ラファの退任発表直前の、トニー・バレットのチャットバレット:こんにちはみなさん、間違いなく忙しくなるこのウェブチャットへようこそ。まず最初に謝罪します・・・今回はいつもと違って45分しか時間がありません。ご想像の通り、今日はいろんなことが起きているからです。しかし我慢していただければ、私は出来る限り多くの質問にお答えします。
Matt:ラファがこの解雇手当を拒否する見込みはありますか?そうなるとは思いません、Matt。一度監督が役員会からこういうオファーがされたら、彼のポジションは非常に薄弱なものになります。ベニテスは出て行きますし、それが今日発表されるのはほぼ確実です。
Andy:トニー、ラファの後継者選定に関して、現在の執行部に対してあなたはどれくらいの信頼を置いていますか?誰が来ようとその人物は、これまでの12ヶ月間ラファの進歩を押さえつけて来たような、アメリカ人オーナーたちの窒息死するような状況の下で働くことになるのはほぼ確実です。一部のサポーターたちはその事実に目覚める必要があると思いませんか?良い質問です、Andy。リバプールの役員会を見渡してみれば、クラブに来てからこれまで何一つ正しいことをしておらず非難の的となっている2人のオーナー、ずっとキャリアを株式の世界で過ごして来てフットボールの世界に入って1年という経営担当取締役、そして商業担当取締役と財務担当取締役です。彼らには、フットボールの世界についてはるかに経験と知識を持ち、監督探しに信頼性をもたらすことのできる誰かが必要です。
John Roache:マーティン・オニールが本命候補なのか、それともH&Gはどこか別のところを探していますか?それと、H&Gが監督を決めるのか、それとも新会長であるブロートン、またはパースローが決めるんですか?彼らはこれまでほとんど何も役に立っていません。マーティン・オニールは候補の1人になるでしょうが、それは彼が短期契約を受け入れるつもりがあるならです。長期契約のオファーはないでしょう。
Wayne:トニー、英国のリバプールファンの中に今度のワールドカップでスペイン代表を応援している人たちがいることを、あなたはどう思いますか?自国の代表チームより、LFCのスペインの影響のためです。イングランド代表監督はイタリア人で、英国のクリケットチームが南アフリカ人に支配されていれば、フットボールサポーターにも国境に対して無頓着になるのは許されます。
トニー、ラファの退任はリバプールのスター選手たちの今後に影響を及ぼすでしょうか?彼らを包み込んでいる不確実性は、これによってさらに増すでしょう。ラファの退任のせいで選手たちが離れるとは全く思っていませんが、不確実性が増すことで、自分たちも去るべきだと考える選手たちはいるでしょうね。
Kamal:選手たちの圧力があって、ラファが退任のオファーを受けたというのは本当ですか?こんにちはKamal、その作り話は今は馬鹿げたレベルにまで広がっています。私は今日ベテランのリバプール選手と話をしました。オーナーたちへの批判を公言している選手です。彼が私に言ったのは、ドレッシングルームは他のどことも何も変わらないということです。ベニテスを嫌いな選手たちはいます。ベニテスを好きな選手たちもいます。そして、自分がチームに入るか、あるいは結果が出ているかどうかで監督に対する意見を変える選手たちもいます。
Zerin:サミー・リーは残りますか?そう願っています、Zerin。今のリバプールには、クラブのためを思う人物が大勢必要です。そしてサミー・リーは間違いなくそういう人物です。
(質問内容不明)ほとんどのジャーナリズムというのは、人が考えているほどミステリアスではありませんよ、Mr Corless。ベニテスの将来に関するうわさは昨日の間中駆け巡っており、最終的にはジグソーパズルを組み立てるようなものでした。
Tony:トニー、シーズンの間中ずっとリークを続けていたクラブの「情報筋」は、ラファの評判を傷つけるという使命を達成したんでしょうか?そしてもっと大事なことですが、彼らはラファを追い出すのに成功するでしょうか?こんにちはTony、これまでの12ヶ月間、リバプールはぞっとするような汚れた場所でした、それは間違いありません。私は、クラブが何とかしてかつてはモットーであった尊厳を取り戻してくれることをただ願っています。しかしあまり期待はしていません。
Deane:ケニーが彼の伝説的立場を危険にさらしてまで、この臨時つなぎの仕事を引き受けるのは賢明だと思いますか?こんにちはDeane、大勢の人たちがあなた同様ケニー・ダルグリッシュのことを聞いています。この質問に私が答えられるのは、臨時の後任としてはダルグリッシュは適当と思えるし、彼はクリスティアン・パースローから高く評価され・・・そして非常に近しいということです。
Scott:この10人が来シーズンもいる可能性を教えてください。その10人の選手リストはこちらで受け取れないんですが、おそらくこの選手だろうと予想してお答えしましょう。
トーレス・・・3/10
ジェラード・・・5/10
レイナ・・・9/10
マスチェラーノ・・・3/10
キャラガー・・・10/10
そして幸運を祈る人物:デゲン:願わくは0/10
D TULLYD TULLY:トニー、ラファにとって事態が悪い方に向かい始めた時をピンポイントで指摘するなら、少なくともプレー面に関して言えば、2008年の夏にバリーとアロンソを交換しようとしたこと、そしてロビー・キーンを獲得して失敗したことでしょうか?リバプールがピッチ上で非常に大きな問題に直面していると私が初めて感じたのは、昨年のプレシーズンマッチ、対エスパニョール戦でした。あの夜の彼らは本当にひどく、それは単になまっているからではありませんでした。3-0の敗戦でしのげたのはラッキーで、その時の問題の多くは、シーズンを通して繰り返し現われました。
(質問内容不明)アカデミーのスタッフは影響を受けるべきではありません。彼らはファーストチームの監督がどうかではなく、彼らの仕事内容で評価されるべきです。過去12ヶ月に渡っての進歩が見るべき全てであり、アカデミー・レベルで行われている良い仕事を危険にさらすのは、あまりにも馬鹿げています。問題は、ベニテスによって連れてこられた人々が、彼が退任しても残りたいと思うかどうかです。
