公式HPに、おなじみのスペイン人ジャーナリストGuillem BalagueがLiverpoolfc.tvのインタビューに答え、レイナについて語っています。
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Liverpoolfc.tv:ラファ・ベニテスはペペ・レイナがスペイン最高のキーパーだと言っています・・・彼は正しいですか?
Guillem Balague:それは彼が最初に来た時にラファが言った言葉ですね。ラファは、ペペがスペイン最高のゴールキーパーであると堅く信じています。彼は代表チームに自動的に選ばれたわけではありませんでした。彼がアンフィールドに来た時は彼のことを良く知っている人間は誰もいませんでしたが、ラファは彼が最高だと言っていました。それを信じていたからです。今は、ペペ・レイナが何をやれるかは誰の目にもはっきりとしており、私は彼とイケル・カシージャスは同レベルにあると堅く信じています。彼らはスペイン最高の2人のゴールキーパーであり、それに疑いの余地はありません。
Liv.tv:彼はスペインのフットボールの中ではどれくらい尊敬されていますか?
Guillem:ペペは、あのグループの中で非常に重要でポジティブな影響力を持っています。自分がプレーしないだろうということがわかっているにも関わらず、ゴールを真っ先に祝いに行くのは彼でした。彼はプレーしていない選手たちに常に気を配っていましたし、4人の違う選手が、チームの中で自分の一番の友達はペペ・レイナだと私に言いましたよ。それだけ大勢の人間がそう言う・・・例えばそのうちの1人はダビド・ビジャでした・・・それは、その人間がただのゴールキーパーを遥かに超えているということを意味します。Euro 2008が終った後の祝賀会の中で、私にとってとても印象深い瞬間がありました。代表チームがファンで膨れ上がったマドリードの広場に到着し、チームがステージに上がった時です。ペペはマイクを掴み、彼はチーム全員の番号を暗記していました。彼は、ナンバー1は信じられないPKセーバーイケル・カシージャス、ナンバー9、Euro 2008を優勝に導いた男、フェルナンド・トーレス、そんな風に続けて行きました。彼はそれぞれ全員の個性をうまく表す言葉もつけ加えていました。ファンにジョークを言っていましたよ。彼がフットボールから引退した時は、スペインのTV局が彼のショーを用意しています。
Liv.tv:スペインの歴史の中のどこかで、彼がナンバーワンになる日は来るでしょうか?
Guillem:イケルがいなかったとしたらイエスです、それは疑いようがありません。ナンバー3はおそらくパロップかバルデスでしょうが、カシージャスとレイナがベストです。ペペはおそらくもっとプレーできることを願っているでしょうが、カシージャスはキャプテンであり、彼はEuro 2008を非常に良く戦いました。彼はしばらくの間ナンバーワンをつけていますが、もし監督たちに尋ねたら、彼らはカシージャスとレイナは間違いなく同レベルにあると答えるでしょう。
Liv.tv:彼はいつかナンバーワンになれますか?
Guillem:ゴールキーパーというのは、だた優秀だというだけではありませんからね。チームの中で何を代表しているか、チームの中にどれだけ長くいるかということですよ。カシージャスはこのチームにもう長い間加わり、経験を積み、今はヨーロッパチャンピオンシップの優勝者です。それを尊重しなくてはなりませんし、それを尊重している第一の人間がペペですよ。
Liv.tv:Euro 2008で、スペインの全てのゴールセレブレーションの真ん中に彼がいるのを私たちは見られました・・・それは、彼があのチームの中で、その士気とメンタリティの面でどれほど重要だったかということのメッセージでしょうか?
Guillem:彼はあらゆるゴールを祝いに行くまず最初の人間でした。プレスは彼のことを「ザ・ナース」と呼んでいたんです。それは彼が苦しんでいるチームメートを嗅ぎわける力を持っていたからです。彼は、チームメートがハグかちょっとした会話を必要としている時、いつもそこにいました。それは、能力を持ち合わせてはいるがそこにあとほんのちょっとの一押しが必要なチームにとって、絶対に欠くことのできないものです。チーム内の雰囲気というのもスペインの成功にとって極めて重要なものでしたし、ペペはあのすばらしいスピリットを保ち続ける鍵となった人物の1人でした。彼はアラゴネスのチームの、欠くことのできないメンバーでした。
Liv.tv:あなたは彼を個人的にご存知ですか?彼はどんな人間です?
