DICとの交渉は決裂

DICとの株式売却交渉は決裂しました。ヒックスが公式HPにステートメントを出しています。
-------------------------------------------------------
●ヒックスオーナー（公式HP）
「私の代理人とドバイインターナショナルキャピタルLLCの間で、ドバイで本日行われた会合、そして最近の私と彼らのその他のコンタクトに基づき、Kopホールディングス、言い換えればクラブの少数株式をDICが購入する可能性について、これ以上いかなる議論も終結させることを私は決定しました。

DICは、彼らがクラブに投資をするなら、委員会を設置してそこでクラブを管理したいと明言しました。
プロスポーツチームのオーナーとしての私の13年間に渡る成功の経験、そして特にこの1年間におけるリバプールフットボールクラブの状況に基づけば、そのような委員会設置の試みが、Kopホールディングス、クラブ、またはクラブの忠実で熱烈なサポーターたちの最大の利益とはならないことは、私にとって明白です。そのため、私はKopホールディングスにおける自分の権利、つまりKopとクラブがDICに株式の一部を売却することを拒否する権利を行使する決断をしました。
私と私の同僚、そして代理人は、Kopとクラブの長期に渡る適切なオーナーシップ、財政と組織の構造を構築することを目的として、Kopとクラブに関する数多くのオプションを模索し続けるつもりです。」

----------------------------------------------------
よりによって大一番を控えたこの時に、こんなニュースが飛び込んでくるとは･･･これはものすごく強烈な逆風？選手や監督はこんなことに気持ちを散らされないとは思いますが、サポーターたちのオーナーに対する批判はますます強まるでしょう。DICが経営参画に力を持つのがいやだったようですが、「サポーターの最大の利益」じゃなくて、「自分の利益」って素直に言えよ。
これで新スタジアム建設はしばらく進まないでしょうし、夏の選手獲得資金もどうなるでしょうか。ヒックスは新たな売却先を探すつもりのようですが、具体的に何か話でもあるんですかね･･･とにかくずるずる借金地獄だけは勘弁して欲しいし、しっかりした財政基盤がなくてはチーム強化もままなりません。やっぱりサポーターが買うしかないのか！頑張れローガン！