タイムズ紙より、キャラとラファのコメントです。
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●キャラガー
(タイムズ紙)「俺たちはまだカチッとはまってはいない。それは隠しようのない事実だし、俺たちがこれまでの数週間にやってきたようなプレーをしていたら、スタンダール・リエージュを破ることは極めて難しいだろう。俺たちには自分たちがやっているようなパフォーマンスをを続けるには多すぎるぐらいの優れた選手がいるんだから、それは変わると確信しているよ。
俺たちが一つのチームとしてどこに位置しているか、それを言うにはまだシーズンが早すぎる。あと何ヶ月か経って、もし俺たちが引き分けや負けをそれほどしていなければ、それが俺たちが進歩した証拠だ。
ミドルズブラ戦で俺たちが負けていたら、どんな見出しが躍っていたか俺はわかるよ・・・タイトルは終了、そう出ていただろうな。俺はそういうことがわかるだけ十分長くここでやって来たから、フットボールでは反対の結果を出すのがいかに紙一重かも知っているよ。
(
Daily Mailより、ミドルズブラ戦の逆転劇について)最後に起こったことは、俺たちがアンフィールドでこれまで何度もやってきたことだ。特にKOPサイドに向かって攻めている時にね。終了間際の10分間に何かが作用して、彼らがゴールを吸い込むんだよ。ビル・シャンクリーの時代から遡って、リバプールはそれをやって来たんだ。
(
Liverpool Daily Postより、彼のキャリアを通して5つ目のゴールがオウンゴールになったことについて)自分のゴールだと主張したいが、俺のゴールじゃなくてもそれが世界の終わりってわけじゃないからね。俺が何かゴール記録を破る可能性はほとんどないだろう?」
●ラファ(タイムズ紙)
「昨シーズンの私たちは多くの試合で良いプレーをしながら、作ったチャンスにゴールを決められませんでした。しかし今は私たちは良いプレーができていないにもかかわらず、6ポイント中6ポイントを獲得しています。ですから今よりはるかに良いプレーを始めた時には、私たちを止めるのは難しくなるでしょう。
良いプレーをしなくても勝利していれば、チームの自信は高いままにキープできます。」
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KOPの力、まさにそうかもしれません。リバプールの選手たちには、「ホーム初戦をKOPの目の前で負けてたまるか!」という強い気持ちがあったように見えました。そしてそれを現実に変えてくれたのが地元生え抜きの正副キャプテンと言うのも、なんだか出来すぎなぐらいです。
KOPの魔力と言えば、CL優勝を果たしたシーズンのオリンピアコス戦のキャプテンのゴールを思い出します。あれも吸い込まれるようなゴールでした・・・そしてその後のKOPスタンドの爆発、ファンがなだれを打ってキャプテンのそばに駆け寄ったのも忘れられません。
今シーズンはどれだけそういうゴールを見せてくれるでしょうか。忘れられない感動シーンになるでしょうが、それでも本当は、本来のパフォーマンスを取り戻して危なげなく勝ってくれるのに越したことはないんですけどね(笑)。水曜に期待します。
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