トーレスの負傷は鼠径部のようです。ファンサイトがチームドクターのコメントを紹介しています。
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●ブルクネル医師
(This is Anfield)「我々はスペインのメディカルチームと連絡を取り合っており、彼らはそれほど深刻とは考えていない。内転筋の負傷だが、彼らには今日診断するチャンスがなかった。
フェルナンドはおそらく明日(※13日)には適切な診察を受け、検査も行うだろう。リバプールのメディカルスタッフの何名かが今週の後半にマドリーへ行き、この負傷について完全な診断をして、彼のリハビリを計画する予定だ。現段階では、我々はそれほど深刻とは受け止めていない。適切な診断が下されるまでは、今のところはあまり何かを言えないね。」
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12日はスペイン代表の優勝凱旋セレモニーがマドリーの広場で行われましたが、トーレスも元気に出席していました。表情や動きからは、負傷が深刻そうな兆しは見えませんでした。TVEがネットでライブ中継してくれたので、パレードの様子からずっと見ることができました。日本にいながらセレモニーの様子をLIVEで見られる、いい時代です・・・。
試合直後の彼はリバプールのスカーフを巻いてレッズファンたちの気持ちをわしづかみにしましたが、オープンバスの上ではアトレティコのスカーフを巻いていました。英国のジャーナリストによると、リバプールのスカーフはレイナがバッグの中に入れて持ってきたもので、それをトーレスに手渡したんだそうです。レイナはタッチラインの外でも本っ当にいい仕事してくれますね(嬉泣)。彼は本物のレッズです。
セレモニーではレイナの「カマレロ!」はありませんでしたが、選手紹介はしっかりやってくれました!スペイン語がわからないのを今日ほど残念に思ったことはありません。トーレスの紹介の時は「夢をスタートさせた男」と言ってEUROのタイトルを思い出させたらしいですが、細かいところは不明です。泣かせるぜ。最後はタコの着ぐるみやら正体不明の人たちがステージで入り乱れる中、シャキーラのワカワカ・ダンス(らしきもの)を踊っていました。いやー、ほんとレイナさすがです。胴体に「カンピオーネス」と書かれた飛行機の中から、早速始まってます。これは多分、カシージャスがうわさの恋人とちゃっかり隣同士に座っているのをからかっているんじゃないでしょうか。からかいたくなる気持ちはわかります、一人だけずるいぞ(笑)。
ちなみにセレモニーの選手紹介のセスクの番で、彼が前に連れ出されたんですが、ピケとプジョルに無理やりバルサのシャツを着せられて、苦笑いしていました。これまで代表チームの中で、「おまえ来るんだよな?く・る・ん・だ・よ・なっっ!」と言われ続けてたのかもしれませんね。やられたのがトーレスだったら「ざけんなボケエ」と思うところですが、スペイン国内でのめでたい席ですから許される???セスクも試合後はアーセナルのスカーフを巻いていたそうです。
ここからはクラブの話題です。
公式HPに、5人のメディカルスタッフの就任が発表されました。オーストラリアのサッカールー代表チームのフィジオセラピスト、 Darren BurgessとPhil Colesの2人が加わり、トッテナムのクラブドクターだったZaf Iqubal、スポーツサイエンティストJordan Milsomも加わるそうです。さらに、ジョン・ムーア大学のスポーツ科学顧問Barry Drustという人も、週2日の非常勤で働くとのこと。
昨季は怪我に思いっきり泣かされましたから、クラブはメディカル部門に強力にてこ入れするつもりのようですね。ヨシヨシ。そのメディカル部門のヘッド、ブルクネル医師がLFCマガジンに語ったコメントの一部が、エコー紙に紹介されています。
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●ブルクネル医師
(Liverpool Echo)「昨シーズンは問題を抱えていたアルベルト(アクイラーニ)の足首は、今は100%回復しているよ。彼はトレーニングを続けており、非常にシャープに見える。負傷の予防プログラムにはこれからも取り組み続けなければならないだろうし、それを続ければ、サポーターたちがベストの彼を見られると私は確信しているよ。昨シーズンは負傷を抱えて、非常に不本意なシーズンを過ごしたからね。
この夏はおそらく、フットボールクラブのドクターとして仕事を始めるには、より困難な夏になる。大勢の選手たちが、大きな大会の中でそれぞれの母国を代表してプレーした。そういう選手たち全員が、異なる時期に復帰して来る。ワールドカップに参加した選手たちは、彼らが母国に帰ってから3週間のオフを与えられることになっている。最初に帰ってくる2人は、ミラン・ヨバノビッチとソティリオス・キルギアコスだ。彼らは(水曜に)スイスで合流するだろう。その次に戻って来るグループはイングランド代表選手たち、マルティン・シュクルテル、ダニエル・アッガーで、彼らは我々がスイスから戻るまでの3、4日をメルウッドで過ごすだろう。我々が戻って来る日に、アルゼンチン代表選手たちと、決勝でオランダとスペイン代表に加わった4選手が合流する。ばらばらに戻って来るプレシーズンというのはチャレンジとなるね。いずれにせよ、ワールドカップの選手たちはかなりフィットしているだろうと予想しているよ。3週間ではフィットネスはそれほど失われないものだし、その期間中の個々のプログラムに関して、彼ら全員が私たちと連絡を取って話している。」
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ブルクネルさんにはまず、トーレスの鼠径部という一仕事が入って来ました。スペインのクガート医師と連絡を密に取り合って、シーズン中は悩まされることのないように頑張ってもらいたいところです。たのんます!
