タイムズ紙が、木曜にもホジソンが監督就任と報じています。
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リバプールがホジソン獲得・・・しかしジェラードを失う可能性Tony Evans
ロイ・ホジソンは、木曜にリバプールの監督に就任することが予想される・・・そして彼の最初の仕事は、クラブの王冠の宝石である、スティーブン・ジェラードとフェルナンド・トーレスへの正式オファーを裁く仕事になるだろう。
レアル・マドリーはイングランドキャプテンに、交渉の余地のない£20mという条件のオファーを提示しており、リバプールは彼に£35mの値段をつけている。スペイン人ストライカーのトーレスは£60m以上の値段がするだろうが、チェルシーとレアルは、リバプールの財政状況のために彼らが安い値段で選手を手に入れるチャンスだということに気がついている。昨夜ロンドンのクラブが出した最初のオファーは、£25mという安値だったと言われている。
昨シーズンにフルハムをヨーロッパリーグ決勝へと導いた62歳のホジソンは、売却についてどう決断するか相談はするだろうが、どれだけ金額を上げても彼が受け取れる資金はわずかだと予想される。
リバプールは、ホジソン獲得の賠償としてフルハムに対して£2mを支払わなければならないと思われる。もしもFAがファビオ・カペッロと袂を分かつ決断をすれば、彼は次期イングランド代表監督候補にもなっていただろう。このイタリア人監督は昨日、FAは彼のポジションを考えるのに2週間欲しいと言っていると語った。しかし、その時までにはホジソンはアンフィールドに着任しているだろう。
リバプールは急いで動く必要があった。ラファエル・ベニテスのコーチングスタッフの中で、残っているのはサミー・リーただ1人だからだ。ベニテスは双方の合意により、£6mを受け取って6月3日にアンフィールドを去った。
ホジソンはファンから控え目の歓迎を受けることになるだろう。とりわけ、彼の就任はケニー・ダルグリッシュの将来に疑問を投げかける。この元監督でありクラブの偶像である人物は、マネージング・ディレクター、クリスティアン・パースローにベニテスの後任を探す仕事を任された。候補者を吟味した後、このスコットランド人は、ホジソンとの長い友情にも関わらず、自分自身をこの仕事に推薦した。
しかしながら、内政問題はホジソンにとってはアンフィールドで最も小さな問題かもしれない。4月に共同オーナーであるトム・ヒックスとジョージ・ジレットがリバプールを売りに出したにも関わらず、買い手は現れていない。クラブは主としてロイヤル・バンク・オブ・スコットランドから£351mの負債を抱えており、彼らはアメリカ人たちが売却できないことに苛立っている。
売却を進めるためにマーティン・ブロートンが会長として連れて来られたが、ヒックスの言い値である£600m~800mという金額が、数多くの投資家候補たちを撤退させている。
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W杯居残り組は、木曜までに戻って来て金曜からトレーニングを始動させます。サミー・リーしかいないでどうするんだろうと思っていましたが、クラブはそれまでにホジソンを就任させる見込みのようです。もちろん彼が来てくれれば力いっぱい応援しますが、この記事を読むと不安な気持ちが振り払えません・・・。彼はパースローのイエスマンにならず踏ん張ることができるか?それにしてもキャプテンに交渉の余地のない£20mって、ふざけているにもほどがあるぞマドリーめ。さらにチェルシーがトーレスに£25mって・・・はいぃ???2人とも出て行きたいと思うだろとたかをくくって足元見られているのなら、これを屈辱と言わずしてなんと言おうか。金があるからってあるからって、チキショー!
