メルウッドの日常（？）

冬の移籍マーケットも残すところあとわずか4日となりました。メルウッドの日常はどんな感じなんでしょうか。あるファンがこんな風に綴っています。
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移籍市場のデッドラインの時計がかちかちと時を刻み、ぎりぎりでの移籍はあるのかないのか、その可能性を求めて全ての目がメルウッドに注がれるだろう。運よく、私はこのクラブの内部にすばらしい情報源（そう、彼は現在そこにいる）を得られた。彼は私に見たことを送り続けてくれている。私はその彼の観測記録を、逐一ここにアップデートするつもりだ。まずその最初の部分から。

9:03AM 選手たちが朝のチームミーティングに到着している。トーレスはサインをするために立ち止まっている。ラファ親方が老婦人（※The old lady ユベントスの愛称）に求められているといううわさから、雰囲気は沈滞している。老婦人が怒れるモンテ（※ラファの妻）に取って代わろうとしているわけではないという説明がなされ、たちどころに笑顔が湧き起こり、セッションは予定通りに進みそうだ。

9:17AM ライアン･バベルが到着し、門が閉まっていてトレーニングピッチが閑散としていることに気がつく。トーレス一人がそこにおり、彼はファンのグループへの対応に忙しい。バベルは、家に帰ってR&Bのニューシングルをリリースすることに決める。彼はすぐさま代理人にツイットし、トレーニングが中止になったのを誰も教えてくれなかったと送る。

9:18AM ライアン･バベルは、運転中に携帯電話を使用していたことで免許を2点減点される。

9:24AM リザーブの選手たちが用心深く隠れていた場所から出て来て、バベルが去ったことを確認し、うれしそうにボールを蹴り始める。

11:11AM 他の選手たちは、ジムへトレーニングに行っている。アクイラーニはプールでのんびり浮かんでいる。彼のアクアマン･トランクスは魅惑的だ。彼は胸にワックスを使おうか考慮中で、ディルクにコツを聞いている。

11:14AM 上の選手たちは、マネージメントチームとともに移籍市場戦略会議のために居残っている。このミーティングはすぐさま、サミー･リー、キャラガー、ジェラードがラファの発音を矯正する場に変わってしまう。

11:25AM 心配そうなフィリップ･デゲンがこのグループの会話を盗み聞きしていたが、あわてて鍵穴から離れて受付へと走る。グループが間もなくだと叫んでいた怪しげなファックスが届いていないことを確認し、彼は安堵する。ことによると、終わってみれば彼は安全かもしれない。

12:21PM ライアン･バベルがタクシーで昼食に到着し、リザーブが大勢出ていることに気がつく。彼はあわててスパイクを履きながら、タクシー運転手に自分は良い選手だから代金なんか払ってられないんだと叫ぶ。彼は猛然とピッチに入り、ボールを受けると稲妻のようにコーナーに走り込む。

12:22PM ライアン･バベルはコーナーでつまづいて転ぶ。

12:23PM リザーブチームの練習が終了。

12:27PM 警官が腹を立てたタクシードライバーを伴い、ライアン･バベルを探しに来る。ぺぺ･レイナが代わりに代金を支払い、優しくライアンに注意をする。ライアンは彼のツイッター仲間に、ぺぺは立派な奴だとツイットする。

12:32PM 警備員は、トレーニンググラウンドを囲む壁の上に上って、ずっと選手たちを口汚くののしり続けている悪党を追い詰めるのに忙しい。フィル･ブラウンは引きずり降ろされながら、リバプールの選手たちは誰も彼のチームになんか入らないぞと叫んでいる。パトカーに彼が押し込められているうちに、ラファは彼にバベルを売却しようと試みる。失敗。

12:34PM トーレスはまだサインをしている。一人の女の子が、自分の赤ん坊に彼の名前をつけてもいいだろうかと尋ねる。トーレスは喜んでと答える。それから彼女は、その赤ん坊を作るのを手伝ってくれるだろうかと聞く。トーレスはひどく困惑する。彼はじりじりとメルウッドの方へ移動する。シルバやビジャ、クアレスマの気配はまだない。

1:15PM 選手全員が、チキンとえんどう豆のパスタの昼食を取っている。ディルクは代わりに自分の魚を持ってきており、それは彼がリバプール湾で捕まえたものだ。彼は自分の分のパスタをラファに提供し、彼はそれを非常に感謝してがつがつと食べる。「ボルトン戦のチーム」と書かれた一枚の紙に、ラファはディルクの名前を書き入れる。

1:18PM ライアン･バベルが食堂に入ろうとするが、ドアには鍵がかかっている。彼は怒って、昼食が中止になったのに誰も教えてくれなかったと自分の祖母にツイットする。彼は、家に帰ってまたラジオ番組をプロデュースすることに決める。帰る途中で彼は受付の前を過ぎ、まだ心配そうにファックスを待っているフィリップ･デゲンに、バイバイと手を振る。