最後に移籍の話題を。セリエAのパレルモが、ルーカス獲得の正式オファーを出したとイタリアメディアTGSにコメント。また、エル・ザールは母国モロッコのメディアに移籍を望むコメントをしたそうです。また、ウィガンを契約満了で退団したパウル・シャルナーの代理人の、リバプール移籍についてのコメントも紹介しています。
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●Walter Sabatini パレルモスポーツディレクター
(SKY SPORTS)「我々はルーカスについての第1回目のオファーを、リバプールに提出した。しかし、我々のオファー額が6mユーロという報道は否定するよ。それは高すぎる。」
●エル・ザール
(Liverpool Echo)「僕はリバプールを離れたい。十分にプレーさせてもらっていない。僕は23歳で、試合でほんのちょっとだけプレーしているわけにはいかないんだ。いくつかのヨーロッパのクラブが僕に興味を持っていて、僕はドアを閉じるつもりはないよ。」
●Valentin Hobel シャルナー代理人
「ホジソンは、センターバックの守備よりも、中盤での方がパウルの強さが生きると考えています。リバプールというのはもちろん夢でしょうが、私たちはいくつかのクラブとコンタクトを取っています。彼はフリーですから、選択ができます。」
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記事では、インスーアのフィオレンティーナ移籍も近そうで、金額は£5mと言っています。何でこれからという時に、ほんとやめてもらいたい。ルーカスの話にしろ、パレルモの提示額£5mをクラブは拒否たという報道もありますが、そもそもレッズに全く売る気がなければパレルモは打診の段階で手を引くと思います。ほんとこれもやめてもらいたい。トッププレーヤーを残すために若手を売ることを考えているのなら、それはちょっと待てと思います。せっかく育ててこれから大きくなろうって選手たちを、なぜはした金で?そして獲得のうわさが上がるのはテイラーとか、今度はシャルナーとか(泣)。もうほんとやめて・・・ってこればっかりですいません。
およそ1ヶ月続いた美しい祭りは美しく幕を閉じて、今はもう兵どもが夢の跡、現実にびしっと目を向ける時が始まりました。とりあえず、9月1日まで成り行きがどう進むのか、パースローの言うところの「選手口座」の中身を確認しておきたいと思います。2010年の移籍取引は、認識では下記のようになっています。
●OUT
ドッセーナ・・・£4.7m ボロニン・・・£1.8m
ミハイロフ・・・£1.5m サン・ホセ・・・£2.6m ベナユン・・・£5.5m
合計:£16.1m
●IN
マキシ・・・フリー シェルベイ・・・£1.75m ヨバノビッチ・・・フリー
合計:1.75m
●差引き残高:£14.35m
これをきっちり使わせてくれるかどうか、見守っていこうと思います。
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無題
いかに、チームをまとめる選手がいなければ、優れた選手がいても無意味なんだって言うのは今回のw杯が、象徴してますよね。代表っていいよねー。修学旅行みたいじゃないですか!