Guillem:私はペペをとても良く知っています。彼は一見非常に真面目な人物に見えますが、良識ある優れたユーモアのセンスを持っています。彼はチームがどのように動かなくてはならないかについて正しい考えを持っており、非常に優れたプロフェッショナルです。マイホーム人間でもあり、外に出るよりも家族と共にいる方が好きですね。ラファは一度ならずこの人物がどれほどすばらしいプロフェッショナルかを発言していますし、それは的を射ています。
Liv.tv:あなたは、彼がここリバプールでの生活を愛しているという印象を受けていますか?
Guillem:ええ、もちろんその通りです。もしも今ここでペペ・レイナに、これから10年間リバプールでナンバー1でいることで幸せかと尋ねたとしたら、彼は大声でイエスと答えるでしょうね!彼はリバプールでの暮らしを愛しており、私は彼が長い間アンフィールドに在籍するだろうと思っています。
Liv.tv:ラファがここリバプールで作り上げているものの中で、ペペはどれくらい重要でしょうか?
Guillem:他のトップチームとの対戦において、リバプールは通常カウンターアタックを使うチームですから、優れたディフェンス、優れたゴールキーパーは必須です。ラファにはそれがあります。リバプールがホームで戦う時、彼らはもっと攻撃的になり、ペペは時々スイーパーの役割も果たさなくてはなりませんが、彼はそれを非常に上手くやれます。ベニテスはレイナを愛していますよ。
Liv.tv:彼がエル・マドリガル・スタジアムに戻る時は、ヒーローとして歓迎されるとあなたは予想していますか?
Guillem:スペインでは今も祝賀の最中で、まだこれから2、3ヶ月は続きそうです。ペペはEuro 2008の優勝メンバーの1人としてビジャレアルに赴きます。彼はビジャレアルのファンに愛されていましたし、きっとすばらしい出迎えを受けるでしょう。
Liv.tv:最後にGuillem、私たちはアンフィールドへのロビー・キーンの加入について、あなたの考えを尋ねないわけには行きません・・・
Guillem:キーンの獲得は、リバプールファンにとってラファのすばらしいサプライズですね。彼はチームを進化させる選手で、それについて疑問の余地はありません。私は人々が彼のゴール率について疑問を言ったり、パーセンテージについて話すのには飽き飽きしています。キーンは最高の能力を持つ選手で、一旦赤いシャツを着たらそれを証明するでしょうから、ナンセンスな話です。
彼の加入は皆の意気を上げ、私たちはシーズンのスタートを待ちきれない思いです。キーンがメンバー表でトーレスに並んで、私はシーズンを前にしてかなり良い感覚を持っています。
ラファが昨年トーレスとサインした時、イングランドでは人は彼のことをあまり知らず、大きな期待はありませんでしたが、彼は衝撃的なファーストシーズンを過ごしました。キーンは大きな期待と共にやって来ていますが、彼はやるでしょう。トーレスとキーンは私に言わせれば完璧なパートナーです。
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レイナがスペイン代表のムードメーカーになっているんじゃないかな、とは思っていましたが、ここまで言われるほどとは、ちょっと感動です。「チームの看護師さん」ですか・・・。きっとクラブでも同じなんでしょう。プレーだけでもすごいのに、こういう風に貢献してくれるGKがチームにいてくれて、リバプールは幸せです。スペイン代表の正キーパーも獲って欲しいですが、壁は巨大です。しかしそういう経験も、彼をまた大きな人間にしてくれているんでしょう。
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無題
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レイナ本当にいい奴です(泣)。トーレスの1年目の活躍も、きっと彼の存在があってこそでしょう。
「カマレロ!」やって欲しいですね。「ウェーターさーん!」「はーい!」「茸一つお願い~」「茸ですね~」「カンピオーネ、カンピオーネ、オレオレオレ・・・♪」楽しすぎる・・・リバプールの広場で一晩中でも踊っていたい(笑)。