「KOPを忘れない」byクラウチ

エコー紙に、クラウチがリバプールでのプレーについて語っています。
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●クラウチ（Liverpool Echo）
「僕は、リバプールがとても優れたチームの基礎を持っていることは疑いようがないと思う。おそらく彼らにはあと1人か2人、本当に良い戦力補強が2人必要だと思う。それが状況を一変させるだろう。
でも、スティーブン･ジェラード、フェルナンド･トーレス、ジェイミー･キャラガーのような選手たちがすでにいるんだから、彼らがリーグ優勝できるだけの基礎を持っていることは疑いようがないと思うよ。

僕がいた時もいいチームではあったけど、そのもう一段階を上がることが出来たとは言えなかった。リバプールが最後にリーグ優勝を果たしてからあまりにも長い時が経っているから、僕にとってはそれがちょっと後悔だね。出来ればそれがすぐに変わって欲しいと思うよ。彼らのファンはそういう成功に値する存在だ。

僕の生涯の中で最高の瞬間のいくつかは、リバプール在籍していた間に経験したよ。グディソンでのマージーサイドダービーでオープニングゴールを決めたことは本当に特別だった。あのダービーは、実際にそこでプレーしてみるまでそれがどれほど大きなものかわからないという類の試合の1つだ。
それから、僕たちがFAカップでウェスト･ハムを相手にカーディフで優勝した年の、5回戦でのマンチェスター･ユナイテッド戦の決勝ゴールもあったね。
アーセナル戦で4-1で勝った時、ハットトリックを決めたのも特別だったよ。ガラタサライ戦のシザーキックも、あれは特にKOPの目の前だったからね。

KOPのことは、僕は決して忘れないだろう。僕が初めて来た時はゴールを上げるのに四苦八苦していて、大勢の人間が僕を非難していた。でもファンは、僕に背を向けるのがたやすい時に、僕をサポートし続けてくれた。僕にとっては厳しい時だったけど、彼らのサポートがそれを切り抜ける力になったよ。彼らからネガティブなコメントを受けたことは一度としてなかったし、ウィガン戦で初ゴールを決めた瞬間は、彼らの信頼にやっと応えられたと感じた。

（アテネでのCL決勝でスタメンに入らなかったことについて）あれがおそらく、最大の痛手だった。僕のリバプールでの時間の99%は幸せだったけど、あの試合でスタメンに入らなかったことと、もっと早い時間に交代で出られなかったことは、受け止めるのが辛かった。昨シーズンのチェルシーとの準決勝で、2試合とも起用されなかったのもそうだったよ。

しかし、僕はそういう時のことをくどくどとは言いたくない。全体を見れば僕には良い思い出しかないし、リバプールでプレーするチャンスを与えてもらったことをこれからもずっと感謝するだろう。願わくはファンに僕のことを、起用された時はいつでもチームのためにベストを尽くし、彼らの顔に笑みをもたらそうと頑張った選手として覚えておいて欲しいよ。」

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クラウチは早速ポンペイでプレシーズンマッチに後半から出場、ゴールは決められませんでしたが試合は勝利しています。次は初ゴールですね！リバプールの時のように長くは待たされないでしょう。
10月に彼がアンフィールドに戻ってくる時、ファンは彼をどんな風に暖かく歓迎するか、今からとても楽しみです。それまでにどれだけのゴールを決めているでしょうか。最近のコメントでは、キャリアをポンペイで終えたいと彼はコメントしています。クラウチ、頑張れ！そして3年間本当にありがとう！