「ファンによるリバプールFC買収」を目指すグループ
"Share Liverpool FC"のサイトが立ち上げられました。そのプランを見てみると・・・
・当初の報道どおり、100,000人から£5000(約百万円)を集め、総額£500m(約1,000億円)でクラブ買収を目指す。
・£5000で1人1株を保有し、1票の投票権を得る。1人で2株以上の保有はできない。シーズンチケットの購入権はない。(ただし先着20,000人には購入権を与えるかもしれない。)
・£5000はとても払えない、というファンのために、誰か一人を代表者とするグループで一株を購入する道も検討する。
・株式の売却はできない。ただし、役員会を通して、まだ株式を持っていない人間に元値で売却することは可能。
・どのくらい資金が集まったかは、銀行に管理を委託して、そこにアクセスすることで確認できるようにする。
・£500m集まらなかった場合は、それまでのメンバーで投票し、承認されれば集まった資金でクラブの株式の一部購入を目指す。資金を返して欲しいというメンバーには返金に応じる。
また、このプランについて、UKの新任の文化・メディアおよびスポーツ大臣、Andy BurnhamがSKY Sportsにコメントをしています。
●Andy Burnham大臣
(SKY Sports)「私は、"Supporters Direct"という、サポーターが彼らのクラブでより大きなオーナーシップを取ることの奨励を目的とした組織の一員でした。
これまでのところ、それは主としてもっと低いレベルで起きて来ました。フットボールリーグの低い中における偉大な成功であり、この発展はプレミアリーグにおける試金石となるでしょう。
(ファンによる買収の提唱者の)ローガンはフットボールの事柄において非常に著名な人物であり、彼はチャンピオンズリーグで共同運営方式のクラブが6度優勝したことを指摘しました・・・バルセロナと、レアル・マドリーです。
このファンの提案は、成功とは必ずしも両立しないわけではありません。」
---------------------------------------------------
まだ立ち上がったばかりで、ウェブサイトで見られるのはほんの概要です。期限をいつまでに設定するのかなど、詳しい内容はこの活動が進んでくれば具体的になって行くでしょう。成り行きを見守りたいと思います。
「実現するわけがない」「夢物語」と言ってしまうのは簡単ですが、批判やアイディアを出せる人間は山のようにいても、具体的に行動を起こせる人間は決して多くはありません。リバプールのファンがこういう行動を起こしてクラブを守ろうとしている、それだけで遠い国の一ファンとして頼もしく思いますし、こういう人たちがクラブを支えているんだなあ、としみじみ感じます。
それぞれのファンにそれぞれの考えがあるでしょう。「自分の周りの人間は、シーズンチケットを買うことにすら四苦八苦しているのに・・・」という意見もあるようです。あるサイトでこの件に関してアンケートを募った投票結果では、20分足らずに400人が回答し、63%が「£5,000出す」または「出来る限り投資する」と答えたそうです。
100,000人から百万円、壮大な計画ですが、もしもこれが実現したらその時には、リバプールサポーターは名実共に世界一のファンとして誇れる存在になるでしょう。
PR
無題
>大スクリーンで観戦してるんですか?
映画鑑賞用に購入したプロジェクタで観戦してます。今はプロジェクタも安くなってて10万円くらいでDVDプレーヤ付のが変えたりしますよ。ビール飲みながら大画面で観るの本当にオススメですよ
無題
プロジェクタですか・・・まじめに考えてみようかな。でも色が薄くなりませんか?会社のはそんな感じです。