ウェストハム移籍が正式に決まったベラミーが、クラブの公式サイトにコメントをしています。
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●ベラミー
(ウェストハム公式)「今ここにいられて嬉しいよ。思っていたよりちょっと時間はかかってしまったが、肝心なのは移籍が決まって、自分がこれからのチャレンジに目を向けられることだ。
2週間ほど前には、俺は自分がリバプールを離れることになるとわかっていた。しかし俺は慌てて決めるんではなく、自分にとって正しい移籍をしっかり選ばなくてはならなかった。いろいろと熟慮して、最後に俺はウェストハムが自分にとってベストだと決断したよ。だから今俺はここに座っている。
もしもリバプールを去ることになるなら、俺はヨーロッパ戦に出場を目指すクラブを望んでいた。俺はヨーロッパの舞台でプレーしたい。それは重要なことで、ウェストハムには俺と同じ意欲と野心を感じたよ。もちろん、俺たちが来シーズンはチャンピオンズリーグ出場権を得られるだろうなんて言うのは、単純すぎる話だ。しかし将来的には現実になるだろう。
クラブは既に非常に優れた戦力を有しているが、それをさらに強化しようとしている。そしてまた、ウェストハムはオープンな攻撃フットボールで知られているから、俺にとっては全てが完璧だよ。
俺はリバプールですばらしい経験をし、ウェストハムは今年その利益を得るだろう。俺は自分がさらに優れた選手になったとわかっているからね。俺は子供の頃からのリバプールサポーターで、次のシーズンもチャンピオンズリーグでプレーするチャンスがあった。しかしルーカス・ニールがここに来た時にそうしたのと同じように、俺もそれを超えていく必要があった。
俺はルーカスの立場が理解できたよ。もし彼がリバプールに加入していたら、俺がそうだったように、彼もサブの選手だっただろう。一部の人間には理解できないかもしれないが、ウェストハムのような野望を持つクラブで主力になるというチャンスは、とても魅力的なんだ。俺にとっては、スタメンでレギュラーにプレーすることが重要だった。リバプールでサブとしてベンチに座り、時たまプレーをして金を稼ぐことはできただろう。しかし、それは自分自身と俺と言う人間をごまかしていることなんだ。
俺は毎週プレーして自分を試したいし、最前線にいたい。5年契約にサインして、これから長い期間在籍することになるだろう。ここ何年かはあちこち移籍してきたから、今度こそ落ち着きたい。
俺は今週末で28歳になる。自分のキャリアで最高の時に近づきつつあることを願っているよ。ウェストハムでの時が自分のベストになると信じているし、このクラブのために自分の全てを出すこと、そしてこれからのチャレンジに本当に集中しているんだ。
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ベラミーらしい、リップサービスで飾らない率直なコメントですね。彼の人柄が表れています。
彼のそんなところもプレーもすごく好きでしたし、リバプールでの活躍を願っていたんですが、仕方ありません。ウェストハムで最高の時を迎えられることを祈ります。
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