公式HPによると、スタジアム建設がリバプール市議会に承認され、LFCは建設会社Laing O'Rourkeに許可された作業を開始するよう指示しました。作業は6月23日より開始しました。許可されたスタジアムは60,000人収容ですが、計画が承認されれば73,000人まで拡張が可能だそうです。スタジアムは2011/12シーズン開幕にオープン予定。オーナーがコメントをしています。
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●ジレット
(公式HP)「これはクラブにとって非常に画期的な節目であり、デザインが完全に承認されて現場に移れることを喜んでいる。我々はデザインの詳細を詰めるためにこの6ヶ月間懸命な努力を続けて来たが、これはファンにとって、新LFCスタジアムが建設されるという最初の明確な証拠となる。
スタジアムのデザインはユニークで、リバプールFCのスタジアムを世界に知らしめるものになるだろう。18,000席のKOPスタンドを組み込み、我々は試合の日のスタジアムが、騒々しい、アンフィールドのような雰囲気になることを望んでいる。」
●ヒックス
「我々は、地域のより広域に渡る再生の一環として、新LFCスタジアムの重要性を認識している。我々は6ヶ月間に渡っての市議会のスタンリー・パークの変換と、アンフィールド・ブレックフィールド地域の住宅改修に注目して来た。今は、クラブが計画の完全な承認を受け、許可された作業を開始して地域振興に加われることを喜んでいる。」
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資金が確保できていない中で、この発表を100%信頼しているファンがどれくらいいるのか、個人的には非常に疑問です。自分たちがさんざん計画を遅らせていながら、まるで市議会が承認していなかったから今まで着手できなかったんだというような言いよう・・・。
現地のフォーラムを覗いてみたら、「許可された作業('enabling work')」ってそもそも何だ?という疑問が出ていました。「電動草刈機で草を刈るのでは?」「いや、草刈機を借りるのに金がかかるだろう」「秋になったら落ち葉掃除もあるね」などというやり取りが笑えました。「計画が実行に移ったらオーナーが長くいることになるじゃないか」と落胆した意見もあります。もちろん、「エミレーツ建設だって最初は随分恐ろしい話が出ていたけど、ちゃんと実現したよ」というようなポジティブな意見もあります。
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