そのトーレスは、スペインのラジオ・マルカのインタビューの中で自分の将来についてこうコメントしています。
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●トーレス
(Marca.com)「ビッグクラブがリバプールの選手たちに興味を持つのは、当然のことだ。(インテルやバルサ行きのうわさについて)ビッグチームに望まれているというのは良い話だよ。でもうわさを超えるものは何もない。
ビッグクラブがリバプールやバレンシアの選手に興味を持つのは、当然のことだ。すばらしい選手たちを擁するすばらしいチームだからね。そういう選手たちが、リバプールがチャンピオンズリーグに出場できないという苦痛な状況や、バレンシアのような悪化した経済状況の中にいる。だからそういう話が起きるのは当然だ。でも、うわさ以上のものは何もないよ。
(現在の自身の状態について)まだ100%には少し足りないと思う。でももう少しだ。まだ少し足りないね・・・手術してからの復帰は簡単じゃないよ。
僕たちはどことでもやれる準備が出来ている。自分たちが望んでいた場所にいて、夢見ていたことを現実にするチャンスにあるんだ。僕たちは前だけを見る必要がある。楽観的に、ポジティブになり、人々に僕たちに何がやれるかを見せなければならない。自分たちに自信を持っているよ。
僕たち全員がこのチームの本来のレベルを知っているし、まだそこまで達していないのもわかっている。」
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南アに行っているおなじみトムキンス記者からは、トーレスのコメントとして「僕がリバプールで幸せなことは皆が知っている。僕は新監督のニュースを待っているんだけど、今はそのことは脇に置いておかなければならない」という言葉が報じられています。最近、残留に前向きなコメントが出てきているのは喜ばしいことです。何にせよ、今は心配するのはファンに任せて、とにかく次の試合に集中し、ぜひともキャプテンのリベンジを果たしてもらいたいです。その前にマスチェラーノがやってくれるか。
トーレス本人が認めている通り彼の調子は100%ではありませんが、ビジャと監督が彼をこうかばっています。
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●ビジャ
(FIFA.com)「フェルナンドについての批判は僕は実際聞いていないし、彼が精彩を欠いているとは思っていない。まだゴールこそ決めていないけど、彼は目覚しい仕事をしているよ。代表チームで本当に楽しくやっているし、このチームの力になるためにものすごい努力をして来ているんだ。僕は彼のパフォーマンスはとても良いと思っているけど、フォワードはいつでもゴールの数で判断される。彼が今のような仕事を続けて行けば得点を決める、そう僕は確信している。とにかく、彼はいつでもこのチームに間違いなく貢献しているよ。
(ガーディアン紙より)トーレスは僕のためにスペースを作ってくれる・・・それは誰が見てもわかることだ。」
●デルボスケ監督
「トーレスはまだ得点していないね。彼は速さを欠いており、フィニッシュの精度を上げる必要がある。しかしそれでも彼には大きな価値があるんだよ。彼はディフェンダーを釘付けにし、常に脅威となってスペースを開ける。特に厳しい時に体を張り、彼の持つパワーと速さで相手を混乱させるんだ。
初戦では30分間プレーし、次の2試合でもっと長い時間プレーできたのは良かった。彼は非常に良くやっているし、今の彼には疲れがない。ポルトガル相手にトップショーを演じてくれることを期待しているよ。」
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ガーディアン紙の見出しは「トーレス、スペインのエミール・ヘスキーに変貌」でした。見てなるほどねえと思わず笑ってしまいました。ヘスキーのように前線で走り回ってつぶれ役になって、ビジャの得点王をアシストするのもまた良しです。EUROの時も同じような批判を受けていて、でも最後の最後においしいところを取ったら、誰もそれまでのことなんか忘れてしまいました。今回も同じようになってくれれば、レッズファンとしては言うことなしです。
アロンソの足首の具合がちょっと思わしくないようで、ポルトガル戦は出場が微妙の模様。でも彼が出られないとしても問題はないでしょう。前任者のアラゴネス監督が彼をスタメン起用しなかった理由が、今のスペイン代表を見ているとなんとなくわかります。彼はもちろんすばらしい他にいない能力を持つ選手ですが、使いどころがちょっと難しいんですよね。
カイト対シュクルテルの対決はカイトが制しました。2人ともお疲れです!カイトは終盤のきつい時間帯になるほど輝きを増す、チームにとって本当にありがたい選手です。シュクルテルはブブゼラにも負けないほど審判に怒鳴っているすきにカイトにちゃっかりやられてしまいましたが、お互い良くわかりあってますからね・・・。でも得点された後に審判に拍手をしてさらに文句を言って、イエローを貰ったのは余計でした。まあ、それだけ勝ちたい気持ちが強かったんでしょう。それでも試合後は2人でシャツを交換して称え合い、多分シュクルテルは笑顔も浮かべていただろうと思います。これを糧にさらに大きくなれ!
