ウルヴズ戦後のキャプテンのコメントと、負傷離脱中のアッガーのコメントです。
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●キャプテン
(タイムズ紙)「僕たちは4位を狙って闘い続けるつもりだ。これからホームの2戦を迎え、そこで最大のポイントを獲得すれば確実にトップ4に入り込めると思う。重要なのは、僕たちのプレーが良くなっていることだ。僕たちはすでに曲がり角を越え、今は破るのがはるかに困難なチームになっている。
ウルヴズ戦での自分たちのひとつのチームとしての守り方に、僕たちは本当に満足しているよ。2ポイント落としたと言うより、1ポイントを積み重ねたと思う。2ヶ月前の僕たちなら、おそらく1-0で落としていた試合だろう。だから、今ははるかに良く守っているんだ。確かに数週間前は自信は失われていたけど、勢いのつく結果を2度出している。アウェイのストーク戦はタフな試合で、トッテナム戦では仲間たちはすばらしいパフォーマンスをした。
ウルヴズ戦での自分たちの闘いぶりに、僕たちは確実に満足しているよ。ゆっくりと自信が戻りつつあり、結果もそれについて来るだろう。
タフな試合だったよ。ウルヴズは試合を難しいものにし、ピッチは僕たち向きじゃなかった。しかし僕たちは良く闘い、フィジカル的にウルヴズと渡り合った。自信が影響し、僕の望むような結果は出ていない。しかし僕たちは、自分たちにこの状況を好転させる力があるんだということを知っている。
僕たち全員が腕まくりをし、ピッチに出ている。逃げ隠れする人間は誰もいない。全員が、状況を正したいと思っているんだ。それがとてもポジティブなことで、僕たちは、自分たちが闘い続けて大きな熱意を見せ続ければ、すぐに順位を上げられる、それをわかっている。」
●アッガー
(公式HP)「今年は本当にタフなチャレンジだね。いつもよりも競い合っているチームの数が多い。トップ4でフィニッシュしたいなら、やらなくてはならない仕事がたくさんある。でもそれが僕たちの目標だ。
僕は、僕たちの方に風が向き始めていると思うよ。やるべき仕事はたくさんあり、僕たちは勝ち続けなくてはならない。あまり遠くを見過ぎても意味がない。僕たち全員がやらなくてはならないのは、次の試合に集中することだ。
僕たちが昨シーズンのような成功ができていないのはなぜか、その答えを僕が持っていたらもっと簡単なんだけどね。負傷者は助けにはなっていない。でもこのチームには優れた選手たちが大勢いるんだ。もし誰かが離脱しても、対処できるはずなんだ。
僕たちはいつもより失点をしてきたけど、『ディフェンダーのプレーが悪い』とだけは言えない。そういう単純なものじゃないんだよ。僕たちがもっと良いプレーができていた年でも、ディフェンスがクリーンシートをキープしていなかった時はあった。チーム全体の問題なんだ。
さらに、これまでの年を振り返ってみれば、誰もゾーンマークのことに言及したことはなかったよ。それは僕たちが勝っていたからだ。勝っていないのは、それが原因じゃない。
僕たちは十分プレーをしていない、それは僕たち全員が認識している。ここにいる誰も、そこから隠れたりそれは事実じゃないと言ったりはしないと思う。僕たちがやっていること、それは順位を上げるために全力を尽くすことだ。出来るだけ早く、正しい方向に戻りたいと思っているよ。」
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キャプテンは「守備は良くなった」と言っています。確かにリーグ戦はここ5試合無敗で失点1。それ以前は18試合で25失点しているわけですから、数字を見れば劇的に改善していると言えます。しかし、守備をなんとかしなくてはならないことは最優先事項でしたが、その解決策が「最終ラインが深く引いて裏のスペースを消すこと」なら、それは「ちょっと違う・・・」と個人的には思う次第です。少なくとも、サッキのミランの信奉者であるラファが、それに満足しているとは思えません。
右サイドに守備力のあるキャラを置き、中に高さに強いキルギアコスを置いたことで、不安定だった最終ラインは頼もしくなりました。しかしスピードの不安のために、ラインは下がっています。それに加えて効果的なビルドアップのボールを出せないために、中盤は合わせて低く下がらざるを得ません。結果として攻撃と守備が分断されて、CMFは広大なエリアを走り回ることになります。相手は当然、その広大なエリアをカウンターで狙います。スピードのある攻撃にさらされた最終ラインは、危険回避のためにとにかく長いボールでクリアするのが最優先になっています。
個人的には、アッガーの不在が非常に痛いと思っています。キルギアコスはここ数試合は獅子奮迅と言っていい働きをしていますが、やはりCBはアッガーとキャラで行って欲しい。2人のコンビでもっとラインを押し上げて、アッガーからの攻撃のビルドアップに期待をしたいです。そこで問題なのは右サイドをどうするのということですが、ダービーに託すか、それともマスチェラーノという選択肢もあります。ケリーがそろそろ復帰してきますから、彼が良い解決策になってくれるかもしれません。
ケリーはすでに負傷者リストから外れています。ボルトン戦で彼の起用はあるか?アッガーは間に合うのか?今季は「負傷者さえ帰って来れば」と思い、それでも上手く行かないことが何度もありました。しかしそれでも、今度こそと期待してしまいます。ボルトン戦ではラファはミッドウィークからどう修正するか、ホームですからウルヴズ戦のような試合は許されません。彼の手腕に激しく期待します。それからキャプテンの復調にも!!
ボルトン戦はどうやら天敵ベネットが笛を吹くようなんですが、彼がまともな笛を吹いてくれることも祈っています。
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お疲れさまです。
ケリーには是非とも期待したいですね。
また、エクレストンのローンが決まりましたね。ハダースフィールド・タウンは現在7位?につけているもののアウェーでの成績に苦しんでいるようで、短い期間ですが得点感覚を発揮し成長してきて欲しいですね。
Re:お疲れさまです。
エクレストンは最初は正直3部なのかと感じましたが、期間が短くて慣れる間もないので、すぐプレーチャンスが貰えそうなところでいいのかなと思い直しました。彼がプレーオフ進出の力になると嬉しいですね!
無題
ジェラードの復活に期待です。彼が復活すれば問題ないと思います。
Re:無題
その通りですね!彼のシュートの威力やパススピードが、早く戻ってくれることを期待しています。本人がポジティブなコメントをしていることは、心強いです。
無題
気が付いたんですが、アクイラーニが先発したゲームって、4戦3勝なんですよね。しかもビラとスパーズを含んで。以外と最初っから使えてたら、そもそもこんな事にはなってないかなあ、なんて思っちゃいました。まあいいです。ガンバレー!!
Re:無題
>アクイラーニが先発したゲームって、4戦3勝なんですよね
これ面白いですね!そのうち2試合はルーカスと組んで、1試合はホールのポジションですね。マスチェラーノが起用できなかったこともありますが、これから中盤の2人をどういう組み合わせで行くのかにも個人的に大いに注目しています。