Rashid:前回のように、あなたはおそらくこの質問には答えないでしょう、トニー。しかし、その前のシーズンは2位でフィニッシュしたチームが、19敗してそのうちリーグで11敗です・・・£17mをポンコツのために使い、さらに£17mを、我々がもっと必要としていたストライカーではなく右サイドバックに使いました。そして、この6年間我々の10分の1の資金しか使っていないチームに敗れたんです・・・それでも彼は首になりませんか?LFCのファンは「一つの戦いに敗れた(※下の記事の内容についてです)」んですか?記事を書いてもらうためにラファはあなたに金を払っているんですか、トニー?あなたが腕のいい弁護士を雇うことを願います、Rashid。ジャーナリストを金銭を受け取っていると非難するのは、明白な侮辱です。特に、私はベニテスの退任はリバプールファンが戦いに敗れたとは言っていません。彼が戦いに敗れたと言ったんです。それ以外のあなたの批判は正当です。
Leonmc:トニー、管理のミスには目をつぶって、クラブの失敗を全てラファのせいにしている元リバプール選手たちの矛盾を、あなたはどう感じていますか?私の考えでは、もしも彼らが心からクラブを愛しているのなら、正々堂々と発言するだろうと思います。
vancouver:トーレス残留の可能性は3/10だそうですね。彼はどこに行くと思いますか?これから数日、あるいは数週間のうちに、チェルシーの関心は固まると思います。
Bren:ハイ、トニー。役員会がベニテスに対して不満を感じたのは、彼のフットボールスタイルも影響していると思いますか?攻撃的なフットボールをする誰かを連れてくるつもりか、それとも全く関係はないですか?(ベニテスについての私の一番の不満は、国内リーグで彼が慎重すぎる面白みのないフットボールをしていたことです。)そのフットボールスタイルは、昨シーズンは明らかに全く良くありませんでしたし、それが今回の決定の要素であったことは間違いありません。私論では、今のクラブの残念な状態と財政状況を考えれば、フットボールスタイルは現在の懸念に関して取るに足らないことです。
john:トーレスに対するチェルシーの関心は、間違いなくブロートンに利害の対立をもたらしますね。私はあなたの意見に同感です、John。
steve from oz:ファンはあらゆる人物に落胆させられています・・・ジャーナリスト、選手、オーナー、そしてスーツ組・・・このLFCファミリーに本物の圧力はかかっていないんでしょうか?残念ながらそれはありません、steve。私が聞き続けている情報によれば、クラブ売却の進行状況にRBSが不満をつのらせているそうです。
max:ラファの引退会見が開かれる可能性はありますか?ラファは静かに去るつもりだと思いますから、記者会見は開かれないでしょう。それはもちろん残念なことです。
Dave:ブロートンがチェルシーの年間優秀選手の表彰式に出席したのは、恥ずかしいことだと思いませんか、トニー!もちろん無分別だったと私は思っています、Dave。非常勤であろうとなかろうと、リバプールの会長が他のクラブのシーズン終了パーティーに出席すべきではありません。
Rafa Benitez:私は首かい?????いいえラファ、あなたは合意の上の退任ですよ!
David:RBSは負債の返済を要求しないんですか?RBSがするべきことはそれです、David。まず始めにこの混乱を作り出した人物の手から、彼らはこの悲しい状況を取り上げる必要があります。
Marcus:リバプールファンにとって何か良いニュースが、少しでもありませんか?マージーサイドには日が射しています。それ以外は絶え間ない寒風が吹いています。それより良いことが言えなくて申し訳ないです、Marcus。
Tom Hicks:トニー、私がクラブを買い取ってからこのクラブのステータスははるかに上がった、君はそれに賛成かね?その通りですトム。これまでになくね。負債が£351mというのはクラブが最高の状態にあるということです。あなたがご自分の努力の成果を見るために最近リバプールに来ていないのは、残念です。ここの人たちはあなたを愛していますよ。
George Gillettのママ:私の息子を見かけなかった?どこにも姿が見えないのよ。クラブに来てください、ミセス・ジレット。あなたの息子さんの管理人がどこにいるのか、それを知りたがっている人がここには大勢います。
Dave Maddock:君は僕の髪に嫉妬しているだろう?言うまでもありません。
Gautham G:トーレスはこれまで何度もクラブに対する愛情を公言して来たのに、その彼が別のイングランドのクラブであるチェルシーに行くと、あなたは本気で思っているんですか?今のトーレスがどれほどフラストレーションと不満を抱えているか、それを過小評価はできません。彼は決して来ない投資の話を聞かされ続けているんです。
Rory Smith:僕の髪ほど嫉妬してはいないだろう?髪の毛に関しては過大評価ですね。何にせよ、君はヨークシャーでなんとかふさふさのままでいる唯一の人間じゃないかな。
Chris:トーレスと直接話をしているんですか?あなたの情報は直接のものか、それとも状況からの推論ですか?こんにちはChris、ええ、私は彼と直接話しています。
Platty:ベニテス氏の後任を、オーナーたちはもうすでに選んでいますか?こんにちはPlatty、私の理解しているところでは、まだ誰も後任はリストアップされていません。
Bryan:なぜ短期契約しかオファーされないんでしょうか?こんにちはBryan、クラブは中途半端な状況にあり、売却プロセスに影響を及ぼす長期契約はできないのです。
今日の午後はこれで終わりです。質問を下さった方、本当にありがとう。そしてほんのわずかの質問にしか答えられずに本当にすみませんでした。私たちはREDとして、ラファ・ベニテスの時代が終わったことを受け止めていると思います。公式声明は間もなくでしょう。
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アンフィールドでクラブはもうこれ以上ラファ・ベニテスを望んでいないことが、今は明らかになった。整理しておきたい問題が2、3ある・・・(Guillem Balague)先週のデイリー・ミラー紙に掲載されたインタビューの中で、ラファは私に状況を前進させる決意を語った。彼は留まりたいと言った。期待に応えられなかった理由を挙げ、クラブでの彼の好記録を弁護した。しかしながら、警告はあった。「もし彼が許すなら」自分は留まると彼は言った。それは許されず、クラブは状況が停滞していると感じている。