カイトがスナイデルのアシストをした後のセレブレーションの写真に、あるレッズファンが「かわいそうな、お人よしのディルク。俺たちに選手を買える金がないから、さらって来ようとして頑張ってるよ・・・」というキャプションをつけていたのに笑いました。確かに「獲ったどー」と叫んでいるみたいですね。そのままスナイデルと、ついでにトーレスと失意のキャプテンもひっ抱えてアンフィールドまで走って戻って来てもらいたい(彼なら本当にやれそうだ)ですが、まだまだ彼らが帰ってくるまでにはしばらく時間がかかりそうです。
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無題
やはりWCが終わりに近付くにつれてこの手の話題が現実を突きつけてきますね。
何かここ2、3日前からはカイトが話題になってますね、キャプテン、トーレスはもちろんマスチェ、カイト、ベナユン(確定しましたか?)バベル、リエラ、カバリエリ、他にもいましたっけ?
みーんな心配で心配しょうがないのですが、もぅどうにもなりません。
ですので自分は本人なりクラブから正式なアナウンスがあるまで待ちますよ、あー待ちますよ、えー待ちますとも、だから待つってば(いい話をね)!!
あと監督ですがホジソンかぁ、正直なところつまらなさそうで嫌です。まぁ自分がホジソン好きじゃないのはしょうがないとしても、「何故ケニーが駄目なのか」これをクラブは明確にしてくれないと遺恨を残してしまうし万が一ホジソンが上手く行かなかったらそれこそクラブが分裂してしまうかもしれないなどと案じてしまいます。
ちなみにここから下は一日遅れでフニクラさんがネタとして触れてもいないのに触れずにはいられない自分の独 対 英の見解です。
一言で言うと見事に崩壊してしました。
結局ずっと言われ続けてきたキャプテンとランパードの問題なのか真ん中で軸になれる人が不在だったと思います。
キャプテンが中に入っても連動が無く、ルーニーが下がって来て受ける事も出来ず、バリーは位置が低すぎるしプレシャーで横パス位しか出せませんでした(あーアロンソでもいればなぁ)、見事なまでに中盤を支配されました、結局一本調子でボールを持たされているだけで何も出来なかったと思います。
逆にドイツは本当にソリッド決めなければいけない所を確実に完璧に決められました、ランパードの二点目が認められていれば残り時間は十分だったので違った展開もあったかもしれませんが正直完敗ぐうの音も出ません、四点目取られてからドイツのパス回しに翻弄されるプレミアのスター達が痛々しかった。
カペッロの采配はどうでしょう?ミルナーがクロスしか入れられずそれが効果が無いのであればもっと早くジョーコールなり、ショーンライトに変えて欲しかった(今更だけどいっその事アダムジョンソン連れて行って欲しかった)、あとデフォー下げないでどっかMF、DF削ってクラウチ入れて欲しかった…
もしかしたらバラックいた方がドイツ纏まりが悪かったんじゃないかなぁぁぁ……たらればだらけです。
他の方も案じてますがキャプテンは大丈夫かな?とりあえず二年後のユーロか、そして四年後のブラジルまで行って欲しいです。
何だろうREDSがCLで敗退した時以上の喪失感です、いつもだったら本命が負けても二番目三番目と調子良く贔屓にしている国を応援して行くんですけど今回は何か駄目です、誤審したレフに対する怒りさえ無くただただ茫然自失です。
当日は二試合とも観る気満々で昼寝しておいたのですが、あまりのショックに後のアルゼンチン戦見ないで寝てしまいました、今はもう他の試合も観る気が失せてしまいました。
後は珍しく本気で日本を応援しますナショナリズム全開です、あーもう駄目。 私ズタズタでへなへなで御座います OTL
いつも長いですが今回は更に長々とスイマセン
Re:無題
イングランドの試合は、ちょっと言葉になりませんでした。誤審がなかったら展開は変わっていたかもしれませんが、おっしゃるように内容はぐうの音も出ない完敗でしたね。個人的には、もともとカペッロ監督には厳しいので(笑)、彼の責任が大きいと思っています。代表監督はクラブと違って自分の望む選手をセレクションできるんですから、そうやって2年間チームを任され、最終的にバリーがいなけりゃだめなチームを作ってしまったのがね~。何のためにキャリックを連れて行ったのか、今も謎です。サイドにはスピードのあるドリブラーもいるのに、どうして早めに手を打たなかったのかもわからないし。優秀な監督だと思うんですが、代表は初経験でしたからチーム作りの勝手が違ったのかもしれないな、なんて考えています。