日本代表も今回はJユースが少なかったって点で
みんなぶっちゃけたってのもあるらしいですよ。
みんな肖像権スターなのにね。常にチームに付いて回るくだらない噂や、クラブスキャンダルってのは実際現場にいる選手にとっては、あんまり関係ないのかもね。まあ、勝ったからってのもあるんだろうけど、余りにもみんなで笑いのネタにしてる所を見ると、ファンの心配ってのは実際選手には、あんまり関係ないのかも(笑)
とにかくレイナ素敵です!!
金に関してはさすがフニクラさん!ちゃんと監視しましょうね!!
Re:無題
ほんとですね!2年前のユーロの時も言っていたことですが、チーム内の雰囲気が本当にいいんでしょうね~。これは長丁場の大会を戦う上で非常に大切なことだと思います。2年前のユーロではスペインのロビンソンのドキュメンタリーがその辺を良くレポートしていて出色で、思わず日本語字幕つけて保存してしまったんですが、今回も作って欲しいなー。
レイナさすがです。この選手紹介も、字幕つけて保存したいです(笑)。でも本当はレッズでやってもらいたいですね。早くその日が来てほしー・・・。
金に関しては私うるさいですから(笑)。しっかり見て行きましょう!
無題
いつかレイナにもレッズのキャプテンマークを巻いてほしいですね。
あと、勝手なお願いなのですが、カシージャスが優勝した後、インタビュー無視して恋人と抱き合ってたと聞いたのですがそのときの動画見たいんですけど、どこかにありませんか?もし知っていたら教えていただけませんか?
Re:無題
↑もう山のように出回っていて見つけられたかもしれませんが、英語字幕のやつを。感極まってって感じで微笑ましいです。彼も優勝候補のキャプテンを任されて初戦でつまずき、その試合の自分のプレーも今一つでしたから、巨大なプレッシャーを背負っていたんでしょうね。彼の働きはチームを優勝に導くものでした。レイナがちょっと不憫ですが、まあ仕方ないですね。
W杯お疲れ様でした
レイナはホント天才ですね!!Wavin'Flagでマイクを向けられた時も、泣きマネして笑いとるし(笑)レッズでやらせてあげたいですね~。出番が終わったら座って休んでたのも笑いました。
ナバスをおんぶしてそのままリバプールに連れてきちゃえ!
カシージャスを茶化してたところは「カシージャス!キスしろ!」って言ってたみたいです(笑)
彼はセレモニーでユーロの時も後ろでドリンク飲んでたし、今回も端っこに微笑ましく眺めて座ってたし、本当にシャイというかああいうのは苦手なんですね
選手口座
さり気無くイタンジェがメルウッドに戻って来てますよね。契約年数覚えてないですが今居るって事はまだ残ってるのかな?だとしたら彼が1.5m位?
カバリエリもいい選手ですが出場機会求めてるし出て行きそうで2.5m位?
エルザールは3mいくかな?
インスーア…が、5mか…
これをフニクラさん計算と足すと28.1mで、左SB(フィゲロア)
ユーティリティーで左SBもそつなくこなせる選手(ウィルソン獲って彼かアッガーとか?)
引かれた相手でも崩せるドリブラー(アルダ?)
最低でも現状ならこの三人は必要じゃないかと思うんですけど、ホジソンにどんだけ回って来るかですね
マスチェがどうなるかでまた変わりますけど
ハ、ハミルを…
Re:W杯お疲れ様でした
>カシージャスを茶化してたところは「カシージャス!キスしろ!」って言ってたみたいです(笑)
なるほど、インタビューでキスしたのを茶化してたんですね。これは彼が代表にいる限りずっと言われ続けるだろうなあ・・・。早く結婚しちゃえ。
イタンジュは出る出ると言われながらずっと残っているんですよね。個人的な契約条項が合わないのか、契約はいつまであるんだろう。カバリエリが出て行くとなると、セカンドキーパーは誰か必要でしょう。さすがにまだグラクシをセカンドってわけに行かないですしね。できれば残って欲しいです。
左はいちおうケリーやダービーもできるんですよね。どの程度かは未知数ですが、フィゲロアにウィルソンも加わればなんとかなる・・・かも?でもやっぱりインスーア放出はいやだーーー!
後はトーレスのバックアップにフォワード1人、これは絶対に必要だと思います。高さよりもスピードあって体の強い選手が欲しいなあ。