リエラのCSKA入りについて、CSKAは公式HPでこれ以上ないぐらいきっぱりと否定しました。また、エコー紙はバベルのコメントを紹介しています。
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CSKAモスクワ公式HPより「2週間足らず前には、一部のメディアでブラジル人選手マイコン(※フルミネンセのマイコン)がCSKAモスクワにすでに『売却された』と報じられ、今度はこの陸軍スポーツクラブがリバプールのスペイン人ミッドフィールダー、アルベルト・リエラの獲得候補と報じられたことに驚いています。
そう、CSKAがそういう風に取り上げられるクラブであること、フットボーラーが新しい仕事先を探す場合の候補とされることを我々は理解しています。しかしながら、選手に対する関心をなんとか作り出そうとする人々に、我々はこう助言しましょう(無料で!)。関心を持っているというクラブをはっきりと名指しするならば、我々ならバルセロナかマンチェスター・ユナイテッドにします。とにかく、その方がうわさ好きの方々には受けるでしょう。」
●バベル
(Liverpool Echo)「選手は誰でも、試合に続けて出場し、自分に何がやれるか見せたいと思っている。僕は自分がもっとそれを見せられることを願っているよ・・・それがやれれば幸せだね。
上手く行けば、僕はチームに何かお返しができるだろう。ゆっくりと自信が増しつつあるよ。僕は今は試合に出場できているし、そこで自分のやれることを見せたいんだ。
ファンはいつでも、僕にドリブルして相手と勝負することを期待している。いつも可能ってわけじゃないけど、できる限りそれをやろうとしているよ。僕は相手と勝負するのが好きなんだ。そして、上手く行けばこれからもっとたくさんそれを見せるよ。たくさんの試合でプレーできれば、ワールドカップに行けるチャンスも増すだろう。」
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うわさ好きがここでも1人踊らされてしまいました。心配された方には申し訳ありません。それにしても、こういう皮肉たっぷりな文章を公式に出すCSKAは、面白いクラブですね。彼らが陸軍中央スポーツクラブということも、今回初めて知りました。ロシアのマドリーみたいなもん?
英国の記事では、今度の獲得候補をスパルタク・モスクワだと報じています。ロシアのクラブが興味を持っていることはリエラ自身が言っているので、CSKAでなくても他のどこかがあるんでしょう。彼の電撃移籍が実現するのかどうか、ロシアの移籍市場は4月8日まで開いています。
バベルのコメントを読むと、ついこの間まで彼は冬にも移籍かと言われていて、それが今ではすっかりやる気満々で張り切っている様子です。言っていることはちょっと「?」ですけどね。ファンは彼にドリブルで相手を抜くことよりも、もっと幅広いプレーを望んでいるんではと思うんですが、相変わらずバベルです。まあ頑張れ。
負傷者について、公式HPからラファのコメントが出ています。また、トーレスに対して「もっとプレーに集中しろ」という発言もしています。
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●ラファ
(公式HP)「(シュクルテルとアウレリオの)2人ともまだ負傷しており時間が必要ですが、あと2週間かどうかというところですね。個人によって違いはあります。
(SPORTING LIFEより)ビッグネーム、トップクラスの選手たちには、チームが上手くやれていない時には、彼らが何かしてくれると期待が集まることがあります。彼らが『大丈夫、俺について来い』と言ってくれることを期待するんです。私たちはこの会話をフェルナンドと、そして他の選手たちとしました。これは私たちがトーレスから期待することであり、彼は先日(ポーツマス戦とリール戦)は本当に良くやってくれました。
フェルナンドは、自分がもうちょっと集中しなければならないと認識しています。私たちは、(ユナイテッド戦の)ハーフタイムにそのことを話しました。それが彼にとって良いことであり、チームにとっても良いことだからです。彼はフットボールに集中することで、もっとゴールを決められるでしょう。
あらゆるストライカーが、トップクラスのストライカーならばなおさら、他の選手よりも厳しいマークを受けます。それは当然のことです。どの試合も簡単ではありません。ピッチの上に立つ選手たちは闘っていますが、時には人々はそれが理解できていないんです。」
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シュクルテルがあと2週間!?彼の
