願う大会で、僕は始まるのを本当に楽しみにしている。チャンピオンズリーグの初戦を勝利することは極めて重要で、それがアンフィールドでならばなおさらだ。僕たちはやる気満々で出て行くだろう。僕たちのファンの前でプレーする時はいつであろうと、彼らのサポートに勝利で応えるために、僕たちは全力を尽くす。

デブレツェニは、レアル･マドリーやバルセロナと同じだけの敬意を払うに値する相手だ。僕たちは自分たちのプレーに集中して挑むつもりだし、ポジティブな気持ちを持って、最初の3ポイントをもぎ取るという決意でプレーする。デブレツェニのことについては、僕たちは全てを把握しているだろうと思う。ラファエル･ベニテスと彼のスタッフは僕たちの相手についてのあらゆる情報をしっかりとくれるから、どんな試合の前でも僕たちは相手の強みと弱点をわかっているからだ。チャンピオンズリーグでプレーする相手チームは、いつでも優れたチームだ。いつでも。

新シーズンの始まりには常に新しいチームメートがいて、その一方で環境を変えることを選んだ人間もいる。僕たちはいつでも、新しい仲間たちができるだけ早く、そしてたやすく適応できるように手助けをする。何でも聞いてくれという姿勢で、アドバイスを提供する。暮らすのに最適の場所に家を見つけられるように力を貸し、便利な電話番号を教え、最高のレストランはどこか、子供たちを預けるべき保育園はどこか、彼らが新しいチームと新しい町で気持ちよく暮らすために必要な全てを提供する。クラブは彼らに何も不足がないように熱心に取り組み、僕たちは彼らが求めるあらゆるアドバイスを提供する。

入団儀式のような特別なものは何もないけど、クラブのクリスマスパーティーの季節になった時には、彼らは普通悪ふざけの標的になる。僕たちは彼らにちょっとしたいたずらをする･･･カラオケで無理やり歌を歌わせるとか、そういう面白いことだ。チームを去った選手の一人は、シャビ･アロンソだった。彼はとても重要な選手で、どんなチームにあっても欠かせない。リバプールでそうであったように、レアル･マドリーでもそうなるだろうし、スペイン代表でもそうだ。ドレッシングルームの誰もが、彼が出て行ったことを残念に思っている。しかしフットボールとはそういうものだ。

選手たちは動き続ける、しかしリバプールは残る。僕たちはこれからを楽観的に見ているし、彼のポジションでプレーする選手たちを信頼している。本物の力のあるパフォーマンスをしっかりと見せてくれる選手たちだ。シャビの移籍は、ドレッシングルームに心理的な影響は与えていない。それは人生とフットボールの中では絶えず起きることだからだ･･･人は来て、人は去って行く。アロンソは環境の変化を求めたんだし、彼はリバプールでこれからも常に愛されるだろう。僕たちはもちろん、シャビ･アロンソの成功を願っている。彼のこれからのキャリアの幸運を願っている。

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こういう記事を読むと、恥ずかしながらいまだにぐっと来てしまいます。レイナは本当にいい奴です･･･誰が新しくチームに来ても、彼はニコニコ笑いながら出来る限りの力になろうとするんでしょう。それは彼一人だけではなく、きっとチーム全体がそういう雰囲気なんだろうと想像します。白いチームのドレッシングルームは新加入の選手で一杯でしょうが、アロンソはその中で元気にやっているんでしょうか。

デブレツェニ戦はレイナの言うとおり、3ポイントが必須の試合です。ここでまず弾みをつけて、これからのグループステージを有利に進めたいところです。デブレツェニは失うものが何もないですから、とにかくアンフィールドを楽しもうと思い切ったプレーしてくるかもしれません。そういう彼らを威圧するためには、スタジアムのファンの力も必要です。

クラブは、来シーズンからスタンダード･チャータード銀行がメインスポンサーとなることを発表しました。年間￡20mの4年契約だそうで、今までのカールスバーグが￡7.2m、プレミア最高額だったユナイテッドのAIGが￡14mということを考えると、いい契約だと言えるでしょう。スタンダード･チャータードグループのエグゼクティブディレクターGareth Bullockは、生粋のレッズファンだそうです。来季からのシャツの胸には、コイルみたいなマークがつくことになりますね。カールスバーグのロゴはかっこよかったし愛着もありますが、個人的にはあまりシャツのデザインにはこだわらないので、トホホな黒いブーメランみたいなものが胸につかない限りは全く問題ありません。

パースローがマネージメントディレクターに就任した時は、重すぎる荷物を積んで浸水しかかっている船から水を掻き出すような仕事を良く引き受けたね、なんて言われ方もしましたが、いい仕事をしているようです。アロンソの移籍交渉にも彼は加わっていたようで、さすが資金繰りのプロ。クラブの財政が改善されることが長期的に見て本当にクラブのためになるのか、それはわからないんですが、クソッ○レオーナーズは買い手を相変わらず探していると思うので、財政面が良くなることは売りやすくなるんだろうとポジティブに受け止めることにしています。

サポーターズユニオンSOSはオーナー出て行けのキャンペーンを開始すると呼びかけており、水曜のデブレツェニ戦やウェストハム戦、リーズ戦で抗議やバナー、チャントをする予定だそうです。試合の中で応援ではないことをするのは、選手たちの集中を阻害するのではないか？サポートに専念すべきでは？という意見もあるようですが、どういうデモンストレーションになるんでしょうか。クラブはデブレツェニ戦の前に、SOSの代表とパースローとの会合を申し入れたそうです。