ラファは、自分は本当に留まりたいが多くの障害があると私に語った。クラブの全員が彼を支持しているわけではない、そう彼がはっきりと感じている印象を私は受けた。落胆と不満のシーズンについて非難を浴びせ、彼が出て行くことを嬉しく思う人間が大勢いると。このチームの結果が、ハッチバックのファミリーカーでレースに参加するという財政状況の帰着だと認める代わりに、彼らはフェラーリの結果を求める・・・しかしラファは、クラブの選手たちについては何も語りはしなかった。
では、盛んに報じられているような選手の圧力が今回の背景にあったのか?私は、クラブの圧力の結果だと思う。クラブの上層部にいる人間が、監督をとどめておくことには意味がないと決断した。彼は非難の受け手となるたやすい選択肢だ。
キープレーヤーと彼の関係が完全に崩壊しているという報道は間違いだ。例えば、先週の土曜のスティーブン・ジェラードの誕生日に、彼は電話をかけて20分間話をした。もしジェラードが移籍を真剣に考えているのなら、それはラファが原因ではなく、クラブを運営する人間から果たされない約束をあまりにも多くされてきたためだ。リバプールのキャプテンは、タイトルを争うためにはどこか他の場所へ行かなければならない、そう感じているかもしれない。ジェラードのような選ばれた選手にとっては、タイトルがキャリアを決める。そして彼はプロフェッショナルとしての人生のほとんどをリバプールに捧げて来た・・・理解できることだが、クラブが正しい方向に進んでいないために、彼は移籍を考えている。
ジェラードには英国のクラブから4つオファーが来ており、レアル・マドリーとの会話も行われている。モウリーニョはランパードかジェラードと一緒に仕事をしたいと強く望んでおり、モウリーニョがレアル・マドリーの会長を説得して資金を調達できれば、彼らのどちらか1人にオファーが出されるだろう。ジェラードとラファの長い関係が完全にプロフェッショナルなものであったとしても、彼はラファに対して悪感情は持っていなかった。これは以前にも言ったことがある私の意見だが、ラファの徹底的な手法というのは、2、3年ごとに選手の定期的な入れ替えを必要とする・・・彼らのポテンシャルをフルに引き出すために。
しかし、ラファと彼の選手たちの距離に関する報道は、ことさらに誇張されていた。仮に彼が選手たちの親友ではないとしても、それが退任の最終的な理由ではなかった。ライアン・バベルが先週、彼のワールドカップオランダ代表のポジションを脅かす負傷の恐怖におびえていた時、ラファはすぐに彼に電話をかけて支援した。
ファーストチームにレギュラーで出られていない選手たちが、完全に満足していないのは事実である。しかし、どのクラブのどの監督でもそれは当たり前のことだ。そして、それを不満が監督に対する反感を結集させていると言うには、とてつもない想像力の飛躍が必要だ。キープレーヤーたちから私が受けている印象では、彼らは選手たち対ベニテスと考える人々のことを嫌っている。7位で終わったこと、4年間無冠であること、すべてにおいて変わらないことには・・・そしてほどんと変わらないという感覚が膨れて行く、そのことにむしろフラストレーションを感じている。
これは私の主観で結果論だが、もしベニテスがカップ戦への挑戦にも挑むのではなく全てをプレミアリーグ優勝の方に集中させていれば、おそらく彼のリバプールでの物語は違っていただろうと思う。今のクラブの状況と資源の中でアンフィールドにリーグタイトルをもたらしていたら、クラブ、ファン、メディアからものすごい賞賛を浴びていただろう。
しかしながら、彼がリバプールの監督として最後のインタビューの中で私に同意したように、彼がリバプールに在籍した6年間、マンチェスター・ユナイテッドは1シーズン平均83ポイント、チェルシーは77.8ポイント、アーセナルは77ポイントだった・・・そしてそのシーズンのうちで2度、リバプールは彼らのシーズンポイント記録を破った・・・2006年に82ポイント、2009年に86ポイント。しかし、それでもまだ十分ではなかったようだ。
では次は?
退任で合意に達するのは容易ではないだろう。ラファはサルディニア島で休暇を続けるだろうし、一方で弁護士たちは話し合いをしている・・・そして£3mというオファーは十分ではないかもしれない・・・
ベニテスのベストの選択肢はユベントスだった。彼はそれを熟慮したが、完全に納得はしなかった。彼は、アンフィールドに留まって仕事を完了させるチャンスがあると感じていたからだ。インテルは最も可能性のある選択肢だが、全てを勝ち取ったばかりの年齢の高い選手たちを抱えたクラブを監督する仕事は、あまり魅力的な挑戦とは言えない。
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トーレスの将来はベニテスとは無関係(Guillem Balague)アンフィールドの選手の圧力ということが盛んに報道され続け、ラファがクラブを去る間際という状況で、フェルナンド・トーレスの将来が再び注目を浴びている。
しかしながら、フェルナンド・トーレスのアンフィールドでの将来はラファエル・ベニテスとは関係がない、それは100%明白である。言い換えれば、監督の退任は、トーレスが残るかどうかには影響しないだろう。
トーレスは、リバプールFCが向かっている方向のことをもっと気にしている。彼はラファが優れた監督であると信じているが、この選手は、盛んに言われていた選手の不安などという話からは距離を置いて来た。トーレスが疑問を抱いているのは彼自身のリバプールでの将来であり、それはベニテスではなく、クラブそのものの将来(オーナーシップ、方向性、財政など)に関係している。
マンチェスター・シティは彼を欲しがっているが、オファーがどんなものであろうと、トーレスは彼らを拒絶するだろうと私は思っている。ユベントスとインテルからも興味を持たれている・・・しかし、そのいずれにもトーレスはおそらくNOと言うだろう。しかしながら、もしもチェルシーが真剣なオファーを出してきたら、それは話が違って来るかもしれない。
さらに、今月はカンプノウで選挙がある。バルセロナ次期会長の有力候補であるサンドロ・ルセーは、もしイブラヒモビッチを売却し、アーセナルとのセスク・ファブレガスの取引が合意に達しなければ、真剣にトーレス獲得へと動くかもしれない。
しかしながら現時点での状況では、フェルナンド・トーレスはアンフィールドに残留しそうである。だが彼は、スティーブン・ジェラードが移籍しないことを切実に願っている。
