買収問題が決着しました。
ガーディアン紙によると、リバプールは“Kop Football Limited”からの株式譲渡のオファーに合意したそうです。“Kop Football Limited”は、クラブを買収するためにGeorge Gillett JrとTom Hicksによって設立された、アメリカ資本の事業体です。
公式声明によると、株式の譲渡に£174.1m、負債に£44.8m、合計で£218.9mが支払われるとのこと。また、スタンレー・パークに60,000人のスタジアムを建設することで合意しました。建設の費用は£200m以上と予想されています。
●デビッド・ムーア
「私はこれが、リバプールとその株主、そしてファンにとってすばらしい前進の一歩であると信じています。このクラブは私の情熱であり、私の人生の大きな一部です。熟慮を重ねた結果、新スタジアムと選手の集団に必要な投資を得るために、私は自分の株式を売却することに合意しました。私は仲間の株主の皆さんに、私と同じことをしてオファーをサポートすることをお勧めします。そうすることによって、リバプールフットボールクラブの実り多い未来を支えられると私は信じています。私はまた、Hicks and Gillett familiesからの、私がクラブの終身名誉会長になってクラブにかかわり続けていくというオファーを受けて、喜んでいます。」
●George Gillett JrとTom Hicksの共同声明
「リバプールは、注目に値する歴史とファンの情熱を持った素晴らしいクラブです。我々は、リバプールの持つ他に類のない文化資産と豊かな歴史を認め賞賛し、未来に向けてのこの文化資産に敬意を払うつもりです。Hicks familyとGillett familyは、クラブの遺産と伝統を守り続けていくことに極めて興奮しています。
我々はとりわけ、デビッド・ムーアとリック・パリーが引き続きクラブに関わっていくことを喜んでいます。我々にとって、継続性と安定性が未来への鍵となるからです。」
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