1:27PM ラファはライアンとフィリップの分のランチを平らげる。モンテからカロリー摂取量を減らせと言われているので、彼はわずかに良心の呵責を感じる。それからインスーアのプディングを見て、まだちょっとは入りそうだと思う。

1:28PM ラファとの取引がまとまり、インスーアはアウレリオのところへ、今週末も彼はまたベンチだと言いに向かう。

1:47PM キャラガーは、ショートパスの練習に取り組もうと決める。彼はパチェコを捕まえてピッチへと向かう。

1:48PM キャラガーはピッチの角に立ち、パチェコに向かってボールを放り込み続ける。パチェコは不規則なミサイルを追いかけて走り回ることを強いられ、練習は次第に困難なものになる。

1:53PM 16本全て失敗という結果で、キャラガーは練習に飽きる。彼はポケットから1ポンドコインを取り出し、すばやく動いているパチェコに向かって投げる。彼は初めてそれを頭で受ける。

1:55PM パチェコは8針を縫い、ボルトン戦のスターティングイレブンから外れる。それでもベンチ入りはするかもしれない。

2:22PM とうとうグレンが、馬を伴ってメルウッドにやって来る。パチェコの応急処置を終えたメディカルスタッフに、彼はプラセンタを使って傷の治療を早めようと思っているんだと説明する。プラセンタは通常直腸部からは出てこないんだと、彼に説明する勇気のある人間は誰もいない。

2:25PM キャラガーはハーフウェイラインからバーに当てるのを繰り返すことで、ロナウドの上を行こうとしている。これまでのところ彼はコーナーフラッグに2回当てている。ジェラードは携帯カメラにもう十分取ったので、CLカップ風船を降ろしている。

2:26PM トーレスは警備員とグラウンドスタッフへサインをし、やっとサインを終える。彼は遅いランチを取りに行き、自動販売機からチョコレートを盗もうとしているラファに遭遇する。

3:03PM とうとう興奮の時が、ジョーンズがメディカルに現れる！

3:04PM 訂正、ライアン･バベルだ。かつらをかぶって、ラファに見つからないようにこっそり入ろうとしている。

3:49PM スティーブ･ブルースがジョーンズを従えて到着。警備員が彼をディルクの兄弟と間違えて、あのオランダ人とアクアマンがまだ泳ぎ続けているプールに案内し、最初にちょっとした混乱がある。

3:52PM 不機嫌なブルースがやっとラファに会い、尊敬を欠いていると彼を非難する。ジョーンズの額に巨額の値札が貼られているため、彼の立場は多少弱くなっている。

3:53PM ブルースは￡12mを要求する。ラファは￡12mプラスライアン･バベルを提示する。交渉は決裂し、ブルースは不機嫌なまま家に帰る。アウベス、シモン、アイマールの気配はまだない。

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美しくも平穏なメルウッドの日常です。バベルはちょっとネタキャラにされているようですが、これも愛情の裏返しでしょう。
真面目な話をすれば、1月の移籍市場に関して今のところこれといううわさはないようです。シャマフもヨバノビッチもラファの老婦人も夏の話だし、ベナユンのディナモ・モスクワ行きに関してはレッズがすぐさま否定し、バベルとジョーンズの交換話はあるようなないようなないような。ストライカー一人欲しいんですけどね～。バベルがこのままレッズにいてくれるなら、彼の起用をストライカーに固定して試してみては。

木曜のリザーブマッチにパチェコはベンチ入りしませんでしたので、土曜のボルトン戦でベンチ入りしそうです。別に頭を縫ったわけではないと思うので、ぜひピッチに立って欲しいですね。エクレストンは3部のハダーズフィールド・タウンFCへローンが決まりました。3月2日までの1ヶ月間というのが興味深いですね。Lee Clark監督はこうコメントしています。

●Lee Clark監督（ハダーズフィールド公式HP）
「我々は長い間ネイサンに注目しており、数多くのスカウトが何度も彼を見て来た。私自身もコーチングスタッフを伴って彼を見ており、彼がすばらしい能力の持ち主であることは明らかだ。彼には本物の速さがあり、ストライカーとしても両ウィングでも、前線のどこでもプレーできる。
彼はリバプールで非常に高く評価されている･･･彼らは彼と契約延長を交わしたばかりで、すでにファーストチームデビューも果たしている。他のリーグ1のクラブも彼に興味を示していたんだが、我々は以前にマーティン･ケリーとローン契約を交わして上手く行き、リバプールと良好な関係を保っていることで、この移籍が実現した。」

ケリーも昨シーズンは短期のローンでした。彼のように、プレー機会を得てばっちり経験を積んで、一回り成長して戻って来てもらいましょう。