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一つの戦いに敗れた。今アンフィールドは、文字通りその魂を賭けた戦いを始めなければならない(タイムズ紙/トニー・バレット)ラファエル・ベニテス時代の終焉で始まるものは、英国で最も成功を収めたフットボールクラブの近年の歴史上、最も苦しくなる恐れのある、そして間違いなく最も重要な夏の始まりでもある。なだれ打つベニテスのリバプールでのキャリアの死亡記事に立ちはだかっているものは、このスペイン人をシャンクリーゲートから立ち去るよう説得するために必要な資金を、このクラブが集めることができるかどうか、その交渉結果である。
今回ばかりは、彼らの金銭面での弱点が彼らの強みにもなるかもしれない。過去3回の移籍市場で彼らが財布のひもを締めたことで、アンフィールドにどれだけ現金が不足しており、それゆえにベニテスが自分の期待をどれほど抑えなければならないか、彼は良くわかっているからだ。
彼の体制に対する重役室のサポートは消え去っており、ドレッシングルームの中にも彼の昨シーズンのパフォーマンスにしらけ切っている人間たちがおり、彼らはベニテスが退任しても涙を流さないだろうということも彼はわかっている。
ベニテスは戦いに関する彼の愛情を口にすることが好きで、それは彼が賞賛するリバプールの人々の特性でもある。しかし今回の戦いは、彼を超えているように見える。
解任時の退職金についての話し合いはすでに始まっており、ベニテスが来季に指揮を執るためには、全てにおいて奇跡が必要とされる。2005年のイスタンブールで、リバプールが理屈をものともせずにACミランをねじ伏せ、5度目のヨーロピアンカップを掲げた、彼のキャリアの中で最もすばらしいあの夜のように。
その決して忘れることのない夜の記念日は先週のことで、ベニテスはリバプール・エンパイアシアターで開催されたOne Night In Istanbulショーの中でステージでダンスを踊った。少なくとも今は、彼は自分のリンボー・ダンサーとしての日々はほとんど終わりを迎えていることを知るだろう。残っているのは、彼の退任条件について合意に至ることだけだ。そして、他のクラブのポストに就任するのは自由になるだろう。インテルが最もありそうな候補だ。
しかし、それはリバプールの現在の苦境の全てを物語っている。この監督交代は、トム・ヒックスとジョージ・ジレット・ジュニアのオーナーシップの下で方向性を見失い、自尊心崩壊の危機にあるクラブに、さらに多くの疑問を投げかけるだろう。
まず最初の疑問だ。いったい正気の誰が、リバプールの仕事を引き受けるだろうか?かつては英国で最もすばらしいポジションにあったクラブの一つではあるが、現在は、そこを引き受ける監督は、負債に悩まされ、売りに出され、選手獲得をする予算もままならず、オーバーホールが必要な選手層を抱え、先行きの不安だけが確実というクラブを率いる覚悟をしなければならないのである。
次に、選手についての疑問だ。フェルナンド・トーレスとスティーブン・ジェラードのような選手たちを残留させるためには、ベニテスが去ることだという意見が長い間言われていた。これからの数週間、あるいは数ヶ月で、そのような理論が正しかったのかどうかが証明されるだろう。しかし一つ、確実なことがある・・・世界最高の選手たちによって敷かれた過酷な水準にベニテスの後任が応えることができなければ、彼らはそういう監督たちを誇るクラブへと移って行くだろう。そして、ジョゼ・モウリーニョ率いるレアル・マドリーはジェラードを追いかけ、カルロ・アンチェロッティ率いるチェルシーはトーレスを欲しがっており、リバプールは彼らの貴重な財産をしっかりと手の中に残しておくためには、大仕事をしなければならないだろう。
理想的なシナリオは、ケビン・キーガンやケニー・ダルグリッシュの写真を中東の自分の部屋の壁に飾って成長した情け深い億万長者が現れ、ヒックスとジレットの手からクラブを取り上げ、彼らの作った£351mの負債を一掃して、スタンリー・パークの新スタジアム建設に着手することだろう。
残念ながら、リバプールが理想の世界に住んでいたのはもうかなり昔のことである。彼らのファンができるのは、心に希望のみを抱きつつ、足を引きずり進んで行くだけだ。この競技の歴史上最も悲惨な悲劇の2つにみまわれたクラブにとっては、これをどん底というのは大げさだろう。しかし同時に、リバプールがこれまで耐え忍んで来た最も辛い試練の時のひとつと表現しなければ、それは控え目と言えるだろう。
現在の苦境についての非難は分散され、あるところに非難が向けられ、続いて逆襲がされる、それはトーレスのゴールのように頻繁に起きるだろう・・・とにかく、これがリバプールの新方式(※the new Liverpool way)だ。クラブの内輪の恥を人前にさらすことが、彼らのライバルが彼らを追い抜く希望を持つよりもさらにわずかだった日々は、遠い昔のことになってしまった。
この崩壊しつつあるクラブの瓦礫から統一された力を生み出し、大儀のためにあらゆるものを一つにまとめることができなければならない。ヒックスとジレットの存在はそれをさらに困難なものにするが、もしそれが・・・リバプール・フットボールクラブを救うことができれば・・・それに関わった人間は誰であろうと、レジェンドの地位に値するだろう。
過去20年間、リバプールは毎回夏ごとに英国チャンピオンの地位を取り戻したいと切望し、毎回その使命に失敗を繰り返して来た。
今回の彼らの前にある状況はさらに極度に厳しく、彼らの魂と意識の両面を取り戻すというさらに重大なチャレンジに直面している。その戦線での敗北は、考えることすらできない。
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あれもこれもと訳したので、非常ーーーに長くなってしまいました。しかしどれも、できればレッズを応援する方には読んでいただきたいと思ったので・・・ここまでたどり着いてくださった方に感謝します。ありがとうございます。
とにかく今は悲しい、その一言です。昨日の記事を知った時点でこれはもうだめだとは思っていたんですが、0.01%の逆転を、バレット記者の言うミラクルをどこかで期待している自分がいました。しかし叶わなかった。監督としての彼自身に期待を抱いていましたが、それ以上に、こんな風に後足で砂をかけるように彼を追い出すことになってしまったのが残念でなりません。奥さんと2人の娘さんは英国市民権を取ったばかりでした。