オフィシャルサイトでは15日に経過が出ていて、「順調に回復しているし、足をついてもあまり痛まないようになった。2週間以内には松葉杖もいらなくなると思う」と言っていたんですが、その頃松葉杖をついていてあと2週間で復帰というのは、いくらなんでも早過ぎるような・・・。本当に復帰できたら、彼の体の構造はどこか変です。すごいな。
トーレスに関してのラファの発言は、復帰してからどうもイライラして余計なことをし、カードを貰っていることへ釘を刺しているんでしょう。トーレスのチームをなんとか助けたいという気持ちの現われだと思いますので、それを良い方に発揮してもらいたいですね。そして回りももうちょっと彼をサポートしてあげないと。キャプテン頼みます。
最後に若手のニュースを少し。
公式HPに、シーズン終了までのスピーリングのローン移籍が正式に発表されました。ちゃんと戻って来いよ~。
リザーブは火曜にハルとリーグ戦を戦い、チームはブラウワーのゴールで1-0で勝利。遠目からの見事なミドルをゴールにずどーんと突き刺しました。しかし彼にレッズでの未来はあるのだろうか・・・。ダッラ・バッレはすっかりリザーブのスタメンに定着しています。
この試合では16歳のポルトガル人選手、トニー・シルバ(ポルトガル語読みならシウバ?)がベンチ入りし、5分間出場しています。U16で良いプレーをして先日はU18でプレーし、今回はリザーブに抜擢されました。左利きの中盤の選手で、真ん中もサイドもやれて、U18では右サイドでプレーしたそうです。ブッチマンがいなくなって非常に落胆しましたが、スターリング君といい、有望な若手は下からどんどん来ていますね。
そのブッチマンは、フルハムの公式サイトでリバプールについて、こんなコメントをしています。
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●ブッチマン
(フルハム公式サイト)「僕のリバプールでの時は、すばらしい経験だったよ。でもあそこでは上手く行かなかったんだ。ビッグクラブで、結論としては、僕は自分がファーストチームに入っていけるとは思えなかった。あそこでは若い選手がファーストチームの練習に加わることはめったにないけど、ここでは僕はもうシニアの選手たちと一緒にやれている。僕はこれを願っていたんだ。それはチャンスがあるということだからね。
僕が決断をしなくてはならない時だったんだ。正直って、決断はそれほど難しくはなかったよ。フルハムが僕が選手として前進できる場所だということは、あっという間にはっきりとしたよ。
僕は、自分がやれる限りのことはやり尽くしたと感じたし、ここへの移籍は理にかなったことだった。フルハムではファーストチームに入るのが楽だなんて言うつもりはないよ。ただ、もっとチャンスがあると感じているんだ・・・それは大事なことなんだ。
リバプールでは、アカデミー、リザーブ、ファーストチームははっきりと分かれている。僕はそれに慣れていたよ。でもここでは、チームは別々に練習するけど、同じ場所でやっているから連帯感があるんだよね。ファーストチームの外にいる人間も、一部だと感じられるんだよ。」
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記事はもっと長いですが、リバプールの部分だけを訳しました。考えて決断しての納得の移籍で、練習も楽しんでやっている様子です。最後の方では、フルハムの好きな選手は「ダニー・マーフィー」と答えています。「同じポジションだし、クラブキャプテンだし、リバプール出身だから。」だそうです。よしよし、彼にかわいがってもらって大きくなれ!
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無題
スゲー。
もしその頃、「リバプールはCLをかけて、チェルシーはプレミアタイトルをかけて戦います」なんて、実況が流れてたらどうしましょう?
ある意味、CL決勝より熱いかも、難しいけど(笑)そうなれば素晴らしいですね。ていうか、
そう、しろ!!わかったなRED MEN!
Re:無題
>「リバプールはCLをかけて、チェルシーはプレミアタイトルをかけて戦います」なんて
そうなんですよ!勝ったらユナイテッドのタイトルが決まって優勝回数が抜かれちまうっていうのも、う~~~ん。だからアーセナルがんばれと応援しています。とにかくRED MENにはどんな状況だろうと死力を尽くしてもらいたい!!!
無題
Re:無題
無題
そしてバベルのコメントは…やっぱりバベルだ(笑) まあ、
実際のプレーはずいぶん柔軟になってきた感じなので、彼なりにいろいろ努力しているんでしょうね。このまま春の到来とともに開花してもらいたいです〜
Re:無題
バベルについても同感です。彼は最近プレーの幅の広がりが見えて、「考えてやっているのかな」と思っていた時にこのコメントだったので、笑ってしまいました。ほんと憎めないめんこい奴で、すごく期待しちゃいますね!