レッズの監督の方はどうやら決まりそうですね。悪い選択ではないと思いますが、おっしゃるように決まり方がどうも納得行きません。なんでこれほど頑なにケニーを拒むのか、そもそも£8mも使って監督を変える必要がなぜあったのか、そこのところをファンにきっちりと説明してもらいたいです。£8mあったらウィルソンが2人買えちゃうじゃないですか、ねえ。
W杯はまだまだレッズの選手たちが勝ち残っていますが、クラブの方も騒がしくなって来そうですね。期待も心配も種がつきないですが、とりあえず今日はひっさしぶりにぐっすり眠ろう(笑)。
無題
個人的にはホジソンの就任には賛同しています。パースロウのイエスマンになるかどうかって政治的な思惑よりは、今後のリバプールの戦略やマネージメントの方向性という点について考えた場合、ホームグロウンルールも導入される新シーズン以降に必ず課題になるであろう世代交代も含めたチーム作りが要求されるでしょう。そうなるとリバプールの伝統を理解している英国人が後任には相応しいと思うんですよね。
インテルの監督時代を知っていますがちょうどポール・インスも加入した時期で、それまでバラバラで組織もヘッタクレもなかったインテルの守備がかなり良くなったのを覚えています。
95-96シーズンに途中から就任してそのシーズンは7位、翌シーズンは3位でした。ちなみにこの時もUEFAカップで準優勝でして、これがモラッティのお気に召さなかったのか解任されて北欧のクラブを渡り歩くキャリアを経ていますからそれぞれのクラブの置かれた状況に応じた目標を度外視した補強も期待出来ないクラブでクリアしてきた手腕自体は評価していいのではないでしょうか?
まして来季は補強も期待出来ない、戦力が現状維持出来たとしても“ベニテスの選手”ばかりのチームを引き受ける形になりますから前任者の残したスタイルを踏襲しつつチームを作っていく適応力を要求するなら、ブランクの長いダルグリッシュよりは現場経験のあるホジソンに託す選択は間違いとは思えないんですよね。
Re:無題
私はフルハムのホジソンしか知らないので、彼の育成能力については全く未知数なんです。そもそもずいぶんいろんなクラブや代表を短期に渡り歩いている人で育成する暇もないようですが、どうしてそうなったのかご存知でしたら教えていただけますか?ちょっと不思議に思っているんです。育成を主眼に置いて監督を選ぶなら、私はダルグリッシュの方がよかったと思います。今アカデミーは選手が育って来ていて、もともと責任者の彼ならそれをそのまま継続できるだろうし、英国人ではありませんが英国フットボールのパイプの太さならホジソンに負けないでしょう。それに、「今後のリバプールの戦略やマネージメントの方向性」というのが今のクラブにあるのか、それをやれる状況なのか、非常に、非常~~~に疑問視しています。
でももちろん、就任が決まれば応援しますよ!誰が来ようと、ファンである限り全力でサポートします。ボードにも是非そういう気持ちを持ってもらいたいです。
無題
ホジソン時代のインテルにはフニクラさんの仰ったジョルカエフやヴィンターの他にもスフォルツァやアングロマ、ロベカルやサモラーノなんかもいました。
上がったまま戻らないロベカルのSBに不満のあったホジソンは中盤で起用していたのがロベカルは不満だった様ですが(笑)
で、その後のキャリアを見ると短期間でチームの建て直しを要求される状況に置かれたクラブで結果を残した事が評価されて他の同じ様な問題を抱えたクラブからオファーが来て渡り歩く…ってパターンが続いていますね。
キャリアや実績はスパーズの指揮をとるまではビッグクラブでの経験のないレドナップに似ている気がします。
クラブの方針については次期オーナー次第でしょう。ホジソンが就任したとしても具体的な契約期間の発表がないとこれからの展望を議論する材料がありませんからね。
長期で指揮をとるならインスJr.もいますから親子2代でホジソンの下でプレーする可能性もあるかも知れませんね。
Re:無題
キャリアはレドナップに似ているんですか・・・ということは、上とぶつかるとふいっと放り出してしまうんですかね。あの人は結構ばっさりとファンを振り捨てて出て行くのに、選手には「父親のよう」なんて受けがいいですが、ホジソンさんは選手とどういう関係を作る人なんでしょうか。みんなインスジュニアに聞きに行くかもしれませんね。
無題
Re:無題