昨季の成績は、監督の責任が問われて当然のものでした。クラブが健全な状態で次の適切な監督を連れて来られるのなら、とっくに首が飛んでいたでしょう。しかし今は監督のあてはなし、招聘できる資金もなし、そんな中でなぜクラブが手切れ金まで出して強引に彼の首を切ったのか、そこには何の方向性も光もなく、暗闇しか見えません。これでどうやってファンに、選手たちに前を見ろというのか?危機感を募らせるのは自然なことだと思います。
バレット記者のチャットはシビアな内容ながら、それでもところどころにちょっとしたジョークが入っています。髪のことでのやり取りは、深刻な状況で追っていたのに思わず笑いました。これを投稿した名前が「Dave Maddock」というところがミソで、彼はミラー紙のマージーサイド担当記者で、「上の情報筋」パースローからのリークを受けて、ラファが選手と上手く行っていない等々のネガティブな記事をずっと掲載し続けていた人物(※フサフサ)です。今回のラファの解任報道をいち早く抜いたのはタイムズ紙とミラー紙の二つで、「タイムズ紙はバレットの内部ソースから、ミラー紙はパースローから」というのがファンの認識です。この記者は
「選手の圧力、ラファを追い出す」とタイトルを銘打った記事を出しましたが、早速「完全にごみくず」とか「朝からご苦労さんですデイビッド」といった暖かいコメントを頂戴しています。レッズファンは良くわかっていますからこういうネガティブキャンペーンを信じなかったでしょうが、最終的にラファは彼らとの闘争に敗れました(無念)。そういう経緯を踏まえて、それをバレットのつるつる頭に絡めて軽ーく皮肉をこめて投稿するファン、それをさらっと流すバレット、そういうなんだかスカウスっぽいやり取りが好きです。その後出てくるRory Smithはテレグラフ紙のスポーツ記者で、彼はなかなか良い記事を書く人です(※やっぱりフサフサ)。
ファンのみなさんがラファについて思っていることはそれぞれで、どれもリバプールが本当に好きだという気持ちから来ていることは疑いようがありません。ですからどんなご意見も否定するつもりはありません。彼の手腕についての評価はいろんな見方があるでしょうし、これが正しいとか、間違っているということもありません。私はただ、チームのためにファンのために上層部とひたすら戦い、大人しくしていれば延命できたかもしれないものを1ペニーでも引き出すために強情張って、変なうわさを流されたりプレスから叩かれたり、それでもリバプールにいたいと願い続けていた彼を失ったことが無念です。単なる喧嘩好きのぽっちゃりおじさんかもしれないですが。
バレットはこれからが戦いだと言っています。その通りです。頑張ってファンを代弁してくれていたラファは去り、これからクラブは一体誰の手でどこへ進むのか。早速現地のファンたちは、「ラファのためではなくクラブの将来のために」昨日アンフィールドで抗議行動を行いました。でもアメリカの国旗は燃やしちゃいけません。
そして選手たちはどうなるのか?心配の種はすごい勢いで芽を出しています。トーレスは?マスチェラーノは?私としては、彼らがどういう選択をしようと、それをプロフェッショナルの決断と歯をくいしばって受け止めるつもりです。そして、キャプテンだけはだめだと思い続けていましたが、ここに及んでその気持ちも変わりました。リバプールFCは何があろうと死にません。しかし、選手たちには確実に寿命がやって来ます。私は彼は世界一のMFだと思っているし、その才能にふさわしい栄光を掴んでもらいたい。後悔のないキャリアを全うしてもらいたいと思います。それを彼の生まれ育った愛するクラブが与えることができないのなら、そして彼が決断をするなら、赤いシャツを白に変えることもやむなしと受け入れます。考えるだけで本気で涙が出るんですけどね~。
トーレスがアトレティコを去った時のファンの気持ちが、今となって少しばかりわかるようになりました。彼が
「人生で教わった」とまで言う、マドリーの空港で彼を見送った見知らぬ老人のような気持ちを私も持ちたいと思います。ただ、トーレスがアンフィールドで受け取ったようなサポーターの愛情は、キャプテンはベルナベウでは決して得られないでしょう。マドリーからオファーが実際に来たとしたら、オーウェンによくよく相談にのってもらいたいです。
なんだか言いたいことが多すぎでこのままではいつまでも終わらないような気が・・・最後に、たくさんの夢と記憶を貰ったラファに、ありがとうと言いたいです。これまで本当に、良く頑張ってくれました。これからの監督キャリアが、輝かしいものになることを心から祈ります。YNWA。
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無題
同感です。
昨日から、最悪の気分です。負債は莫大で、会計は不透明。具体的な進展がみられる投資家もなし。ただの貧乏だというのならあきらめもつきましょう。
この状況では、監督を代えるという手段が効果的だとは思えません。フニクラさんが仰るとおり、
未来の不透明さが際立つことで、選手に動揺を与えるでしょうね。
ニューカッスルのようになるのも、時間の問題かもしれません。
ああ、ラファがこんな形でクラブを去ることになろうとは。メモばっかり取ってる、フットボール狂の、類まれなる戦術家、太った偏屈スペイン人が好きでした。
今までありがとう、ラファ。成功を祈っています。
Re:無題
ニューカッスルかあ。なんだかんだ言って、彼らもあの袋叩きのオーナーのまま1年でカムバックしましたね。でも彼は別に莫大な借金があったわけでなく、その運営を批判されていたんですよね。ニューカッスルならいいけどリーズ・・・むにゃむにゃむにゃ・・・。
>メモばっかり取ってる、フットボール狂の、類まれなる戦術家、太った偏屈スペイン人が好きでした。
ジャスト、私の思っていることそのものです。また涙腺が・・・ううう・・・。愛すべき偏屈オヤジでした。もう彼はいないんですね。
無題
彼の指揮するリバプールからのファンなので、
悲しいです。
この苦しい状況をクラブの為にラファとコーチ陣、選手とファンが一丸となって
死にものぐるいでミラクルを起こしてほしかった・見たかった、そう妄想していましたが・・・残念。
しばらくは諸行無常の響きに耐えられません、
双方合意という事、ラファの意見を尊重しますが、
現時点、そして今考えられるクラブの未来は
曇天に曇天の上塗りで暗く、次の嵐を待っているように思います。
選手の決断、新監督、新オーナー、新しいチーム・・・
新しい道はとても歩きやすそうにないなぁ。
だからか、訳文のスカウスの皮肉もこんな時には嬉しいくらい響きます。
ぐちぐちスイマセン。ラファ、本当にありがとう。
こんな時だけどLFCがすごく好きだと改めて実感。YNWA.
