(Liverpool Daily Postより)今年も4月15日にアンフィールドで
ヒルズボロの悲劇の追悼式が行われ、4,500人のファンがKOPに集まりました。クラブのオーナーが変わって初の追悼式となり、ジョージ・ジレットとトム・ヒックス、そしてジレットの息子のFosterも出席。追悼の辞は前オーナーのデビッド・ムーアとジェイミー・キャラガー、ケニー・ダルグリッシュが読みました。
いつものようにラファが選手たちを連れてKOPスタンドに入り、犠牲となった96人の名前が読み上げられてろうそくが灯され、3時6分に1分間の黙祷が捧げられました。3時キックオフのグディソンパーク、エバートン対チェルシー戦でも黙祷が捧げられたそうです。
●Phil Hammond(ヒルズボロファミリーサポートクラブ会長・14歳の息子をヒルズボロで失う)
「もしも立見席があったら、サポーターは檻の中に入れられ、逃れる場所はありません。正しい心を持つ人間ならば、フットボールに立見席を復活させようという考えすら持たないでしょう。
ヒルズボロの悲劇により、イングランドは今、観客の安全に関しては先頭を歩んでいます。あの96人のためにも、これが長く続いてきますように。
(多くの若者が集まったことについて)私たちのような子供を失った両親にとって、これは大きな意味のあることです。私たちの最愛の人、そしてヒルズボロの悲劇が決して忘れ去られないだろうということを確信させてくれます。私たちの最愛の人間は、彼らが崇拝したチームを追いかけて、とてつもない代償を払いました。」
最後は、ファンのYou'll Never Walk Aloneと"For the 96 Justice"のチャントで締めくくられました。
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