Re:無題
Ozoneさんも私もクラブの近年で一番良い時を経験して、そして今最悪の時を迎えるのかもしれませんが、後で考えたら「あの時に一番LFCのすばらしさを知った」と言える日が来るかもしれない、いや絶対そうなると思います!その時には、黄金期を迎えてからファンになった人たちに「君たち甘いな、あの時はだね・・・」とエラソーに語ってやりましょう^^。
無題
いつも楽しく読ませてもらってます
かなり長かったですが、いつの間にか全部読んでしまっていました
私はラファ政権になってすぐにファンになったので今回のニュースは本当につらいです。思わず学校を早退してしまいました・・・
ラファのコメントは短かったですが、本当にチームを愛してくれていたのをひしひしと感じました。朝読んだ時は泣きたくなりました。ファンだけではなくラファも決して一人ではないですよね?
Re:無題
今日はちゃんと学校に行ってますか?私もシブシブ職場でがんばります^^;
ラファも決して一人ではないです。今までもそしてこれからもずっと、彼はクラブのレジェンドの一人です。それに私たちも一人じゃないですね。クラブのことを考えてなんとかしよう、なんとかしたいと思っている人たちが、世界中に大勢いてくれます。
無題
昨日の深夜からいろいろ考えていて、
リバプールを本当に愛していると確信した一日でした。
ラファ大好きでした。たくさんの魔法をありがとう。
これからも頑張って下さい。
キャラが言うように残る奴は残るし〜。それで良いんだと思います。
さあ、前に進む時ですね。
何があろうとこれからも愛し続けます。
walk on!
Re:無題
>何があろうとこれからも愛し続けます。
こういう言葉を聞かせていただいて、本当に嬉しいし励みになります。
残りたいやつは残る、それでいいんですよね。そしてLFCは戦い続ける。それをほんのちっぽけな微力ながら支え続けて行きたい、そう思います。
無題
すべてはオーナーのせいなのに、周りの人が被害を受けるのが残念でなりません。ラファの家族も残念ですね。
トーレス、キャプテンなどが移籍しても、彼らもプロなので受け止めます。
クラブがどんなになろうとリバプールというクラブを愛しているので応援し続けます。未来が良くなることを願います。
いいたいことがありすぎます。このくらいで止めときます。
最後にラファありがとう。
Re:無題
未来が良くなることを祈りたいですね。今頼れるのはファンパワー、それだけです。そしてそのファンパワーにかけては世界一のクラブですから、絶対に何かを起こせるはず、そう信じています!!!
無題
イスタンブールを見て以来、いつかこの人ならきっとって・・・。
実際、よくやってくれました。どんどん可能性を感じるチームになっていったと思うし、確かにシーズンは悪かったけどラファじゃなくても同じだったろうことは誰しもわかってるはず。
くそぅ。でも、ラファのコメントにはほんとにレッズの事を考えてくれてたんだなぁって思います。
ついでにぼくはキャラ様のコメント聞いて以来、どんなに来シーズン大変でもチームに残るっていう人だけ居ればそれでいいやって思います。この環境でもレッズでやるっていう人応援したい。なによりもクラブ第一っす。
Re:無題
彼はレッズのことを考えてくれていましたよね。そうでなければ、他のビッグクラブからオファーが来ているのに「正気の誰が引き受けるのか」と言われるようなクラブの監督を続けていないと思います・・・ある意味奇特な人かも。
無題
これからはBalagueが言うようにJuveの監督になって、リバプールとの関係を深めてくれたらいいなと思います。
それにしても内部からのネガキャンなんてくだらなすぎます。リバプールに一番似合わない行為でしょうに。
Re:無題
ユーべは断っちゃったんですよね。好条件だったようだし大きなチャレンジだしラファはセリエ好きだし、上層部は受けてもらいたかったんだと思います。そうしたら違約金を払わないで済みますからね。でも受けなかったから、それでいたしかたなく今回の強攻策に出たんでしょう。残念です。
アッガーのコメント、教えていただいてありがとうございます!いいコメントですね。彼の話を読むといつも、賢い人だなと思います。最後の言葉はファンを代弁していますね。全く同感です。
無題
トッププレイヤーは幸せを感じているだけではダメです。
キャリアを通してそれ相応の栄冠を手にすることが必要だと思います。
キャプテンは今が一番のピークでしょうしね。
もし、ここだと栄冠にチャレンジする準備が出来ないなら
可能性のある場所に行くのもプロとしての正しい道です。
本当に出て行ってしまったら間違いなく打ちひしがれる事になりますが、
受け入れることは出来るだろうと思うよう決心しました。
ラファについてはただただ、悲しくて仕方ないです。
本当にリヴァプールを愛していた人だと思います。
今は、ありがとうって直接言いに行きたいです。。。
Re:無題
はい、おっしゃるとおりです。あと3年待てるなら選択肢はいろいろあるでしょうが、キャプテンはそこまで待てない。彼の選択を支持します。でも残ってくれるにせよ出て行くにせよ、どちらを取っても彼にとっては非常に辛い選択になるでしょうね。クラブに今まで全てを捧げて来たキャプテンをそういう辛い選択を迫るところまで追いつめている、そういう状況を作った現オーナーたちが許せんです!!!
無題
まさかと思っていましたが、本当にこんな日が来てしまいましたね。本当に本当に残念です。
前任のウリエが辞めたときもショックでした。若かりし時からレッズを愛してくれていた監督でしたし。今回もレッズに留まりたいというラファに引導を渡してしまうだなんて。
とにかく、ラファには感謝です。心からありがとうです。
特に年に2~3試合は、考えられないようなミラクルで完璧な試合を魅せてくれました。その試合は宝物です。
彼には再就職先が必ずあるでしょうから、そこでの幸運を祈ります。
前回の監督交代時は、交代直後からオーウェンが去りマーフィーが去り・・・と1年余りで、殆ど別のチームになってしまいました。
今回もそんな事になるんでしょうか?というより、そんな資金力もないでしょうから心配の必要もないのか?
っと、見えない未来を思い悩んでも仕方が無いですね。いまさら、未来が見えないからと言ってリバプールファンは止められんですしね。
私に出来る事は、これからもこれまでと同じように、このクラブをサポートし続けることです。
Re:無題
まさかでした。もう来季やるもんだと思い込んでいたので、寝耳に水でした。ウリエの時はある程度覚悟はあったし、クラブの状態が健全で、あくまでパフォーマンスに対する判断でしたからまだ良かったです。今回は本当にこの先どうなるかわからない、五里霧中の状態ですからね・・・誰が舵取りをするのかも定かではないし。
ラファはインテルですかね。できることなら選手は持って行かないでもらいたいですが、どうなるか。
無題
As I have said before, I am not comitting myself to Rafa, but to Liverpool FC. "
これはアッガーのコメントなんですが今の選手達の気持ちが良く分かると思います。
「ラファが辞めるなら、自分も出て行くということはない。」ただ、
"I hope the club knows what its doing."
無題
ラファに続いて、誰との別れが待っているのか想像したくは無いんですが、でも一年終って、そいつの満面の苦笑いと、キャラガーの勝ち誇った高笑いを見せて貰いたい。無謀な妄想です。
Re:無題
無題
欧州CL決勝を偶然テレビで観た2005年。あの時からファンになった私は、ラファのリバプールしか知らないんですよね(苦笑)
これからのレッズがどうなるかは分かりませんが、きっとファンの想いは変わらないはず。ありがとうラファ。
You'll never walk alone.
ラファに、選手に、そして世界中のリバプールを応援するファンに捧げます。
Re:無題
私もファン暦はフィンさんとほとんど変わりません。だからこんなクラブの危機を経験するのは初めてです。でもフィンさんのおっしゃる”You'll never walk alone. ”これがあれば大丈夫、そんな気持ちです。
無題
その理由は?
ラファ以上の監督をどうやって獲得するの?
いったいクラブをどうしたいの?
肝心の一番知りたいところが全く不透明なんですよね。
リバプールの伝統と誇りが傷つけられているようで、怒りがこみあげてきます。
もうホントにワールドカップどころじゃなくなっちゃいましたね。
選手にも影響しなきゃいいんですけど‥
最後に、ラファありがとう。
今後もラファ個人のファンで応援します。
Re:無題
ですねえ(ため息)。ファンたちのためにもワールドカップに出ている選手たちのためにも、せめてラファを解任する時には次のビジョンをしっかりと持って、すぐに後任を発表できるような体制を整えておいて欲しかった。「新監督探しのタイムスケジュールは設定していない」っていきなり公式で発表するところがなんとも・・・トホホです。まず解任ありきという感じですね。
しかも来季は、ELの予選があってなんと公式戦開始は来月なんです(!!!)。こうなってみれば6位を取れなかったのも痛いですね。
無題
一番の問題は、不正で、不道徳な事をして辞めさせたって事だと思います。しかも相手は、ずっと昔からのリバプールファンで、株屋。本来そんな事はしないはずの素晴らしいファン達が、国旗を燃やさなきゃいけない始末でしょ。新しい投資家を待ってるって時に。一番クラブを支える屋台骨であるはずの、地元のファンが敵対してるんじゃないでしょうか。だったら、誰が掃除するのか、チェルシーファンか?赤い血の流れた人たちか?って、その人たちがやってるんだから。。
後々、スキャンダルになりそうな感じさえ。。
こんにちは。
私はまだラファにありがとうすら言えない心境です。言おうとしたら悔しさでいっぱいになって。。涙しか出てこないし。。
クラブはラファの偉業は永遠に残るとか言ってますが、そんな事言われなくてもわかってます。
私はあんたたちがやった、ラファを解任した事が最悪の歴史のひとつとして永遠に残ると言いたい。
・・もう本当に悲しい(涙)
Re:こんにちは。
おっしゃるように、この一連の出来事はクラブの黒歴史としてのちのち語り告がれるようになるでしょう。私は絶対それを忘れません。そして、このことがREDSのファンの結束を一層強めたと言われるようになってもらいたい。あのヒルズボロの悲劇もそうしたファンたちですから、きっとできると思います!
無題
片時もサッカーから離れずレッズのことを考えない日はない・・今のラファがどんな状態なのかも心配です。どんな気持ちで選手達に伝えたのかな・・(泣)いづれは新しいクラブへと行くと思いますが・・・愛情を注いできたクラブから直ぐに切り替えることなんて出来ないのでは(泣けてきます・・;)
ただ、何処へいってもラファのことは応援したいですし、成功を祈っています。本当に感謝の言葉しかありません。ラファありがとうと心から言いたいです。
Re:無題
無題
そういえば、レドナップが監督候補にあがっているというニュースがありました。でも、俺はゾラが監督になるのではとにらんでます。
Re:無題
ゾラですか!彼はすごくいい人だし、前任者と違ってプレス受けもいいし。それにアクイラーニが喜びそうですね。
無題
お疲れ様、あんたのことマジで好きでしたあ
さようならああああああ
本当にありがとおおおおおおおお!
あっ、フニクラさんもお疲れさん
Re:無題
私もPoncotuさんと一緒に叫びます!
ラファ、大好きだったよおおおおおおおおお!
無題
推測ですが、ボードのメンバーはラファにこういう趣旨の事を言ったんでしょう。
”ラファ、我々は君にアルベロアとアロンソを売却した金を君に自由に使う事を許した。そして、君はアクイラーニと、ジョンソンを連れてきた。その結果どうなったかは、君が一番良くわかってるだろう。ラファ、辞めてくれ。いなくなってくれ。
君は頑固だ。言うことを全く聞かない。おまけに
太っている。リエラだって嫌いだって言ってるじゃないか。辞めてくれ。消えて欲しい。
財政状況を良く見て欲しい。君の求める補強資金なんか無い。アレは全てウソだ。マスチェラーノも売るつもりだ。あいつでは攻撃が作れない。
ラファ辞めてくれ。君はこの期に及んで、不労所得を我々に求めるのか?財政状況を見て欲しい。
そんな金があるなら、利息の支払いに当てたい。
君は我々を訴えるつもりか。そんな事をしたら、
君はKOPに後ろ指刺されるぞ。そんな事は望まないだろう。今のままなら君はレジェンドだ。だが金を求めてみろ。君の名は地に落ちる。このクラブの歴史にドロを塗ることになる。我々の小さい財布から、持っていくつもりか?我々は君よりずっと前から、ココのクラブのファンなんだ。ココのクラブとは我々だ。君は赤の他人だ。”
僕は彼を守る為にこう言います。
”太ってるのは認めよう。頑固なのも、戦術に固執するのも。ただ、アロンソは売りたかったわけじゃない。買ってきた選手が、結果を出すか出さないかは、ギャンブルなんだ。調子よさそうに見えても、ピークかもしれない。これから、上がると思っても、まだ下がるのかも知れない。でも、そういう事に左右されず、選手を観察するべきなんだ。何より、一年前に、彼にこれからの5年を託したんじゃないのか。彼は一生懸命考えた。限られた金額の中で。新しいフットボールの出来るスカッドを。そして、リバプールの精神をピッチの上で、示すことが出来る選手というのが条件だった。フェアで、チームの為を思いやる。それが無ければ優秀でも、獲るつもりは無かった。そんな4次元連立方程式なんて、考えてるから太ったんだ。そして、ドロを塗ったのはアンタラだよ”
僕はラファ時代からのファンだと再三言いましたが、タイトルを獲ったのも見た事、無いです。
今までは自分が変わり者だからだと考えてましたが、最近僕のような人は世界中に、決して少なくないんじゃないかと思っています。ココ3年でコマーシャルの収入が伸びたと言ってましたよね。アレは僕みたいなファンが増えたからですよ。たぶん。ラファの連れて来る選手に魅力を感じね。そして、そういういわば新人類のレッズファンの気持ちを踏みにじったんですよ。くだらないローカル=アイデンティティが。海の向こうから届かない声で、必死で応援していたね。これからの収入を支える基になるものです。僕はしばらく様子を見るつもりです。
ラファ、ありがとう。あなたの成功を心から祈ります。願わくばリベンジを果たしてください。
それが例えLFC相手でも。焦らずあなたにとってベストな選択をしてください。大好きでした。
フニクラさんもありがとう。ここのブログとみなさんのコメントが無ければ、もうファンを辞める決断してたかも知れません。長すぎるので返信短くていいですよ(笑)
YNWA
Re:無題
にわかファンさんのおっしゃるとおり、ラファは必死で考えたと思います。限られた予算の中でどうやってチームを強くし、どうやってファンの気持ちに応えるかを。下部組織をひっくるめて大きな視点で見ていたと思います。やっとそれが実を結びそうになっていたのになあ。
>リバプールの精神をピッチの上で、示すことが出来る選手
その通りですね。「リバプールのシャツを着たいと思う選手が欲しい」それはしばしば彼が口にしていた言葉でした。そしてキャプテンコレクターと言われたのも、そういうフォアザチームの気持ちを持った選手が好きだったんですよね。エゴイストはいらない、その点も一貫していました。あと、とてつもない頑固だったのは間違いないです(笑)。それは監督としては良い資質だと私は思うんですけど、上司からすれば扱いにくかったんでしょうね~。
にわかファンさんのように、タイトル獲得を一度も見たことがない、でも応援しているし好きだ!という方が世界にたくさんいらっしゃるんですよね。すばらしいことです。ボードはそういう人たちの期待に応えなければならないはずなのに、なんで真逆のことをしているんだか・・・貧すれば鈍するってやつですかね。
>ここのブログとみなさんのコメントが無ければ、もうファンを辞める決断してたかも知れません。
そう言っていただけるとほっとします!実はここのところネガティブな記事ばかりを紹介していて、まるでリバプールのネガティブキャンペーンを自分がやっているような気がして、「いいのか?」と自問自答しながらの日々でした。
無題
好きな選手や中心選手が去っても、財政難でも、ラファが指揮官なら希望を持ってシーズンを迎えれると思うほど盲目的に信頼を置いていたのに・・・
明らかにクラブの崩壊が始まっていて、今期スタート時にみんなが感じたプレミアのタイトルの可能性なんて今や皆無ですね。でも、このクラブは特別です。どれだけの時間がかかるかは分からないけど、必ず良い時期が訪れます。
バレットの『今のリバプールには、クラブのためを思う人物が大勢必要です。』という発言に強く共感を得ました。
Re:無題
その通りです!!!どんなに暗い時期があっても、絶対いつか嵐はやんで光は差す。それを何より知っているのがこのクラブであり、ファンたちですよね!その日が一刻も早くやってくることを祈って、信じて応援を続けます。
無題
ヨヴァノヴィッチは来てくれるみたいですね。来てくれるなら感謝。アルダはきてくれるのかな~。
とにかく前を向こうー。
Re:無題